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各建築工法の長所・短所等・・・

新築を計画しようとしています。 木造(従来・2×4)、鉄骨(軽量・重量)、コンクリート造などの大手ハウスメーカーを見て回り、大体自分なりに長所・短所は理解してきたつもりです。 個人的には木造従来工法が好みではありますが、柱を少なく広い空間が作れる鉄骨系にも惹かれています。 どの工法も一長一短ありますので、「これだ!」という決め手がなく、選定しかねています。 お伺いしたいのは、各工法で建てられた諸先輩方の、「コンクリートで建てて○○が良かった(悪かった)」「鉄骨で建てたけど、○○という理由でやっぱり木造が良かった」等、建ててみて良かったと思う点や、悪かった(後悔している)といった事があれば、是非参考に教えていただきたいのです。 よろしくお願いします。

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  • polaris-t
  • ベストアンサー率41% (12/29)
回答No.20

下のNo.19の続きです。 鉄骨系の工法が高断熱高気密に向かないのは、鉄が熱を伝えやすい素材なので、充填断熱(内断熱)では高断熱にならず、外張り断熱(外断熱)にしなければなりません。今、Dハウスが頻りにコマーシャルしていますね。 その、Dハウスに代表される軽量鉄骨のプレハブ住宅は、大手が大量生産する工法なので、気密に問題があります。実は気密工事というのは非常に難しく、高度な技術とノウハウが必要です。気密工事は一棟一棟、丁寧に丹念に工事しなければならず、安い金額で請負っている大手の下請け工務店が、丁寧に丹念な工事はできませんし、技術もノウハウも持っていないはずです。 また、鉄骨系でもHハウスに代表される重量鉄骨造の場合、地震の際構造体がシナリます。(弱いという意味ではありません) そのため、気密層が破れてしまいます。また、最大手の中でHハウスだけ北海道で営業していないコトからも高断熱高気密に向いていないコトがうかがえます。 また、免震についてですが、高断熱高気密住宅では採用できません。ちなみに免震システムは500万円ぐらいします。 制震の方は剛性の強い建物には設置しても意味がありません。ですから、ツーバイフォー工法には向きません。しかし、最近は在来工法も剛性が高くなってきているので、どうでしょうか?ちなみに制震システムの費用は100万円ぐらいします。 長々と書いてしまいましたが、ご参考になれば幸いです。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 #19、#20のご回答はともに非常に解りやすいご説明で、またご紹介いただきましたHPも拝見いたしましたが、こちらも解りやすく、とても参考になりました。 漠然と「そろそろ家を考えよう」というところから始まり、まだ検討を始めた段階です。全くのド素人で、工法などは全く知識が無く、木で造るか、鉄で造るか、といった素材を選ぶだけで、構造はどれも変わらないと思っていた位です。 各メーカーの展示場などで色々と質問したり、色々なHPを見たり、本を読んだりなどで勉強するうちに、やっと段々解ってきたといったところでしょうか。 そんなところから入ったので、何を優先するのかと言う考え方も、最近までありませんでした。 私の最優先は何かと考えると、今は地震に対する安心感です。 阪神大震災で親や親戚をなくしています。私も当時は神戸にいて、倒れてきた家財道具で大けがをしました。今でも地震が来ると、それが小さいものでも非常に怖いです。 仕事などの理由もあって神戸を離れ、今は東海地方に住んでいます。ここを永住の地として選ぶことになりましたが、東南海地震で大きな被害が予想される地域でもあります。 もう家族を亡くすのは耐えられませんので、やっぱり最優先はそこになります。家が大震災に耐えられる事は絶対条件ですが、出来れば免震・制震も取り入れたいと考えています。 震災の後の家の中は、家財道具が飛散し、とても生活できる状況ではありません。それによって家族が怪我をしてしまう可能性も考えられるため、家の中の家族や財産を守る事が出来るのなら、100~500万という金額は、私にとって高いものではありません。 長くなりましたが、地震に対する安心感を最優先とし、免震・制震を採用するとなると、自ずと工法は絞られてきますね・・・。 もう少し勉強しながら悩んでみます・・・。 ありがとうございました。

