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拉致問題は一歩前進の可能性あり?
新しい総理大臣が決まりました。福田総理は前の小泉、阿部路線とは一線を画していると言われていますが、拉致問題についてはどうでしょうか?前のような強硬姿勢ではなく、対話と圧力と言っています。 高所に立っての圧力一辺倒ではなく、歩み寄りで、相手を対話の席に着かせることはこの問題を一歩前進させる事になるでしょうか。 要は拉致された気の毒な人たちを帰国させる事が第一の目的です。 その目的のためにはどのような外交がなされるべきでしょうか。(勝手ですが、偏った煽動的な回答はお断りいたします)
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- sudacyu
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拉致問題の解決を本気で考えるなら、冷静にその実態を把握することが必要です。 拉致問題は単独の問題ではなく、大韓航空機爆破やラングーン爆弾事件など、外交的影響を無視した国際感覚のない一連の国家テロと同じ時期に起こっています。 この時期に、現在の金正日総書記は、父親の金日成総書記の下で書記として治安・スパイ組織のトップに居ました。(政権を息子に譲る路線を固めるため、独裁権力の根源である部署を完全に把握させるためです。) つまり、拉致事件は金正日の直接の指示で行われたのです。 ですから、拉致事件の全面解決は、拉致の全容解明にほぼ等しく、それは、北朝鮮にとって金正日の国家テロ指揮の実際を公開するのに等しい行動です。 ですから、基本的に金正日が生きている限り、日本がどれだけ圧力をかけようと、強固・柔軟を取り混ぜて使おうと、お金をどれだけ積み上げようと、『全面解決』はありえません。 また、拉致は日本人に偽装した北朝鮮工作員を養成するための日本語教師など、対外工作要員としてさらわれているのです。 ですから、拉致された人々の運命は、3つに分かれると思います。 1.北朝鮮工作員の日本語教師となったり、北朝鮮の対日本秘密工作の実務にかかわった人 2.日本語教師などには不向きであったが、ある程度北朝鮮に順応して、北朝鮮にとって使える人であった人 3.北朝鮮の拉致に反発・抵抗したりして、北朝鮮にとって使えない人 1.の人たちは、日本に帰るという決断を本人ができるでしょうか。 北朝鮮では厚遇されており、日本に帰れば、北朝鮮の対日テロの協力者として日本人の冷たい視線の中で、残りの人生を送るのではないかと、怖れているでしょう。 2.の人たちは、蓮池さんたちのように日本に帰ってきた人たちでしょう。 3.このような人は、殺されないとしても、一般と隔離された特別な強制収容所に入れられているはずです。北朝鮮の強制収容所の一般例から見ても、収容者の死亡率は高く、生きていたとしても過酷な扱いを長期間受けているはずです。 曽我ひとみさんと一緒に拉致された、お母さんの曽我ミヨシさんは、どうなったのでしょうか。(また、北朝鮮に上陸したのでしょうか。) 今仮に、拉致全面解決として、1・3の人々を日本に返したとして、日本の世論が北朝鮮との関係緩和に動くかといえば、全く逆になるように思います。 2の待遇がよくかった人を返して、後の人は死亡という報告書でさえ、北朝鮮の期待する「日中ピョンヤン宣言に基づいて援助しよう。」という行動は支持されず、北朝鮮に対して日本世論は硬化しました。 1.の日本に対する秘密工作の実際を知った人が帰国し、「北朝鮮が日本にしたことの全容が明らか」になり、3.の亡くなった人の収容所での事実上の虐待死の報告書と、生き残った人の収容所体験を日本人が知れば、拉致問題が解決したとしても、『援助するな』という日本の世論が盛んになるだけでしょう。 北朝鮮が、好き好んでこのような行動を取ることはありえません。 