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列車番号と行先表示について
A駅→B駅→C駅の区間において、結果的にA駅からB駅を経由してC駅へまで運転される列車に次のように数種類のパターンが存在するのはどのような理由があるのでしょうか? ・A駅→(000M)→B駅→(000M)→C駅(A駅の時点でC行き) ・A駅→(000M)→B駅→(111M)→C駅(A駅ではB行き、B駅でC行きとなる) ・A駅→(000M)→B駅→(111M)→C駅(A駅の時点でC行きだが、列車番号がB駅から変わる) 簡単に思いつくだけで3通りありますが、どうしてなのでしょう? ちなみに在来線普通列車(JR)についてです。
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kuni-chanさん補足ありがとうございます。 #3の前者の回答通りです。 大曲-秋田間は「標準軌(1435mm)」と「狭軌(1067mm)」が並列しており、標準軌のホームがあるのは、秋田駅(新幹線ホームのみ)と大曲駅(田沢湖線専用1つ、新幹線用2線)だけです。(神宮寺・刈和野の各駅に関しては、三線軌になっておりますが、標準軌の副線扱い(下り本線)になっているため、理論上は、ホームか無いのと同じです。) 全国花火競技大会や田沢湖線でのイベントで秋田への快速運転をするときのみ活用されますが、基本は車両基地が秋田市(管理駅は秋田)にあるため、どうしても運行管理上無理があるのです。 >羽前千歳~山形間は山形線(奥羽本線)ですが直通で運転しています。 仙山線は元々から、仙台~山形間を輸送するための路線があり、羽前千歳~山形の間は、山形駅に車両基地があるためと左沢線のイベント気動車のために片方だけ残してあるのです。 あとは、質問の最後の事例ですと、 青森-奥羽本線・普通→秋田-羽越本線・普通→酒田 というパターンもあります。 もし、これが2時間以上遅れた場合、代行の列車を出さなければなりません。さらに、時刻表に「直通運転の記号(-↓鍵方矢印)」が用いられれば、「この列車はそのまま酒田駅まで行く」ということがわかり、その列車は、途中で「区間運休」という処置をしなければならないことになります。 以前、和田駅で青森方面から来た客が秋田行きの電車に乗り、寝過ごして、和田駅まで...ということがありました。 話を盗んで聞いていたら、『「秋田どまりだ」と聞いて、安心して寝た。』とのこと。 しかし、その列車は運行上直通運転して、新庄行きだったということが分かり、引き換えしたという事例があります。 時刻表では「直通運転」の記号が無くても、何かあったときのために出版社向けに公表していないケースがあります。 古い時刻表を鉄道専門店(1000円~10000円)で購入し、現在の時刻表と比較しながら見るのも、楽しいと思います。 たとえば、 仙台-仙山線・山形・新庄・陸羽西線経由急行「月山」-酒田-普通(別列車番号)→吹浦 とか、 ・羽後境-普通(休日運休)→秋田→土崎・男鹿(別々の列車番号) ・道川-羽越線・普通(別の列車番号)→秋田(停車時間30分くらい)-1127D→男鹿 羽越線の駅では「男鹿行き」と表示。
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- kuni-chan
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No.1さんへの補足で、 >秋田~大曲間で回送扱いとするより、秋田まで直通で運転したほうが効率が良いかと… とありますが、大曲-秋田間は設備の都合で標準軌の車両を各駅停車には使用できなかったと思います。途中駅を通過すれば運転可能です。 記憶違いでなければ。 No.2さんへの補足で、 >東北本線で、 >1)松島→574M→仙台→574M→福島(福島行き) >2)松島→1560M→仙台(仙台行き→福島行き) > →仙台→584M→福島 とありますが、1)の場合は仙台の停車時間は短いですが、2)は停車時間が長く、次の仙台行きからも乗換が可能です。最初から福島行きにしますと各駅停車に各駅停車が追いつく形になりますので、それを避けたのではないでしょうか。
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回答ありがとうございました。 そう言う理由があったんですね…
- townser
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概ね#1さんの書いている通りです。 ・運行線路が重複しているから ・もともと別の列車で運用していたから その他には、 ・前途については臨時列車扱いとなっている ・途中で切り離されて運行する列車である というのもあります。 関西圏だと湖西線や北陸線を直通する新快速によく見られます。 たとえば網干を6:23に発車する新快速湖西線経由敦賀行きは 網干~京都 3410M 京都~近江今津 3800M 近江今津~敦賀 3890M と言う具合に列車番号が3回変わります。 まあだいたいが運行システム上での都合によるものです。
お礼
回答ありがとうございます。 東北本線で、 1)松島→574M→仙台→574M→福島(福島行き) 2)松島→1560M→仙台(仙台行き→福島行き) →仙台→584M→福島 という2通りがあって、利用者としては不便かなぁ~と思って質問しました。
- goodpro
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普通列車も、特急も共通です。 ・A駅→(000M)→B駅→(111M)→C駅(A駅の時点でC行きだが、列車番号がB駅から変わる) たとえば、特急「(大阪)白鳥」(青森~大阪)を例にすれば、 新潟駅に乗り入れる路線として、「白新線」と「信越本線」、「越後線」があります。白鳥は、前者の2つの路線に乗り入れています。 ただ、此の2つの路線は「上沼垂」という信号場があり、上沼垂~新潟間が重複するので、システム上同じ列車番号を使えないために、切り替える(5012M→5002M)というパターンです。 あとは、新幹線なら「こまち」「つばさ」が例です。 他路線から直通運転する場合に用いられる場合です。「在来線はM、新幹線はB」を使用し、同じ共通番号を持ち、途中駅から併合運転をして、目的地まで行く。 ・A駅→(000M)→B駅→(111M)→C駅(A駅ではB行き、B駅でC行きとなる) もともとは、別々の列車で運転されていたものを、間合い運用の関係で1本化したものと考えられます。 あとは、どちらかの区間が曜日や運転計画などによって、どちらか一方のみの運転をする場合もこのようにとる場合があります。(例:秋田-回送-大曲-田沢湖線普通-盛岡、理由:大曲駅に車庫がないためと、普通列車の全ての管理が秋田駅にあるから) あと、昔は、A駅→B駅(後述列車と併結)→C駅(分割)→D駅とE駅→B駅(前者列車と併結)→C駅(分割)→F駅という組み合わせも存在しました。
お礼
詳細な回答ありがとうございます。 >秋田-回送-大曲-田沢湖線普通-盛岡 という運用をするのであれば、仙山線のように直通運転を… 羽前千歳~山形間は山形線(奥羽本線)ですが直通で運転しています。 であれば、秋田~大曲間で回送扱いとするより、秋田まで直通で運転したほうが効率が良いかと…
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 気仙沼線を走る快速南三陸仕業に最近まで入っていた気動車はとても入り組んだ運用をしていたのでそれを初めて知った時には驚きました。 でも、間合い運用で東北線(仙台~小牛田)でキハ28アコモ車による普通列車に乗れたことがファンとしては嬉しかったです。 アスベスト問題でキハ58系の急速な廃車が進み寂しい限りです。