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上海人の父親と日本人の母親の子供には何語で?

子供への言語教育について悩んでいます。現在の状況を説明しますと、 私が日本人で、主人が上海人、子供が10ヶ月、今は上海に住んでいます。私の下手な中国語に比べ、日本に留学経験のある主人の日本語の方がはるかに上手いので、家族3人でいるときは、日本語で話しかけ、外に出たり、主人の両親と一緒のときは中国語(標準語)でと子供が生まれたときに決めました。 ただ、現実にはそううまく行かず、家族3人でいても、少し、中国語が混ざってしまったり、主人の両親は上海語で話しかけたり、主人の両親宅に預ける際は近所のおばちゃんたちが上海語で話しかけるという状況で現在までいたりました。 そして、来月から私が仕事に戻るので、義母に面倒をお願いするつもりです。ちなみに、近所にはまったく日本人のご家族もいない環境です。 ただでさえ、日本語と中国語両方耳にするので子供の発話を心配しているのに、その上、上海語が加わるとなると心配です。義両親には標準語で話しかけるように言ってはありますが、やはり習慣的に上海語になってしまう様子です。今後、2歳からは近所のローカル幼稚園に通わせるつもりですが、その幼稚園では、英語も勉強することになります。 よくハーフの子供は器用に2ヶ国語を使い分けると言いますが、この環境ではどうでしょうか?また、今後どうしていった方がいいでしょうか?私が働きに出ると、日本語に触れる機会がかなり減ってしまうので、凄く心配です。 ちなみに、義母が子供の面倒を見ることになったら、義母の家に仕事が終わるまでの時間預けたほうがいいのか(近所には上海人のおばさん達、子供が沢山います)、義母に毎日うちまで来てもらったほうがいいのでしょうか? とにかく、どうしたらいいのか、将来日本に移り住むことになった場合も考え不安です。何かアドバイスをいただけると嬉しいです。

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  • ベストアンサー
  • pukumiki
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回答No.2

こんにちは。 私にも外国人の夫との子供がいますので、私にとっても切実な問題です。 今は日本にいますが、来年に夫の国に帰り、しばらくはそちらで暮らす予定です。 以前、夫の国で、日本人の幼児に国語や算数を教えていたことがあります。 その中には、いろいろな環境の子がいました。両親とも日本人で、駐在で来ていて、子供は日系の幼稚園や日本人学校に通っているご家庭。 また、両親が日本人でも子供は幼稚園からずっと、インターに通っているようなご家庭。そしてご質問者様のような、親の一方が日本人ではないハーフのお子さん。 日系の幼稚園からインターというパターンもありますので、ほんとうに背景や学習環境が様々です。 まず、ご質問者様のような家庭のお子さん(ハーフで日本人である奥様は働いていて普段はほとんどの時間を、 現地語を話す子守やメイドと過ごしているような)について、ごく限られた私の経験から述べます。 ある女の子(4歳)は、インターの幼稚園生。 彼女は、ひらがなは読めても「やま」や「あひる」と言った単語は読めず、 私が日常的なことを日本語で質問してもほとんど理解できない状態。 ただ、たまに私が絵本を読んであげると、とてもうれしそうに聞いてくれていました。 なので、日本語に対する拒否感はなく、ただ、日本語に接する時間が少なすぎるのではないかな、と思いました。 もうひとりの男の子(4歳)は、日系の幼稚園生。 ほぼ、日常会話は問題なく行え、教材も年齢程度のものをなんとかこなしていました。 この二人を比べると、後者の男のお子さんのほうが、いつもお母様が教室にお子さんを連れて来ていましたし、おうちでも教室の勉強の面倒を積極的に見られている様子でした。 これくらいの年齢ですと、比較的、お母様のほうの母語の習得が早いのですが、上記の女の子の場合、お母様のお仕事はだいぶ忙しいようだったので、 日常的に日本語に接する時間が非常に少なかったものと思えます。 また幼稚園に入ると、そこで使う言語の比重が高くなってきますので、日系でないと、ますます日本語の習得は難しくなってきますよね。 それからその後の問題ですが、日常会話としての日本語だけでなく、年齢が上がると学習言語としての日本語能力にも差が現れてきます。 たとえば、もうちょっと年が上がった小学3,4年くらいのハーフの子(で、日本人学校に通っていない子)になると、 ほんとにひどい子もいましたね。 漢字ができないとかだけではなく、助詞がもうめちゃくちゃなんです。 そこの国の言語には助詞がなく、そのためか、 助詞の使い方に日本語能力の差が端的に現れていた感じです。 ハーフじゃなくて、両親が日本人でも幼稚園からずっとインターに通っている子は学年があがるにつれて、 国語の成績が下がっていきます。漢字はもちろん、文脈理解、文章読解の能力などに差が出てきます。 国語(≒日本語)はその他の勉強の基礎になりますから、 もし今後日本での大学受験などを考えていたら、非常に問題になります。 そのままインターに進むのならいいですけどね。 また、前に述べたように、これらの子についてもやはり、 父親が日本人で、子供の勉強(日本語)にあまり積極的に関わっていない、とか、日本人の両親でもちょっと放任主義?という印象を受けました。 個人的には、環境(家庭-地域-学校、それぞれでどの言語を用いるか)、 そして親の支援(日常的に本を読んであげたり、日本語で話しかけたり、日本語の勉強を助けたり)、 そして本人の性格や、日本への印象(これらは学習動機に関わってきます)、が重要なのかな~と思います。 また、ひとくちにバイリンガルと言ってもどの程度のものを目指すかですよね。 中国の標準語で教育を受けさせ、日本語は日常会話程度でよしとするか。 それとも、日本語も義務教育卒業程度のものを目指すのか。 それとも大学卒業レベルまで? 二言語が同レベルに流暢なバイリンガルを均衡バイリンガルと呼びますが、 それは非常にまれな例だそうです。 先にも述べたように、日常会話能力(一般に伝達言語能力といいます)と、学習言語能力(こちらは抽象的な概念を扱う言語能力)は、また別個のもので、 学習言語能力の獲得は伝達言語能力に比べ、ずっと難しくなります。 また学習だけでなく、今後成長するにしたがって、メンタルな問題も出てきますよね。 そのとき、どの言語でお子さんをケアするか・・。親子関係にも関わってくる問題です。 今後のご質問者様のライフプラン、そして、お子様の教育をどうするか、 まずはそういった方針をご夫婦で話し合って決めることが必要ではないでしょうか? もちろんそれらは今後、お子さんの性格や興味・嗜好、能力に合わせて柔軟に変えていくことも必要ですが、 方針を立てることによってまず今はどのような教育環境を整えたらいいか、ということが自ずと決まるはずです。 それらについては私も専門ではないですので、バイリンガル教育といったキーワードで検索すれば、きっと参考になるサイトや経験者のブログが見つかると思います。 ひとつだけ参考URLを挙げておきますね。 私もまだ勉強中です。 お互いにがんばりましょう^^

