- 締切済み
拉致問題は一歩前進の可能性あり?
新しい総理大臣が決まりました。福田総理は前の小泉、阿部路線とは一線を画していると言われていますが、拉致問題についてはどうでしょうか?前のような強硬姿勢ではなく、対話と圧力と言っています。 高所に立っての圧力一辺倒ではなく、歩み寄りで、相手を対話の席に着かせることはこの問題を一歩前進させる事になるでしょうか。 要は拉致された気の毒な人たちを帰国させる事が第一の目的です。 その目的のためにはどのような外交がなされるべきでしょうか。(勝手ですが、偏った煽動的な回答はお断りいたします)
- みんなの回答 (18)
- 専門家の回答
みんなの回答
「拉致された気の毒な人たちを帰国させる事が第一の目的です。」 拉致被害者奪還のためには「北との武力衝突も辞さない」という、質問者さんに覚悟はありますか? 政府がこれを理由に「憲法9条の改正」と「敵地攻撃能力の必要性」を持ち出してきたら、それに賛成できますか? 拉致問題で、現時点で日本が取れる選択肢は3つだけです。 「拉致解決なくして日朝国交正常化なし」の安倍路線を貫く。 北朝鮮が軟化することに期待、日朝国交正常化も視野に入れての融和路線への変更。 小泉訪朝前のように、国家もアスコミも拉致事件なんて無視する。国民が忘れるのを待つ。 どれを選んでも、拉致事件解決の可能性は0に等しく、金正日体制が代わってもその確率は低いままでしょう。 これが現在の日本政府の限界です。政治家や官僚の責任にするのは酷です。 あとは日本国民の考え方次第です。更に強行な姿勢へと願うか、現状維持を続けるか、きれいだっぱり忘れてしまうかです。 拉致事件を無視し続けたのは、政府だけではなく国民もです。右や左、マスコミも人権屋も、所詮はその程度でした。 「忘れる」を選択した場合、「日本国のため」「弱者のため」はもう通用しなくなりますが…。
- sarasachan
- ベストアンサー率34% (51/148)
人攫いや、人質をとった立てこもり犯との約束が重要だとは恐れ入りました。 政府がなぜ北朝鮮に返さなかったのか。 「寺越事件」の教訓があるからですよ。 寺越事件については、こちらをお読みください。 http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2007/08/post_c23e.html 一部引用します。 -------------------------------------------- 寺越事件がその最たる事例だ。後でも述べるが、寺越事件は、拉致問題が徐々に明らかになると、北朝鮮側は寺越武志さん本人を登場させ、「私の事件は事故だった。北朝鮮の船に助けられて、その後北朝鮮によって温かく育てられ、感謝している」と述べさせた。その手口で、寺越武志さんの両親を篭絡し、本人の一時帰国と、両親の北朝鮮への訪問の許可という形で「幕引き」したのだった。この寺越方式は、後に続く拉致被害者の問題の「幕引き」のモデルとなったのだった。 (中略) その後も、再び横田めぐみさんに関して、寺越方式による解決が意図された。それが、横田めぐみさんの夫であるキム・ヨンナム氏の登場である。キム・ヨンナム氏の登場は、彼の母親と姉を、北朝鮮に招き、キム・ヨンナムさんの口から、寺越さんと全く同じように「私の事件は拉致ではない。事故だった。北朝鮮に温かく迎えられて、感謝している」と述べさせた。寺越武志さんとカーボン・コピーのように全く一緒の構造が作られたのであった。(引用終了) ------------------------------------------- また国交正常化して被害者を帰国させる案もこちらの回答で出ていますが、無理です。 たとえば北朝鮮と国交のあるタイ人のアノーチャさんですが、北朝鮮は拉致を否定しています。 他にも国交がありながら、国民を拉致されたままの国もあります。 さて日本ではあまり大きな話題になっていないようですが、イスラエル軍がシリアを空爆したとのニュースがあります。 いくつかのニュースサイトを貼っておきます。 