• ベストアンサー

NK活性度について質問があります・・・

以前行った血液検査でNK細胞活性の数値が3と判定されました。正常値は18から40となっていたので気になったのですが、よくあることなのでしょうか?詳しい方お願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • albert8
  • ベストアンサー率61% (1658/2703)
回答No.1

よくあることだと思います。 NK細胞の活性度が低いということは免疫力の低下を表しています。例えばガンになった時にガン攻撃を得意とするNK細胞があってもガン細胞を殺傷する能力が弱いということです。 ストレスなどで交感神経が緊張すると白血球の顆粒球が増えますが、その顆粒球が放出する活性酸素などで粘膜破壊がおこります。そのためガン細胞など異常細胞が増えますが、それに備えてリンパ球のNK、NKT細胞などが増えてきます。NK細胞は同じくヘルパーT細胞の指令によりガン細胞を攻撃します。NK細胞が増えるのですから一見良いわけです。NK活性は主にパーフォリンという蛋白を分泌して標的細胞に吹きかけ細胞膜に穴を開けて殺すことを行っています。 しかし、その弾であるパーフォリンが発射できないとなると、つまり活性化しないと増えても宝の持ち腐れ状態です。 どういう時にそうなるのか。ストレスで体調が悪いと交感神経が緊張して、もう一方の副交感神経が抑制されます。NK細胞の機能発揮にはそのパーフォリンの分泌現象を必要としますが、この分泌は副交感神経の働きによるものです。 つまりNK活性が低いのは、体がなんらかのストレスで交感神経に偏り過ぎて副交感神経が抑制されているからです。 ストレスには色々あります。中でも三大ストレスは長時間労働による働き過ぎ、人間関係などで生じる心の悩み、それと薬の飲み過ぎです。 ストレスで副交感神経の働きが抑制されるとリンパ球総数も減り、当然指令を出すリンパ球のヘルパーT細胞も減りますし、NK細胞があっても力が発揮できなくなります。免疫力の低下と捉えると良いでしょう。 もし、NK活性が低いということであれば、おそらくなにか相当ストレスを抱えていらしゃるのではないかと思います。体温が低目ではありませんか。ストレスで血行が悪くなり体温が下がることは多いです。リンパ球はどれも活性化にはそれ相応の正常な体温が必要です。 一度立ち止まって生活を振り返るチャンスだと思います。

関連するQ&A