世論・拉致被害者家族の感情より、<<要は拉致された気の毒な人たちを帰国させる事が第一の目的です。>>との考えをとるなら、3.の収容所に今もいるかもしれない、生きている人の帰国にしぼって全力を注ぐべきです。 全面解決はありえないから、拉致問題の部分解決でよいとして、首相は如何なる約束をしてもいいから、3.の人々を日本に取り返すのです。 尚、国会の議決で「首相の約束」を実行できないようにすることが出来ますから、空約束で構いません。 違法な行為に対して、合法的な手段しか取れないのでは、相手の術中にはまります。こちらも禁手を使う覚悟がなければなりません。 政治的には、安倍元首相のように、帰ってこないと分かっていて、強固姿勢を取って国民の支持を得るか(金正日が近い将来死ぬかもしれませんから、その時点から解決に動きだすということです。)、国民の人気を失っても今、収容所にいる人を助ける実質を取るか、(金正日が死んだときに、現在、生きている人が生きている保証はありません。)どちらにするか、全く政治判断です。
- korokorodo
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福田内閣が成立し、 町村氏が北鮮担当幹事長について・・・ 2004年9/1、日米首脳会談でブッシュ大統領は小泉総理に、 10/1、日米財務省会談でスノウ長官が、谷垣財務大臣に、 日本の郵政民営化を強要恐喝していて、 ご両人は必死で抵抗、止めている・・・・ 10/7、拉致がアカン!と、、 とうとう!本丸ゼーリック(当時、米通商外商部代表)が、 町村外相を指定して、会談し、 郵政民営化の内定を取る??・・!? つまり、、郵政民営化含め、 安部渡辺森公明党ユダヤ政商の属国化に 推進してる内閣です・・ 例・・ 法相就任早々、鳩山氏に死刑が」簡単にできるような法制をださせ、 それを野党にいてる 実は!ユダヤ政商国策員である 志位氏や福島党首ら社民党、民主党内の国体委員長の人脈、渡部耕三氏らが攻撃し、 それで、本丸?仲間のの公明を人事する・・ というのがシナリオではないのかな・・?? これまでの流れを見てると・・・ ヤラセ事件で暗殺された松岡農相の遺言の不自然さも指摘されてるし、 防衛大臣の失言も・・ 揚げ足とりといわれる範囲に思う・・ (当時の演説会を見ると・・) メディアや北鮮スパイらに大げさに世論として流すことで、 実際の大衆は「あやしいゾ?」と思ってるのに、 「世論」として決めつけてる・・・ 公安=泉氏 渡辺=行革 総務=増田氏、 上川女史・・ 人相的にあやしげに思える方たちだし、 経理問題も、 最初に名が出たのに、 以後、以後追及音沙汰いっさいなしだった点で、 とても気になる・・山本有二氏らと 共通する人相に思われませんか?? 安部氏のシナリオライターとされてた京大の動向が開ききった教授とも 同じ点が感じるのですが・・・?? 皆さんはそう思われませんか?? 福田内閣の実際の執権者は、 町村氏という、 父親が札幌農学校で17歳に入学して以来、 米ユダヤ政商の工作員教育されてる(クラーク博士について、調べると、、 これまたびっくり!彼は南北戦で出征した人物で、 普段は山師だったのが、 急きょ日本行きの為に、教授職を貰い、 当時、ロシアからのキリスト教神父が多く入植していた札幌に、 派遣されるわけです。。調べると、、かなり!!逆転された歴史シナリオの一つです) 神道へ参拝?頭を下げることを禁じた校則等・・ ま・・ここにも色々出ています・・ ここで、育った町村金吾氏が内務省に入り、 政界入りして、ユダヤ政商属国の為に官僚として、 やがて政治家として、知事として、、 活躍し、地位をきづきあげる・・ で。。その人脈の元で政界入りした、現町村氏…である点を考慮しても、 相当なユダヤ政商独占世界の傾倒者?系統者であることを想像します・・ 要注意!要注意!!
