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スパイラルタップ

わたしは今まで、タップ(ねじ切り)といえば3本組で行っていましたが、友人が時代遅れだといいます。(-_-;) スパイラルタップは、1本で3本分の働きをするのでしょうか? 3本組み方式とスパイラルタップ使用の優劣についてご回答ください。  注 アマチュアレベルの工作です。

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  • P9000581
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回答No.6

電動ドリルやドライバに対して、 過大な期待を抱かれてしまったようで申し訳ありません。 大したことではないんです。 電動ドライバや、 電動ドリル(所謂、ハンドボール)は、 正逆転可能で、調速機能(可変速)があり、 さらには締め付けトルクの リミットクラッチがありますよね。 これらを有効に使います。 垂直に立てることに集中できるので、 思ったより効果があると感じています。 特にたくさん一度に立てる時は・・・・・。 当然、行き止まりの穴には、 使いませんねぇ。 上手くセッティングすればいけるでしょうが、 ちょっと怖いです。 卓上ボール盤は、 仰せのとおり、垂直を出したい厚物(10ミリ以上くらい?) にはとても便利です。 しかし、通常はさすがに電気では廻さずに、 タップをチャックした上で、手で廻しています。 友人のところには、 「電動ドリル用のリミットクラッチ」アダプタ、 つまり、電動ドリルを電動ドライバに変身するアダプタがあるので、 正逆転可能なボール盤に咥えれば、 簡易的な単軸タッパーになります。 また、手で廻すにしても、 直径15cmくらいの、円形ハンドルを、 少々加工して一緒に咥えられるようにしてある (チャックの根元に共締めする)ので、 タップハンドルで恐る恐る廻すより、 確実に垂直が出ます。 電源は必ず抜いておきましょうね。 作業が早くなるので、 樹脂に一度にたくさん立てたりすると、 タップが相当熱を持ちます。 材料が溶けますし、 余計に粘って酷い目に遭います。 刃物も傷みます。 卓上ボールでは、 リターンスプリングが強すぎると、 タップが浅く掛かった際に、 抜き方向の強さが強すぎ、むしってしまうので、 スプリングを調整するか、 送りレバーに、自転車の荷台から、 ゴムひもを借りてきて、 ちょっと引っ張っておくと良い感じです。 みんな所詮素人の不精の賜物の技術なので、 本当の金属加工屋さんが聞いたら呆れる話でしょうが、 仕事が試作屋なので、 自分でどうしてもやらねばならない時や 自宅で趣味でやる際はこんなものです。 (^o^)丿 おなじみのフレーズですが、 自己責任でお願いいたします。 工具の正常な使用方法とは、 色々な意味で外れている部分が多いと思います。 参考にして自分なりに改良されることを望みます。 怪我をしないようにしましょうね。

candle2007
質問者

お礼

納得しました。 何だか、わたしが置かれている環境と同じように思えます。 有難うございました。

candle2007
質問者

補足

後先になりましたが・・・ >直径15cmくらいの、円形ハンドルを、少々加工して一緒に咥えられるようにしてある これはとても良いアイデアと思います。 わたしのところには、大型のボール盤と卓上型の小型のボール盤があるので、後者のほうにこのハンドルを取り付けようと思っています。 素敵なアイデアを有難うございました。 いつも思うのですが、このサイトの回答はこういうものでありたいと思います。

その他の回答 (5)

  • P9000581
  • ベストアンサー率34% (152/447)
回答No.5

カス取りの、往復運動(正逆回転の繰り返し)は、 スパイラルを上手く使った場合、 不要になります。 従って、数ミリくらいまでの快削性のある材料の場合、 テーパが付いたスパイラルならば、 ハンドルをつけて廻せば一気にいけます。 慣れてくれば、電動ドライバやドリルなどでもいけます。 さらに、逆転をしないことにより、 逆転の際に生じるムシレやカジリの、 悪影響を回避できます。 アマチュアの工作には、高い分、楽が出来ます。 逆に、アマチュアにはあまり関係ないとは思いますが、   a 粘りのある材料   b 数十ミリの厚板   c 底がある穴 の場合、   d テーパがついているか否か   e 先タップから順に穴を広げていくか否か   f 底まで完全にネジを切る必要があるか否か   g スパイラルなどカスの排泄が容易か否か などにより、 仕上げ・作業性で優劣があります。 abについて、deは重要ですし、 cについてdは仕上げ、 fgは作業の容易さで影響します。 何れにしても、アマチュアを対象にした場合、 鉄・アルミ・真鍮・銅・ステンレスなどの 薄板を加工対象にした場合、 スパイラルのテーパ付きタップは、 充分に高いだけの威力を発揮するでしょう。 逆に、銅のちょっと厚めの板や棒、 それと強引に樹脂に深いタップを立てる場合などは、 組タップを巧みに使った方が上手くいきます。 時代遅れ、は、言い過ぎですが 使ったことも無いのも、ちょっと残念と言ったところか・・・・・。