シリア空爆の標的は「北」ミサイル 英シンクタンク見解 http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070922/mda070922000.htm イスラエル部隊が北の核物質をシリアから持ち出す=空爆前に-英紙 http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070923014386a 北がシリアに濃縮委託の疑いも=米、「6カ国」事前協議で追及へ http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007092400210 北朝鮮が国際社会の監視の目を逃れようと中東のシリアにウラン濃縮関連装置を搬送し、 ウラン濃縮による核開発をシリアに委託しようとしていたのではないかとの疑惑が浮上している。 北朝鮮は、シリアやイランの弾道ミサイル開発を支援。1990年代末に弾道ミサイル実験の凍結を宣言した後も、両国から実験データを入手していたとみられている。 こうした経緯から、核開発についても、北朝鮮がシリアに委託し、データなどを入手しようとしていた疑いがあるというわけだ。 米シンクタンク、ヘリテージ財団のジョン・タシク上級研究員も「北朝鮮がシリアに関連機器などを搬送し、核計画を隠そうとした可能性は十分ある」と語った。 ライス米国務長官は23日、国連総会出席のため訪れたニューヨークで、北朝鮮とシリアの核協力疑惑への言及を避けながらも、ウラン濃縮を含め、北朝鮮の核関連活動の全容解明が必要だとの認識を示した。 北京で27日に再開される6カ国協議を前に、米首席代表のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官と北京で事前協議を行う予定で、シリアとの核協力疑惑も追及するとみられる。(引用終了) ------------------------------------------ なぜこれらのニュースが大きく報道されないのか不思議です。 日本は外交オンチと言われますが、実は自分を含めたわれわれ国民が国際社会を見据える目を持っていないのです。 今度の6カ国協議も何の成果もなく終わるんじゃないでしょうか。 北は当然疑惑は否定するでしょう。 それに対しアメリカが宥和政策を続けてテロ指定国家解除に動くのか、あくまでも疑惑を徹底的に追及するのか。 そうそう、かの国に歩み寄るのは絶対得策ではありません。 向こうはこちらが「もういいよ。押してもだめだから引いてみたけど、それでもだめだからもう一回押してみよう」と この「もう一回」を引き出すのが狙いなんです。 そしてこの「もう一回」を引き出せたら最後。あとは難癖をつけられるまま要求をのまされることになります。 ですから、こちらがこう着状態に音を上げたらそれで負けなんです。 相手は普通の国家が相手ではありません。 国際的な常識など通用しません。
- IXTYS
- ベストアンサー率30% (965/3197)
北朝鮮はキムジョンイルの独裁国家です。 日本政府はアメリカに頼って圧力によって解決しようとしています。 しかし、これは殆ど効果を示していません。 (1) どうしてジョンイルが拉致を認めたか そもそも北が拉致を認めたのは、日本政府が何かの交渉をしたからではありません。 ロシアのプーチン大統領の仲介によって実現したものです。 しかも、この背景に二年にわたるキムジョンイルの特別列車によるモスクワ訪問があります。 キムジョンイルというお荷物に手を焼いたプーチンが、日本にこれを押し付けようとしたものです。 キムジョンイルは日本と国交正常化して経済援助を受けようと考えたのです。 しかし、日本は拉致を持ち出し、これを国交正常化の第一条件としたのです。 そこで、キムジョンイルは日本からの経済援助は諦め、中国からの下請け事業でしのいでいます。 (2) どうすればジョンイルはこちらのいうことを聞くか ジョンイルに言うことを聞かせようとするなら、中国を動かすべきです。 しかし、中国政府はそう簡単に日本のいうことは聞きません。 何故なら、北朝鮮は中国にとって格好の緩衝地帯となっているからです。 もし、朝鮮半島が統一されると、一番困るのは中国です。 そうでなくても、香港島が中国に返還され、自由主義の影響が全国に広がりを見せています。 これで朝鮮半島の影響が東北地方に広がると、共産党による一党支配が危うくなるからです。 中国が社会主義から資本主義の国に変われば、北も解放されるでしょう。 それまでは北は今のままと覚悟して交渉すべきです。 北の背後に共産党支配の中国政府がいるからです。 ですから、キムジョンイルは強気の姿勢を崩さないのです。
