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台風の中心気圧と風速は・・・
いつも台風の中心気圧と最大風速が気象情報で一時間毎に放送されます。これらの情報(海上の時)はどの様に計測された情報なのでしょうか? 常時台風の中心に観測船がいるとも思えませんが??? それとも航空機で計測しているのでしょうか?
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台風が遠方海上にあるときは、たしかに直接観測するのは困難です。台風はたしかに地上付近では風をその中心に向かって吸い込む形になっていますが、上空でははき出しています。またアイウォールと呼ばれる雲のの外側にも複雑な気流が存在しますので、航空機で近づくのはとても危険です。 下記サイトにあるように気象観測におけるリモートセンシングの技術は長足の進歩を遂げています。私が小さい頃は台風の位置や進路予測をを誤ったりしたことが、希にですがありました。 最近そういうことがないのは、危険をおかして収集した実地のデータと衛星などからリモートセンシングによって得たデータの比較検討を行ったパターンのデータベースの蓄積があり、衛星からのデータがあれば、ある程度の正確さをもって推定できるからです。たとえば衛星から観測した雲のパターンの時間的変化と、実地に台風の中で観測したデータを比較したデータの蓄積があれば、推定は可能になります。 また頻繁に台風が通過する離島には、気象観測網が緻密に整備されており、実地のデータを収集しやすくなっています。遠方にあるときの台風の最低気圧などのデータは末尾の数字が5ステップのことが多いようですが、近海に近づくと正確になるのはこのためかと思います。 http://www.kcg.ac.jp/acm/a1068.html http://homepage1.nifty.com/weather/yoho-note/yoho11.html
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- bhoji
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昔は米軍の飛行機が台風に突入して計測していたですが、最近はどのようにしているのか知りませんでしたが 過去のデータの蓄積で判るそうです。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
正確な情報をありがとうございます。 なるほど、リモートセンシングですか。地上付近の雲の動きを正確に観測できれば風速は計算できますネ。気圧は過去のデータと比較類推ですネ。いろいろ勉強になりました。