candle2007
質問者

補足

最高のご回答です。 わたしの場合、銅もありますし深い樹脂もあります。 適材適所ということですね。 ひとつお尋ねですが・・・ 電ドリが使えるというのは魅力です。 電ドリでやれるとは思ってもいませんでした。 回転数はどれくらいに設定するのでしょうか? 一気にタップを切るのでしょうか? 行き止まりの場合、衝突でタップが折れないでしょうか? 何かコツがありましたら是非・・・ ボール盤があるので垂直出しは容易です。 是非やってみたいと思っています。 ご回答よろしくお願いいたします。

  • jl005
  • ベストアンサー率30% (74/243)
回答No.4

スパイラルタップを取り合えず使って見て下さい、タップ切りが楽ですよ。 アマチュアレベルの工作なら、作業が1回で済むスパイラルタップを勧めます。

candle2007
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.3

手でネジを切るのが、ハンドタップ。 機械で切るのが、ポイントタップやスパライルタップです。 ハンドタップの3本組みは、上、中、下と分かれていますが、上は1.5山(ピッチに対してM6ならば、ピッチ1なので1.5mm)の食いつきがあります(不完全ネジ部となります)中で3山、下で4.5山です。当然、食いつきが長い方が穴になじみやすいので手で切るには、垂直に近く切れます。 スパライラルタップなど機械用は、2.5山の設定です。下穴が十分深い場合や、貫通穴などには大変有効で切りくずが穴の奥へ吐き出すタイプ(逆テーパーとなってます、止まり穴には使えません)や、手前に吐き出すタイプなどがあります。深い穴だと切りくずが繋がって出てくるため、この処理に量産などでは苦労するので、ステップタッピングをしたりします(1mmぐらい逆回転してまた切っていく、切りくずが切れます) 被削材としては、柔らかい材質(軟鉄、アルミ、ステンなど)向きです。 逆にダイキャストアルミ、鋳鉄などはハンドタップで切ります。スパライラルだとネジが大きくなる不具合が発生するからです。 結論としては、手で切る場合はハンドタップ、工作機械で切る場合はスパイラルタップと用途を区別されるのが普通です。

candle2007
質問者

補足

詳しいご解説有難うございます。 手作業でスパイラルタップは不可でしょうか? 下穴が十分深くても垂直性維持は困難でしょうか?

  • DIY-suki
  • ベストアンサー率30% (179/596)
回答No.2

スパイラルタップは貫通していない止まり穴用のタップです。 なので切カスは手前に出てきます。 貫通穴の場合はポイントタップのほうが良いです。 この場合は切カスは前に出ます。 ハンドタップと違い切カスの排出性に優れ、切削トルクが低くなります。 厚板などを手でタップたてするのであれば ハンドタップで徐々に立てるのでしょうが 薄物であればポイントタップ(ガンタップ)で一回で済みます。

candle2007
質問者

補足

そうですね。 写真を見てもそういう構造になっていますね。 よくわかりました。

noname#60215
noname#60215
回答No.1

その友人は、比較的軟らかい金属に、つき抜け穴のねじ切りしかしていないのではないでしょうか。  スパイラルタップ一本では、中タップだけのはたらきしかしませんから 加工硬化を起こしやすいステンレスや、刃先にねばりつく銅などの ねじ切りがやりにくい金属が相手の場合は、先タップが必要でしょう。  行き止まり穴の突き当たりまでネジを切るには、先端のテーパー部を削り落としたスパイラルタップがもう一本必要です。

candle2007
質問者

補足

丁寧なご回答有難うございました。 「比較的軟らかい金属に、つき抜け穴のねじ切り」だけであれば、スパイラルタップのほうがだんぜん作業効率がよい(仕事が速い)と考えてよいでしょうか?

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