お礼
ごめんなさい、難しそうなので後でゆっくり読ませてもらいます。 ユダヤ人問題には以前から興味がありましたので。 有り難うございます。
- tyr134
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友人とちょっと論争してた時に、友人から出た妄想ですが、「急がば回れ戦略」というのを話してました。 つまり、まずは「国交正常化」してしまうこと。 「国交正常化」すれば、人の往来も自由になりますし、その上で官民問わず調査団を派遣して、拉致問題の真相を調査する。 まぁ、ただの冗談と受け流してください。(というより、拉致問題解決なくして国交樹立しようものなら、政権の首が飛ぶでしょうし、下手したら政治生命が危ぶまれますから) 、、、と、冗談は置いておいて。 結論としては、プロセスを変えない限り今までの繰り返しでしょう。 以下に、私なりの理由を。 「日朝国交正常化」と言っていますが、本来は「日朝国交樹立」と言うのが正しい表現であるべきです。 というのも、「北朝鮮」という国が出来て以来、日本と北との間には一度も国交が樹立されたことがないからです。 それ以前に、日本は北朝鮮を「国」とは認めていません。 で、国と国が国交を樹立するのは、お互いのメリットになった場合です。 では、北朝鮮と国交を樹立するメリットですが、日本にはあまり無いというのが現状でしょうね。 この問題として取り上げられるのが、「拉致問題と核やミサイル」の問題なのですが、これは国交樹立のプロセスに組み込んでるのが日本の現状です。 つまり、「拉致問題と核問題を解決したら、国交を結んでやっても良いよ」ってのが日本の立場。 これは、日本にとって国交樹立後のメリットがあまり考えられないからです。 現状維持でも、日本にとっては十分なわけです。(核武装されなければ) むしろ、(経済支援として)金を払わなくて済む分、日本にとっては国交樹立しない方が良いのかも。 北からの品物は、黙ってれば入ってきますしね。 で、核武装させないってのは、国際社会の合意ですから、日本が黙ってても米中韓露を中心に解決策を模索してくれる。 ただ、核問題は国際社会(特に米中)にある程度任せていても良いでしょうけど、拉致問題はそうは行かない。 「拉致問題は日本と北、二国間の問題だ」ってのが、国際社会の見解です。 ただ、日本にとっては国内問題の赴きが強い。 拉致問題を無視して、国交樹立なんてした日には、政権が倒れるのは目に見えています。(拉致被害者家族もでしょうけど、マスコミも許さないでしょうから) だから、頑なに「拉致と核の問題が解決したら、国交樹立」と言ってるわけです。 まぁ、日本としては「プロセスとして、拉致と核の問題の解決」すれば良いわけで、国交樹立は目的ではない。(というか、国交樹立はオマケみたいなもの) しかし、「日本は国交樹立する気がない=拉致・核が解決しても経済支援しないのではないか」と思われては、話自体が前に進まないわけで、結果として、日本の目的である「拉致・核問題の解決」も出来ない事になる。 そこで、「対話路線」として「人道支援」の名の元、お金を渡して「あなたがちゃんと拉致・核問題を解決してくれれば、経済支援しますよ」というメッセージを(北や国際社会に)送る必要がある。 なんで、たまに「日本、北にお米○○トン支援」なんてニュースが紙面を踊る事になる。 上記のような日本のスタンスは、北も十分に理解している。 なんで、日本の対話路線に乗っかって拉致や核の問題を話し合うフリをして、時期をみて「メッセージの為のお金だけ受け取る」なんて事をする。 、、、と、まぁ今までの経緯を簡単にするとこんな感じでしょうか。 つまり、日本の目的は拉致・核問題の解決、北の目的はお金を(なるべく多く)貰う。 で、北としては、お金をなるべく多く貰うためには、国交樹立するよりも「メッセージのお金をいくら引き出せるかがポイント」なんでしょうね。 こんな事を友人と話してる中で出てきたのが、逆転の発想(拉致解決→国交樹立を、国交樹立→拉致解決)としての冒頭の冗談。 まぁ、福田さんもここまでの考え(覚悟?)は無いでしょうから、今まで通りの繰り返し(対話と圧力の繰り返し)でしょうね。(つまり、北側がなんらかのトラブルで折れない限り、進展なし) 長文で失礼しました。参考になれば幸いです。
お礼
妄想などではなく、冷静に分析していらっしゃると思いました。 「急がば回れ」 日常生活でも自分の失敗にいつもこの言葉で叱咤しております。 最近、拉致問題の本質が何かにすり替わっているような気がして仕方がないんですが,本当に拉致された方々を取り戻すには、あらゆる方法が検討されなければならないと思います。 負けるが勝ちという言葉もありますし。譲歩した結果、騙されたとしても,経済大国日本に取って、どれだけの損失でしょうかね 有り難うございました
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