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その他の回答 (19)

  • yphkz4063
  • ベストアンサー率23% (34/144)
回答No.9

まったく個人的な感想です。 うちはRC、鉄骨、木造それぞれに住んだことがあります。 RCはコモル感じが、なじめません。 欠点を空調でカバーするのも、なじめません。 鉄骨はラーメン構造の鉄骨でした。 鉄骨は長年すんでいると、熱しやすく冷めやすいことがわかります。 先にお答えになっているお方もおっしゃっているように、鉄骨の骨組みが露出しているわけでもないのに、住人の体にジワジワと影響してきます。 今は、一部の構造材を除き、突板も集成材も使ってない木造の家に住んでいます。 体に優しいです。 ホンモノに囲まれている感じです。 大変満足です。 次に住み替える機会があっても木造にします。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >鉄骨の骨組みが露出しているわけでもないのに・・・ この掲示板以外にも、職場などの周りにいる新築経験者に話を聞いていますが、こういうお答えをされる方が結構います。 最初は信じられませんでしたが、やはりこういう事もあるんだなぁと思いました。 >RC、鉄骨、木造それぞれに住んだことが・・・ これが出来れば気に入ったものを選べるのですが、なかなか難しいですね。しかし、その結果木造にされ、満足されているとのお答えはとても羨ましく思います。 私も参考にさせていただき、どの工法を選んでも結果的に「満足だ」といえるものを選びたいです。 ありがとうございました。

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  • reglus
  • ベストアンサー率41% (149/356)
回答No.8

設備設計してる者です。かつて工務店にいました。 工法自体については色々あるかと思いますが、実際に施工する場合について少々考えてみてください。 木造軸組工法の事を日本では在来工法と呼びます。もともと日本の家は木造軸組から始まったという事でもあり、現在でも普通に家を作ったら木造軸組で作られる事が多い、という事でもあります。 在来工法はポピュラーな工法であるとともに完成された技術でして、完成度の高いものでもあります。全体的な完成度は大工の腕によって決まるわけですが、大工自身も在来工法についての勉強度が高いと言えます。 他の工法は、工法自体の良さが色々あるわけですが、在来工法ほど技術的な完成度は高くありません。家は職人が作るわけで、職人の技術錬度が完成度に影響してくるものだからです。 一般的な工務店を見ても、パネルフレーム工法の方がウチは完成度高いよ、とか、RCの方が得意ですよ、というところはかなり少数になっています。工務店自身、発注の多い在来工法での職人(大工)を自社で抱えるところは多いのですが、鉄骨やRCの場合は下請けに丸投げする事もあります。 ということで、安心できるお買い物、という点ではまだまだ、在来工法に歩があるのが現状だと私は認識しています。 新技術は様々で、建築業界では10~20年は経たないと信用されないものでもあります。2x4も、出た当時は鳴り物入りでしたが、当時建てられた方がリフォームする時期となったときに、まともなリフォームがまったく出来ないなどの不満を持つようになり、2x4よりもっと良い工法がないかと模索されるなどしました。 このような観点からも考察されるのはいかがですか?

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 色々ハウスメーカーを回っている中で、木造在来工法を採用しているメーカーの営業さんに同じようなお話を伺い、なるほど・・・と思っていました。 確かに、完成度の高さで考えれば在来工法だというのは、古くから多くの建築事例があり、その中で改良を加えられながら今でも一番多い建築方法だというところからも納得できます。(当然、職人さんの腕次第ではありますが) また、2×4に関しても、親戚が約30年ほど前に建てた家を、家族状況の変化に伴い、リフォーム及び増築したいと思い、色々な業者をあたったのですが、無理だと言われ、結局建て直さなければならなくなってしまったらしいので、その人からは「2×4はやめておけ」という意見を言われました。(弊宅の場合は、増築は土地の関係でまず不可能ですが) 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。

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  • pont-nufu
  • ベストアンサー率22% (63/279)
回答No.7

#6さんへ(質問者さんすみません) >器具付けは相手がコンクリートなので、ちょっとネジ止めと言う訳に行きません。釘打ちなど絶対出来ません。 確かに追加配線は大変ですね。 基本的には内壁は石膏ボードか化粧板なので、ネジ止めはRCでも鉄骨でも木造でも同じだと思います。 軽いものなら石膏ボード用フック、重いものなら石膏ボード用アンカー 拙宅はコンクリートの内側はEPS断熱+木の桟が等間隔に入っているので、内壁以外の場所でも釘やネジが打てます。 要は設計次第でしょうか?

