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リピータHUBの段数制限について

リピータHUBについて、よくカスケード接続の際には10BASE-Tならば4段まで、100BASE-Tならば2段までとの記述を見ます。 私の認識では、この制限はコリジョンドメインの拡大に起因すると理解しているのですが、だとすると、10BASE-Tの方が100BASE-Tよりも多くのカスケード接続が可能となるのは何故なのでしょうか?10BASE-Tよりも100BASE-Tの方が速度の違いの分、単位時間当たりのコリジョンの数が少ない気がするのですが。。。 何か特別な理由があるのか、私の認識が間違えているのか、教えて頂ければ幸いです。

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  • koonell
  • ベストアンサー率63% (53/83)
回答No.1

素人なので、ぜんぜん違うのかもしれませんが・・・ コリジョン検出を、どれくらいの感覚で検出しなければいけないかが理由だったと思います。 ethernetのフレームサイズは最小で64byteでこれを送り終わるまでの間にコリジョンを検出しなければなりません。 64byte(512bit)のフレームを送信するのにかかる時間は 10Mbpsだと 512(bit)/10000000(10Mbit)=52.1 100Mbpsだと 512(bit)/100000000(10Mbit)=5.21 です。 100Mは10Mの10分の1の時間でコリジョンを検出しなければなりません。 従って、100Mbpsのほうが電気信号を送ることができる距離が短くなります。(10Mでも100Mでも、電気信号の速度はかわらないと思います。) かつ、リピーターハブを電気信号が通過するときにも遅延が発生します。 従って、使えるリピーターハブも、100Mの方が10Mよりも少なくなります。 その辺が理由で10BASE-Tならば4段まで、100BASE-Tならば2段までとなっていると勉強した気がします。

noname#70621
質問者

お礼

丁寧な説明ありがとうございました。 よく理解することができました! 前から気になっていた事項がやっと解決できたので嬉しいです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Toshi0230
  • ベストアンサー率51% (836/1635)
回答No.2

No.1の方がほとんど完璧に回答されているのであまり書くこともないのですが、補足すると100Base-TXのカスケードには以下のような制限があります。 ・2段階カスケードできるのはClass-2のハブを利用したとき。Class-1のハブの時は1段まで。 ・ハブ間のケーブル長は5m以下 厳密に言えば、端末間の最大長さが205m以下になればいいはずなのですが、大抵このように説明されます。  おそらく、事故を防ぐためでしょうね。 スイッチングハブを使えばこれらの制限は無くなります(コリジョンドメインが分割されるので)。もっとも、最近は100Base-TX対応のリピータハブを探す方が難しいですが。

noname#70621
質問者

お礼

補足ありがとうございます☆ 勉強になります。

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