参考URL:
http://www.mhb.jp/
maimai35
質問者

お礼

経験からのご回答ありがとうございます!本当に参考になります。家庭で日本語を話していれば、日常会話程度は問題ないと思っていましたがそうでもなさそうですね…。もしかしたら、外でも義両親と一緒のときでも、私は日本語で話しかけたほうがいいのかもと思いました。それから、ローカルの幼稚園に通わせながら日本語も習得するというのも難しそうですね。pukumikiさんを見習って私も、もっと研究してみたいと思います。どうも、為になる回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • pukumiki
  • ベストアンサー率42% (12/28)
回答No.3

すみません、#2です。 女の子(4歳)の例ですが、単語が読めないのではなく、言えない、でした。 具体的には絵を見せて、それがなんだか言ってもらうのですが、 それが言えない状態、でした。 4歳だと日本語ネイティブでも読めない子もいますよね^^; ちなみにこの子はひらがなを読むのでも、読めたり読めなかったり、と言うかんじでした。 いたずらに回答数を増やしてしまって申し訳ありません。 まずはお詫びまで・・・。

  • genki-mama
  • ベストアンサー率26% (334/1267)
回答No.1

 外国での子育て、お気持ちよくわかります。 まず、子どもは母親(最も身近な世話人という意味で)の言語を習得します。次に育った国の言葉を覚えます。いくら家庭で日本語を使っていても、住んでいる国の言語が段々強くなってくるのが普通です。家庭内での日本語はやはり日常会話に限られてくるので、敬語や丁寧語なども使えなくなります。どうしても弱ります。習得&維持させるには、相当の熱意と努力が必要になりますよ。 外国で暮らしつつ、日本人を造るのは本当に難しいですが、子どもの将来を見据え、より良い未来を歩めますように。下記が参考になると思いますよ。

参考URL:
http://www.kodomonoie.com/japanese.html
maimai35
質問者

お礼

参考サイトを含めありがとうございます!そうですよね、外国に住んでいながら日本語を習得するのは本当に大変ですよね、私自身もここ最近単語を忘れかけていて…。子供の将来のためにも、今私達親がしっかり考えないといけませんね。教えていただいたサイトも見ながら考えて見ます。