お礼
私の質問の要旨は北朝鮮という国家が行った悪行ではなく、福田政権が拉致問題にいかに取り組むかと言った問いかけです。 確かに、北朝鮮は独裁国家です。しかし,どなたかの回答に感じられる<坊主憎けりゃ袈裟まで憎い>的な考え方には賛成出来ません。 旧ソ連は崩壊し、中国は経済開発への道をひたすら歩み続ける中で、自らの体制を維持する為に狂奔した結果、拉致を認めると言うカードを出したのは事実でしょう。しかし、日本に取ってはならず者国家でも、世界的な眼で見ればどこの国もたいして気にしていないと言う事実を受け入れなければいけません。現にそれを言った当のアメリカを相手に、したたかな外交をして見せています。また拉致問題は二国間でと、日本は突き放されているんですから、そんなお隣同士のいさかいに、巻き込まれたくないというのが中国はじめ各国の本音でしょう。(人攫い)と言った回答者もいましたが日本側にも連行問題という(人攫い)の事実はある訳ですから、その事にはまったく触れないで拉致だけ騒ぎ立てるのでは問題が前に進まないのは自明です。しかし、福田総理は、その辺のところを含んでの外交が出来るのではないかと思い、どなたかの意見を求めたわけです。この問題になると、とかく、ヒステリックになる人が多く満足な回答が得られないと思い、質問の末尾にあのように書かせていただきましたが効果はなかったようですのでこれで、閉め切らせていただきます。 皆さんの回答を参考にした結果、私は、中国など、他国の経済体制の変化をあてにするのではなく、独自の外交(武力ではなく対話)を模索しなければならないと、改めて感じました。そして、福田内閣に希望を託そうと思います。回答有り難うございます。 拉致被害者の方が一人でも多くそして一刻も早く帰って来られますように。
質問及び回答読ませていただきました。皆さんいろいろ、意見はあると思いますが、拉致被害者が帰国した時、あくまでもあれは一時帰国という国家間の約束であり、また被害者自身も子供を残してきている事などから北朝鮮への帰国を強く望んだのは事実であります。 それを、当時の安倍官房長官が強硬に反対し返さなかったのも事実です。 この事は、質問者が言われるように、安倍元総理の辞任劇と共に日本の政治史に残るとともに、検証される時が来るでしょう。 日本人の記憶力は鶏並みと言った人がいるそうですが、つい5、6年ぐらい前の事は調べてから投稿すべきです。いたずらに恫喝すれすれのような投稿は慎むべきです。
お礼
此処にも事実を冷静に見ておられる方がいたと分かり、うれしくおもいました。 そうですね、北朝鮮に返さないという政府の決定の後、被害者がそれを受け入れるのにしばらく時間がかかったのを覚えております。その後の交渉の結果、被害者の子供達が日本へ帰国できたのは本当に良かったと思います。しかし、これが失敗すれば、又違う新たな被害者が出たのは必至です。 事,他人の運命にかかわることに一か八かの賭けはするものではないとおもいます。回答有り難うございました。
- password
- ベストアンサー率17% (195/1092)
一言書いておくが、 拉致事件で『北朝鮮へ返す約束』は 日本の国会答弁で(田中氏が)否定しており、朝鮮側も詳細を一切説明出来ていないので 【嘘】扱いが妥当です。 特に 日本国憲法違反の法令/契約/約束は無効になるのが当然なので 『赤の他人をどうこうしよう』などと言った非人道的(奴隷扱い)は無効であるぐらい【日本人なら】当然知っているでしょ? これを理由にすれば 馬鹿扱いされるので注意しておいた方が良いですよ? ちなみに 6ヶ国協議が成立した理由は 『アメリカが北朝鮮に騙された』から。 『皆で圧力をかければ 嘘つき民族も約束を守るだろう』と考えた結果であり、今回のアメリカの譲歩で北朝鮮が約束を守る確率は50%も無いと言われています。 日本の金が無い限り 北朝鮮は復興するのは不可能ですので、高見の見物が一番良い方策ですねw
- soulfactory
- ベストアンサー率11% (40/341)
アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定解除の条件を出してますよね (シリアへの核関連物資を輸出した問題で無くなるかも分からないですが) よど号ハイジャック犯を日本に引き渡す 大韓航空機爆破事件を認めるなど色々言われてると思うのですが 日本政府は よど号ハイジャック犯と拉致被害者を一緒なら引き取ると言っていますね 北朝鮮は テロ支援国家指定解除の為に全員ではなく 数人日本に帰すと言うでしょうね 数人で妥協するのか 全員戻せと言うのか 福田康夫なら 拉致被害者が数人帰るだけで妥協するでしょうね さらに 拉致が進展したと言って 経済制裁を解除してしまい マンギョンボン号の入港も認める さらに 6者協議の進展したとして見返り 原油5万トンを北朝鮮に送るでしょうね 拉致被害者が数人帰るだけで 拉致問題解決したって福田康夫なら言うでしょう いずれ北朝鮮と国交正常化 払わなくても良い経済支援という金何百億 何千億の利権が生まれる この利権の為に 山崎拓 二階俊博 古賀誠 谷垣禎一らは 頑張ってるんですよね 親中派 中国派(親中 親韓 親北)の福田康夫ならやりそう
- password
- ベストアンサー率17% (195/1092)
過去 半世紀以上、人道支援の名の元に 融和政策を行なってきましたが その結果が 拉致などの犯罪行為です。 韓国の太陽政策を始め、北朝鮮に対し融和政策で成功した事例は【皆無】である以上 やる方法は決まっています。 小泉は 北朝鮮への経済制裁を行なった結果 相手に譲歩を引き出し 拉致被害者の帰国につながった以上 その方策が一番良いですね。 特に、ピョンヤン宣言で『拉致被害者を全員帰国させる』と約束したのに 『本人が帰国したがらないので、人道的措置により 日本へは帰国させない』として拒否し続けた挙句 墓参りで日本に帰国時に『実は・・・』とバレた途端、逆切れしているようでは 彼らノレベルに会わせる事は【キチガイ】行為と言えましょう。 在日の強制送還や資産の凍結を始め 国際法で認められている行為内での あらゆる対応を考慮すべきでしょうね。
- komimasaH
- ベストアンサー率16% (179/1067)
いったん返すという外交上の約束を破ったことから 北朝鮮が態度を硬化し、他にも返すべき人がいるのに 今の人たちだけになってしまいました。それが現実です。 そのような外交関係をどう回復させるかが優先課題です。 簡単に答えが出る問題ではないことは明らかです。 今帰ってきている人たちの帰国を実現させたのは、 福田氏(田中真紀子というどうしようもない外務大臣の 影の外務大臣)と田中均氏です。他の人は何もやってません。 というより、事態を悪化させることしかやってきませんでした。 対話と圧力などという宣伝文句は、何もやっていない人の 言っていることです。そんなとおり文句だけで外交ができれば 世話はないでしょう。 在日のひとたちばかりが拉致されていたため、警察庁も政治家も (とくに社会党)はほっぽらかしにしていたのに、日銀の支店長の 娘さんが間違って拉致されたため、動きだしたというのが真実です。 ほっぽらかしにしていた人たちがいまさら体裁のいいことを 言っている。そういう人たちと福田氏を同一視はできません。 ハンセン病の国側の控訴も断念にもっていったのは当時の福田 官房長官です。やるべきことはやってくれるでしょう。 こんなところで、にわか専門家きどりになることはつつしみたい と思います。静かに見守りましょう。
お礼
こんにちは、 私もあのとき、拉致家族を返さなかった時、とんでもない事をしたと思い,これは長引くなあと思いました。あんな国という人がいますが、あんな国だってひとつの国家ですから(日本人が好むと好まざるとに関わらず)だまし討ちのような外交は認められません。しかし、それ以上の問題点は日本じゅうが、あの決定を驚喜して喜び疑問を持たなかったことです。あんな仕打ちをしても北朝鮮が支援欲しさに交渉を続けると、思った事です。どの民族にも誇りはあります。世界中が、注視するなかで面子をつぶされ,一時帰国という約束を破ったのですから、『拉致問題は解決済み』と言われても仕方がありませんね。 また、削除されると困りますのでこの辺で止めにします。 有り難うございました。
補足
回答有り難うございます。書きたい事いろいろあったんですが、今、続けざまに私の投稿がが、削除されパニックになっているところです。後ほど、お礼書きます。
