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鉄についての質問です
鋳鉄と鍛鉄についてですが 鋳鉄(FCD)の製造方法 鍛鉄(鋼鉄:S50C)の製造方法 について教えてください。鋳鉄はなんとなくわかるのですが、鍛鉄というのはそもそもなんなのかということもよくわかりません。鋳造でできた鋳鉄を叩いて出来上がるのが鍛鉄(鋼鉄)なんでしょうか?炭素の成分が少ないことはわかるのですが、結局叩くことで炭素成分を減らして製造しているんでしょうか?金属に関しては全く素人でしてよろしくお願いします。
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- arenrans
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まず鍛造と言うのは、 加熱して高温状態にした金属を大きな力でたたき変形さてることによって製品を作ることです。 鍛造は機械的性質が向上します。つまり硬くなるわけです。 製品の例を挙げると、スパナやモンキレンチなどの工具です。また日本でも日本刀のように古くから行われていて、今は包丁や鎌として、その技術が活かせています。(さらに性能を向上せれるために“焼入れ”などの熱処理されていますが・・・) S50Cですが、これはJIS規格です。Sはスチール(鋼)Cは炭素(元素記号)を表します。真ん中の50は炭素量{%}の代表値×100倍の数値です。つまり炭素量0.50%の鋼と言う意味です。 鋳造は、金属を溶かし液体にして、いろいろな方法で作った型に流し込むことで、型どうりの金属製品を作ることです。身近なもので言いますと、マンホールの蓋です。 しかし、鍛造に比べてとても炭素含有量が多くたたくとすぐに割れてしまうので工具には向きません。(硬い=もろいので) また炭素量を減らすことはまた違った作業です。 鉄の原料は鉄鉱石です。鉄鉱石は25~65%の鉄を含む鉱石です。そんな鉄鉱石から鉄を作ることが製鉄作業であります。 鉄鉱石を粉にした粉鉱と石灰石を混合し、塊にして熱結した熱結鉱とコークスを高炉に入れ高温に熱した空気を吹き込むと銑鉄(溶鉄)とスラグ(不純物)とに別れます。しかし、銑鉄は2.6~4.5%の炭素とまだまだ不純物を含んでいます。そこにさらに高圧酸素を送ることによって鋼として使用できるようにするのが製鋼であります。 わかりにくかったらゴメンなさい。誤字脱字ゴメンなさい。
補足
回答ありがとうございます。確認したいのですが、鋳造の場合流し込む金属というのは鉄なんですよね?この鉄というのは不純物を含んでいるから炭素が2%以上はいっているのを鋳鉄とよぶわけですね?また堅いともろいいうのがいまいちわからないです。FCDとS50Cでは硬いのはS50Cですよね?