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火蟻が台湾で繁殖している問題
台湾の農園で火蟻が繁殖している問題を昨日の素敵な宇宙船地球号で拝見しました。 もし中国や台湾で火蟻がこのまま生息地域を拡大していくと、 農園の生産能力は低下して、日本の野菜の価格は高騰するのでしょうか? 火蟻が巻き起こす問題ってなんだろうって考えたのですが、 このぐらいしか思い浮かばなくて・・ 他にはあるのでしょうか?
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火蟻については、すみませんが詳しい内容は知りません。 火蟻は台湾の独自の生態系にあって、台湾の中だけで爆発的に繁殖しているのか。それとも他の国や地域にももともと生息しているが、近年台湾で著しい繁殖が見られたのか。まずはこのあたりを考えないといけないでしょう。 もし前者の場合、国外に影響を及ぼすようであれば、まずは台湾は世界に火蟻が広がらないよう努力してもらうほかありません。次に周辺諸国や国際社会が協力し、解決するということですが…。 ちょっとここで話がそれますが、台湾は国際社会上、非常に微妙な立場にあり、中国の横槍で国際的に協力する上で限界があるということも忘れてはなりません。台湾は国連にも加盟できておらず、WHO(世界保険機関)にも参加できていません。等々、人間や食生活への安全についてはおのずと台湾への国際協力というものには制限が入ってしまう状況なのです(ほとんど中国の横槍です)。そこで周辺諸国ができることは、台湾の農産物の禁輸、あるいは検閲強化になるでしょう。台湾に対して国際協力でなんとか繁殖を抑えようとすることは難しいです。 後者の場合は、自国にも潜在的繁殖の恐れありということで、非常に注意する必要があります。台湾の状態も含め、早期に日本も手を打つべきでしょう。虫程度と侮ってはいけません。 最後に、日本の野菜の高騰ですが、日本で消費される野菜は台湾にほとんど依存していないので、当面はないでしょう。まあ、上記にもあげたように、国外や日本に火蟻が繁殖したりとなれば話は別ですが。
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- omeger
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多分、農業生産力が顕著に低下して価格が上がる程ではないのでは。 亜熱帯地域はどうやら大変なようですが、 日本への輸出が多い山東省などは気候も違いますし、 どちらかというと混入物が見つかったショックで 輸入額が減った方が価格は上がるかもしれません。 「FDA(アメリカ食品医薬品局)は50億ドル(約6000億円)以上をアカヒアリ繁殖地の医療・損失・管理に要していると推計している。」 http://en.wikipedia.org/wiki/Red_imported_fire_ant 「アメリカのヒアリに結びついた被害は、年間10億ドル(約1200億円)だと推定されている(Pimentel et al. 2000, Tsutsui and Suarez 2003)。」 「オーストラリア農業資源経済局は農村産業の被害が30年で67億豪ドル(約6800億円)に及ぶと推定している。」 「(中国)もし実効的な予防・管理策が取られなければ、アカヒアリによってこれから35年で128.04億元(約2000億円)の損失が起こりうるという推定がある(DOA 2006. Translated from Chinese by Jia Ren 2006)。」 http://www.invasivespecies.net/database/species/impact_info.asp?si=77&fr=1&sts=&ver=print&prtflag=false
お礼
凄く考えれるコメントありがとうございます。 コメントをヒントに深く考えてみようと思います