- pluto003
- ベストアンサー率17% (31/180)
小泉首相が人気取りのためだけに、この問題に取り組んだ事がそもそもの問題であり、それが酷い形ででたのが、二回目の訪朝です。かなり露骨なかたちで小泉内閣支持率回復のために行われたそうで、結局この二回目訪朝後の北への対応の考え方の違いから福田現総理は小泉内閣をさっている。 小泉内閣では、拉致被害者を日本へ一時帰国させるという名目と約束事の上に成立したものでした。しかし日本は拉致被害者の人たちを北へ戻すことはしませんでした。要するに北を騙すことによって成立した帰国なわけです。これではその先に交渉が進展する訳がないどころか、国際的な支持も受けられなくなって当然というありさまです。まさに愚策そのものです。「拉致"被害者"を奪還したにもかかわらずなぜ北朝鮮にその人達を戻す必要があるのか」などの事を言う人らがいますが、それならなぜ 一時帰国などの約束事をして来たのかという事です。 一時帰国させるという約束事をした事とそれを実行しなかった時点で、日本から見た この問題の進展はすでになくなっていたという事です。 しかしこれにより小泉総理の支持率は急回復し、小泉総理の当初の目的は達成されました。 現在では、アメリカが実質的な後ろ盾 という状態になっていますから、「アメリカが北を支援するような状況では、日本が何をしても無駄だから黙っているのが得策」、という考えが主流のようです。福田内閣でこの問題の進展をさせることは"非常に困難"という状況でしょう。 ただ中国、ロシアが動きだすと意味が変わってきます。中国としては あそこに親米国家が誕生する事は何としても避けたいというのが本音です。
お礼
実は私も、安倍氏が官房長官の時、強く主張したと言われている(一時帰国した被害者を返さない)という決定には疑問を持っていました。 まだ、たくさんの被害者を残したままのあの決定は、後々その正否を問われるときが来ると思っています。 北朝鮮に「拉致問題は解決済み」と言わせる原因を作ったのではないかと考えています。 まあ、この我がまま外交と言い、今回の辞任の仕方といい、困ったものですね。 でも拉致被害者はあらゆる方法をつくして助けてあげたいです。 有り難うございました
- toshi-tsugu
- ベストアンサー率23% (181/769)
現在の日本の外交では、この問題の解決は難しいと想像します。「対話と圧力」という言葉だけで、その基本姿勢はアメリカや中国に依存しているように思います。アメリカや中国は、独立国ですからそれぞれの国益に基づく言動をとり、その言動が日本と一致していないことは明白かと思います。 昨日、ライス国務長官が「拉致問題が解決しなくてもテロ支援国家の指定解除」などというニュースが報道されました。アメリカを信じていあた政府の対応は、どうでしょうか?国内の権力闘争の総裁選挙に時間を掛けていて「拉致問題の解決」など国会議員の頭にはないように思います。 経済封鎖を実行したものの、諸外国との関連から予想したほどの成果を上げていないように思います。諸外国と強調すべきはした方がいいと思いますが、独自外交ができるような体制を確立しない限り、この問題の解決は難しいと思います。ODAのような経済援助は取引材料に使われるだけで、我が国にとってのメリットはないでしょう。北朝鮮と一部の利権をねらっている連中にだけ恩恵がり、拉致問題の解決とはほど遠いと思います。拉致問題の解決は、金体制の崩壊しかないと思います。 金体制の崩壊を目指して、日本のできることはあるかと問われれば現在のところ何もないと思います。アメリカ依存体制の制度を一掃して、真の独立国家の体制にした後、真剣な交渉をしないと解決できないでしょう。現在の状況では、北朝鮮に核兵器を残したまま、また拉致問題の解決無しに、経済援助だけを求められる方向に進みつつあるように懸念しています。
お礼
おっしゃる事はよく解ります。アメリカと北朝鮮のムードが何やら変わって来た昨今、金正日体制の崩壊など幻想ですね。まして中国やロシアが後押ししていますので。 では拉致問題は絶望的ですか?いつから日本の外交はこんなに骨抜きになったのでしょうね。 回答有り難うございます。
- 1
- 2
補足
何の話でしょうか?