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電子伝達について

真核生物でも 酵母とラット(動物)で電子伝達のしくみで 微妙に違うと聞いたのですが、何がありますか? ラットを中心に調べてきたので 酵母についての知識が乏しいです。 マニアックなことでもいいのでご教授下さい

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  • 1fan9
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回答No.2

マニアックなことなら、補酵素の種類というのはどうでしょう。 呼吸をする生物の多くは、電子伝達のための補酵素としてCoQ(コエンザイムQ、ユビキノン)を持っています。普段目にする生物の多くは、なんらかのCoQを有しているといえます。 動物のように嫌気呼吸ができない生物種の場合、CoQが生合成できなければ、正常な電子伝達ができませんから死に至ります。 生物種によって、固有のCoQ種が決まっています。 代表例を挙げると、 ラットやマウスの場合、電子伝達系の補酵素として、主にCoQ9(コエンザイムQ9)を持ってますが、 ヒトやウシやイワシや分裂酵母などではCoQ10(コエンザイムQ10)を、 出芽酵母ではCoQ6(コエンザイムQ6)を、 ある種のカンジダ酵母ではCoQ7(コエンザイムQ7)を持っています。 CoQはキノン骨格とイソプレノイド側鎖から構成されますが、イソプノイド側鎖の単位の連結数によって、種類が異なります。 たいした違いはないのかもしれませんが、ある生物が、電子伝達系で、ATPを多量につくるためには最適な側鎖長のCoQが必要であるということかもしれません。 呼吸鎖複合体の構造もそれぞれの生物種で微妙に違うかも知れません。 構造は高度に保存されているでしょう。他にも違いはいろいろありそうです。 学生の言うことなので間違いがあるかもしれませんがお許しを。

atyushi
質問者

補足

CoQの多様性がこれほどとは知りませんでした。 まだまだですね。。。 確かに、CoQの点ではラットと酵母で異なりますね。 まだまだ違いがありそうですね。 自分でも調べ続けてみます。

その他の回答 (1)

  • Do-en1111
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回答No.1

膜タンパクの構造が昆虫と哺乳類では違うということを聞いたことがあります。

atyushi
質問者

補足

さっそくの回答ありがとうございます。 質問がおおざっぱすぎたかもしれません。 電子伝達系を担う膜タンパク(複合体I~IV) に電子が流れる際のしくみが 酵母と哺乳類で違うところがあると聞きました。 構造が変わると確かに電子の流が変わるかもしれないですね。