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もし、石油がなくなった時の代換エネルギーは?

宇宙開発も視野に入れ始めた発展の目覚しい人類ですが、その一方で地球における石油の値段が高騰しています。 石油が少なくなった場合、新たな資源をいずれ本気で考えなければなりません。 現在、候補に上がっているのは水素エネルギー、原子力、バイオマス、太陽電池や風力発電を初めとした環境エネルギー…etc しかし、水素はエネルギー効率や出力などに疑問が提示されていますし、原子力は危険や処理が大きく非難が大きい、バイオマスもエネルギーの効率と出力に難題が、太陽電池や風力発電もやはり効率と出力に難問が塞がってます。 こうして考えると、石油が少なくなった場合(これらは否応無しにこれらは使用され始めるとは思いますが)、文明の発展速度が大きく落ち込むんじゃないだろうか?という懸念が感じられます。 個人的に、宇宙開発で他の惑星から資源を輸送できないだろうか? と思ったのですが、そもそもこれ自体にエネルギーが掛かります; 流通ルート確立に至る前に、人工・資源・敷地の問題が発生する方が遥かに早い気がします; また、開発を行うに辺り地球からの物資(燃料・食料・酸素)の輸送だけでは限界があるように感じます。 現地調達をするにしても、必ずあるとは限りませんし、そうした場合(地球でも資源不足)エネルギー問題はどうなるのでしょう?

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  • ベストアンサー
  • nobunojo
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回答No.1

石油が有限なエネルギーであるということは数十年前から言われており、それゆえ代替エネルギーの議論は昔からずーっと行われていますし、それ自体は非常に重要なことです。 ただ、現段階で石油に完全に取って代わることの出来るエネルギー、つまりエネルギーの変換なり発生から利用までのプロセス(機器の製造、エネルギー物質の精製や輸送)で、全く石油を利用せず利用できるエネルギーがあるのかどうか、これははなはだ疑問です。仮に物理的には出来たとしても、経済的に引き合うものかどうかが疑問ですね。 一応、太陽からのエネルギーだけは(人間の歴史スケールから考えれば)無尽蔵に供給されている(太陽光や熱エネルギー。地熱、潮汐、風力等も大元はこれ)ので、他の惑星の資源開発を考える前に、これをいかに活用するかが一番現実的とは思います。しかし、今の石油は液体でかつ貯蔵や搬送が容易という点でも他のエネルギーにはない利点がありますから、これをいかにクリアし、かつ石油に全く頼らない産業構造や生活に切り替えられるか、これがカギでしょうかね。 なお、原子力エネルギーの利用は、おそらく石油無しには成り立たないので、石油の枯渇を先延ばしにする一時的な手段にしかなり得ないのではないか、というふうに私は思ってます。 蛇足ですが、石油の可採年数は長いこと3~40年といわれ続けてます。これは、資源探査がまだ全地球的に完全でないことや、技術の進歩や燃料価格の高騰で、かつてはコスト的に引き合わなかった油田採掘が出来るようになったためと聞いております。ですから、まずは石油資源を有効に利用する策を徹底的に推進しつつ、より実現性の高い新エネルギーの開発を行うぐらいの余裕はあるのではないでしょうかね。

cat_v
質問者

お礼

やはりそうでしたか…; よく「テラフォーミングすればいい」というアイディアが上がりますが、現在の見積もりでは「全く問題なくしかもかなり楽観的に見て“最短で1000年”」だそうです。 私は100年以内に地球が滅ぶ方が懸けられる気がします; そうなんですよね…; 最大の利点である“電力”でさえ、「原型では備蓄できない」という最大の弱点があります(現在はこれを温水プールやダムにくみ上げて“運動エネルギー”として貯蔵しています) 個人的に、太陽エネルギーに移行しても、「需要の高騰」で電気料金の“値上げ”とかやりそうな所が恐いです…(ん?でも、その場合工業国日本はかなり有利なのか知らん?) >まずは石油資源を有効に利用する策を徹底的に推進しつつ、より実現性の高い新エネルギーの開発を行うぐらいの余裕はあるのではないでしょうかね 仰る通りですm( _ _;)m ただ、この「燃料価格の高騰」が深刻になって来ているなと感じているんです…。 昔は「オイルショック」とか色々ありましたけど、微調整しながらなんとかやって来ました。 ただ、今回は“「最大値」そのものが引き上げられた感”があります。 じわじわと緩やかですが、むしろこっちの方が私は恐いです; ありがとう御座います。 とても参考になりました^_^