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  • hroronD
  • ベストアンサー率34% (632/1827)
回答No.6

 某ハウスメーカーのコンクリート住宅に住んでいます。  駄目な点は、屋上の防水処理の仕方で雨漏りします(うちは雨漏りしました)。後々壁の貫通工事が必要な時、穴あけが大変で、ちょっと配線追加とか言う訳にいきません。器具付けは相手がコンクリートなので、ちょっとネジ止めと言う訳に行きません。釘打ちなど絶対出来ません。木造部分が弱く、なにかぶら下げたりするとゆがみます。  良い点は、気密がしっかりしている為、暖房効率等が良いです。火災保険が安いです。丈夫です。同じ築年数の木造より、劣化した感じがありません。  私は仕事がら、2×4や在来工法等も立て方を見ていますが、結局は一長一短です。社内検査やアフター体制、後々のリフォームまで視野に入れた方が良いのでは? 工法よりも、親切丁寧な建築工事店を見つける事が大事だと思います。また、営業で他と比較(他社をけなすような)して営業する様な所は良くないですね。自社製品に自信があれば、比較する必要はありませんから。どんなに良い工法でも、工事が雑なら結局不満が残ります。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 コンクリートは先の方のご回答にもありましたが、耐用年数や強度、火災保険のこと等を考えると魅力的です。 ただ、長く住む間には、仰るように後から配線を追加する必要が出たり、何かを壁付けしたかったり、リフォームの必要が出たりなど、設計の際には解らなかった事が色々あると思いますので、その辺を考えると、コンクリートは若干心配でもあります。 私も色々(大手ばかりですが)見てきましたが、競合他社と比較ばかりする営業さんがいましたね。最終的には、「あそこはダメだ」とまで。。。営業さん次第なのでしょうが、他社の悪いところばかりを並べていて、結局自社の良いところは何一つ解らなかったです。 非常に気分が悪かったので、頼むことはないと思います。 >社内検査やアフター体制・・・ 仰るとおりです。ただ、どこの会社も当然「うちはきちんとやっています」としか言いませんので、見極めが難しいですが・・・。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。

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  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.5

構造を決めてハウスメーカーを決めようとすれば迷うのは当然です。木造のハウスメーカーに決めて鉄骨の建物はまず出来ません。 全ての工法に一長一短はありますから、いくら人の意見を聞いてもお宅の参考にはなりません。 最初に建築家を探しましょう、それで予算から地域性、お望みの間取りや空間、仕上げなどを述べて、総合的に判断をしてプランニングして、鉄骨造でなければ出来ない場合は鉄骨で木造でも可能なら木造でと専門的な判断をして提案してくれますから、それを見て判断するのが一番間違いが無いとおもいます。 建築家はどんな構造でも設計してくれますし、詳細の図面を作ってもらって何社かの工務店で見積を比較すれば案外安く出来上がるかもしれません。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 当然、どの工法にも一長一短あり、どれが正しく、どれが間違っているという答えがないものであり、ここでのご意見だけで決めようとしているものではありません。 仰るように、地域性の違いもあれば、予算、プランによる差もあるので、ここでご回答頂いたお答えが100%参考になるものではないとは思っていますが、やはりここは大きな買い物ですので、先輩方の後悔や失敗談もお聞きしたいと思い、質問させていただきました。 建築家にしてもハウスメーカーにしても、最終的にどの工法に決めるのかは自分なので、技術的な長所・短所は別として、実際に住んでみたときの感じ方や、長年住んでリフォームの時期を迎えたときに、思うように出来なくて困った等々、実際に体験した方でないと解らないお話しをお聞きし、そう言う意見もあると認識した上で決めたいと思っています。(設計段階で織り込んでおけば解消されるものもあると思いますので) これまでのところ、建築家の路線は考えていませんでしたが、その線も含めて検討させていただきます。 ありがとうございました。