福田氏は官房長官時代の言動からするに、拉致家族の方々は"遺族"であり、拉致被害者返還しないことに反対したりとかその辺の対応のことですが、家族会からはあまり期待されていません。というか毛嫌いされています。この辺は家族会の方が出している本にも載っている話です。 強硬姿勢というのは小泉さんの方針であって、福田氏は返って来た人たちは北朝鮮に帰るべき派の人ですよ。 ですので福田氏にとっての解決とは、というか既に解決しているという考えなんじゃないんですかね。つまり北朝鮮国内に未だいるかもといわれている人は全員既に死亡、もしくは日本に来る気はないと。金正日も謝ったことですので今の時点で解決です。一度北朝鮮に行ってもう終わりですねとシャンシャン外交を行って終わり。後は利権のやり取りの方に興味は向かっているでしょう。 どうすべきかについては福田氏はこれ以上蒸し返す気はないでしょうし、側近は北朝鮮利権に関係がある人ばかりですから、このトップ人事が変わらない限りは外交政策以前の問題です。
お礼
回答有り難うございました
- akira-45
- ベストアンサー率15% (539/3495)
拉致された国はヨーロッパ・中近東・アジアなど他国の及びます。独自外交ではなく各国と強調した対話と圧力が必要と思います。
お礼
でも、日本以外の国はあまり積極的でないようですので、この方法も時間がかかりそうですね。 有り難うございました。
北朝鮮の問題は結局、お金です。あとはアメリカを引き寄せ、たぐいよせるカードですね。これまでも対話はしていますが、まったく進展にいたっていません。結局、日本が歩みよって、何か行動をしないかぎり、北朝鮮とただ話すだけでは平行線のままでしょう。 福田首相がもし自民党を救うとすれば、実はこの拉致問題がネックだろうと思います。もし彼が少しでもこれに成功すれば、支持率は一気に回復するでしょう。実際、小泉首相の支持率が高くなり、維持されたのも、この拉致問題が大きく関わっていました。 結局、日本が拉致被害者をとりもどすためには、何らかのかたちでお金を渡すほかありません。いわば日本は交渉人であり、拉致被害者は人質です。日本は現状では話し合いのみではたちゆかなくなっています。何かの具体的策を講じるほかありません。 一番の可能性は膨大なODA事業を投入するというカードを使うことです。北朝鮮も先の災害などでインフラなどが問題であろうと考えているので、このODAを含めたインフラ開発援助は大きな威力をもちます。 いずれにしても、福田首相の運命はこの拉致問題にかかっているともいえるでしょう。 ただ福田首相が少し期待できるのは、中国との関係がさらに改善される かもしれないということです。中国との関係が改善されれば、中国に拉致にかんする協力要請が可能となるかもしれません。中国が全面的な支援にまわれば、中国依存度の高い北朝鮮はいうことを聞きます。ただ中国をそこまで動かすのは容易なことではないですが・・・それがもしできれば、福田首相は大きく評価されるべきでしょう。
お礼
ODAというカードを使っての外交ですね。いいですね。気の毒な人々を取り返す為にはいろいろな考えを取り入れる柔軟性が必要ですね。 有り難うございました
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
米朝が接近している今のタイミングは余り良くないですね。 朝鮮が世界から孤立する状況をまずつくりだすことが重要です。 近い時期アメリカでは民主党政権が誕生するはずで、彼らがどう出るかがポイントです。 できればアメリカを方針転換させ、人権問題で北を挑発するような行動を取ってもらう。さらに北の核開発に乗じて核攻撃、空爆などの具体的な危機を金に感じてもらうことが重要です。 その上で、日本が間に立って北を攻撃しないとの約束を取り付けることができれば、結果的には(表面的には)対話路線で拉致被害者を帰国させることも可能だと思います。
お礼
アメリカが日本を利用しているのは分かるけど日本がアメリカをそこまで利用できるかどうか? 何か現実的な方法には思えないんですけど。 有り難うございました
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
>対話と圧力と言っています 対話と圧力は安倍内閣と同様です。 アメリカが北朝鮮に大幅譲歩する中、援助など福田内閣が相当譲歩しなければ拉致問題は前進しないと思います。 そうなると国民から相当反発の声が起こると思います。 衆議院に向けた福田選挙管理内閣ではほとんど進展はないと思います。
お礼
そうですね、同じ事を言っていますが、阿部氏は圧力を重視し、福田総理は対話を重視していると私は解釈しています。やはり進展はないですか。 有り難うございました
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お礼
質問にもあるように私は拉致された人々を救う事が重要と考えています。 全面解決などと言ったら道はさらに遠のきます。この考え方そのものが強硬ですから。 前の回答者のお礼にも述べましたように、徐々に拉致問題そのものが変質して来ていると感じているのは私だけでしょうか。 私自身の質問の文字の変換間違いに気がつきました 阿部氏(誤) >安倍氏(正) この場を借りてお詫びします。いくら、辞めた方でも失礼ですよね。安倍さんごめんなさい! 回答有り難うございました。