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その他の回答 (2)

noname#59315
noname#59315
回答No.3

現状では原子力発電しかありません。 日本だけの問題ではなく、世界レベルで考えるべきでしょう。 日本では既に50%程度まで原子力発電が占めていますが、世界レベルではまだまだです。 そうやって、石油に対する依存度を抑えていくべきでしょう。 次世代はおそらく高速増殖炉、さらには核融合発電が主力に据えられて行くことになると思います。 質問者さんが言われているように、太陽光発電、風力発電などのエコ発電はいずれも供給力が不安定で主力にはなり得ません。 燃料電池は熱供給も合わせ、限られた範囲での自給としては考えられます。

cat_v
質問者

お礼

>現状では原子力発電しかありません やはりそうですか…。 家庭レベルは太陽光発電で補う…というアイディアがありますが、太陽電池は製造コストが掛かり、しかも大量の二酸化炭素を排出します。 そうのうえ、エネルギーの供給・蓄電の問題があります。 >供給が不安定 仰るとおり、手痛いのはお天道様次第なんですよね…(苦笑) しかも、大量の職員が職にあぶれますし、技術力も低下します…。 何より、出力が今後は核融合レベル大出力がどんどん必要とされてきます。 とてもじゃないですが、環境エネルギー・リサイクルエネルギーごときでは補えますまい…。 >燃料電池 恐らくは「供給」としてよりも「手段」として使われるでしょうな…。 市民レベル・個人レベルではリサイクルや環境エネルギーを使用して消費量を抑えつつ、節電などをして発電の負担を減らし、電社などは安全対策を徹底しつつ、処理と再利用の効率性を追求する。 こうして徐々に石油から原子にシフトしていく…というのが、まぁ今後の筋書きになるのではないか、と未来を考えています。 ただ…。 個人的に心配なのは、「地域住民が全滅」となるような悲惨な事故が、今後、拡大ないし多発していく事ですね…。 正直、次の世代へ不安材料を先送りして行きたくないのですが、今の政治と同じくそうやってかさんでいく事になるんでしょうな…。 ありがとう御座いました。 参考になりました。

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  • G500
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回答No.2

今現在はエタノールが最有力候補だと思っています。 先日ニュースで見たのですがエタノールを作るためにとうもろこしの様な食物を使うため食の流通がかなり少なくなっているとか! しかし日本の研究機関(大学なのか?名称は失念)が海草からエタノールを作る実験をしているとか。 まだ効率は悪いが海の中で作ることが出来るため土地を耕す工程がいらないし海がある意味畑の代わりなので国土を海で囲まれた日本には最適な資源とか言っていたような・・・・

cat_v
質問者

お礼

>エタノールが最有力候補 そうなんですよね。 環境とリサイクルの観点からは、実は意外とバイオマスからの応用がいんですよね! 方法も簡単で大昔からやられてきた最も歴史が古く簡単(原始的)な方法ですが、残念ながら人類はそれだけでは満足できないレベルにまで文明レベルが達しました…;(いや、むしろこれ自体は大変喜ばしい事なんですが;) 最大の問題は効率性と出力不足、そして利便性(応用性)…。 仮に石油に勝らなくとも、それに匹敵するぐらいでないとダメなんですよね…; そもそも、「文明の発展」とは=「エネルギーの発展」でもあるわけですからね…; あっ、海草の話は私も聞いた事があります。 詳しくは知りませんが、ただあまり取り上げられない所を見ると…;(汗) …難しいですね; >食の流通がかなり少なくなっているとか! しかも、その運搬や製造工程にも石油(燃料)は使われているから! …まさに、石油は血の一滴とはよく言ったもんです…; ありがとう御座います。 参考になりました^^

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