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  • pont-nufu
  • ベストアンサー率22% (63/279)
回答No.4

#3、追加です。 火災に対しても最も強いと思います。

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  • pont-nufu
  • ベストアンサー率22% (63/279)
回答No.3

RC高気密高断熱に住んでいます。 家の強度、防音、構造的な高気密(劣化しない)、法定耐用年数が長い、メンテナンス等(外壁タイル)を考慮して壁式RCを選択しました。 約40坪で7KWの蓄熱暖房機1台で24時間全館暖房しています。(昼間と就寝中は温度を下げ、それ以外は22℃設定。) よって、トイレも風呂も寒くありません(冬の風呂上りは寒い) 一般にマンションは寒く感じる人がいますが、それはコンクリートのせいではなく、ボンド工法といって断熱していない場所が生じるためです。 構造材の違いは確かにありますが、工法や気密断熱方法によっても 大きく異なります。 拙宅も中に入ってからも、RCといわれるまで気づく人はいません。 好みはありますが、一般的にコンクリートや鉄骨が露出していることはありません。 無垢材を使うこともできますし、木の香りが漂うRC住宅も建築可能です。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、耐用年数や強度、火災保険のこと等を考えると、RCは魅力的です。 >木の香りが漂うRC住宅も建築可能・・・ これは魅力的ですね。参考にさせていただきます。 ありがとうございました。

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  • butayaro
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.2

昔、古い木造に住んでいましたが、老朽化もあり、新築分譲マンションに住み替えました。 数年間マンションで暮らしましたが、私はどうもコンクリートの冷たさを感じてしまい、落ち着きませんでした。 その冷たさというのは、勿論コンクリートは内装材に覆われていますので、実際にさわって冷たいという訳ではなく、体感的な雰囲気です。 その後、また木造を新築して住んでいますが、非常に快適です。 古い旅館に入ったときと、古びたビルに入ったとき、感じ方が違うと思いませんか?違いがない人でしたら良いのでしょうが、私はビルに入ると、なんだかひんやりした感じがします。それが住んでいる間、ずっと気になってしまい、私は耐えられませんでした。 今住んでいる木造の家も、石膏ボード等の内装材に覆われていますが、それでも、やっぱり木のぬくもりを感じ、良かったと思っています。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >古い旅館に入ったときと、古びたビルに入ったとき・・・ 非常によくわかります。確かに、ビルに入ったとき、ひんやりとした感覚があります。 butayaroさんのように、数年で住み替えできれば良いのですが、なかなかそんなことも出来ませんので、このようなご意見を聞けて、とても嬉しく思います。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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  • com44
  • ベストアンサー率14% (10/71)
回答No.1

望んだ答えではない一般論です。お調べのとおり、各工法プラスマイナスがありますし、各家庭の住まい方、また住む地域によっても、プラスがマイナスにマイナスがプラスになったりもします。書店や図書館に行けば、各種工法についての自慢話的本がいっぱい並んでいます。で、結論。他人の意見は他人のもので自分のものではありません。自分で信じたものが一番なのです。言うならば宗教みたいなもの、宗教で語弊があるならば、恋みたいなもの。これなら大丈夫と自分で信じるしかありません。でも、若干不安なので他人の評判、評価を聞いてみたくなるのは人情ではありますが。ちなみに私は外張り断熱にはまりそうになるものの、冬の床下の湿気はどこにいくのだろうという疑問が消えず、最後は別の工法(FP)にしました。他人はともかく、この選択は間違っていない(はずだ)と信じています。

kani_kani
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ここでどれが正しいと言う答えを求めるという事ではなく、参考にお伺いしたいと思っているものです。 最終的には、ここでどんな不満が出ていようが、自分が信じたものになるとは思っていますが、やはりここは大きな買い物、先輩方の後悔や失敗談もお聞きし、そう言う意見もあると認識した上で決めたいと思っています。 私も、com44さんのように、「この選択は間違っていない」と言えるものを選択したいです。 ありがとうございました。

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