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評価基準と評価規準のちがいを教えてください。

 最近、評価基準と評価規準という言葉を目にします。 本を読んでも分かったような分からないような・・・  素人でも分かるように例をあげて、具体的に説明していただけるとありがたいのですが。  よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • mtkame
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回答No.1

何かを評価する場合には「ものさし」が必要です。 評価規準(俗に「ノリジュン」と呼ばれます)というのは、ものさしの種類だと思ってください。 一方、評価基準(俗に「モトジュン」と呼ばれます)は、ものさしの目盛りです。 たとえば、「パソコンの授業」というのがあったとして、その授業の目標がいくつか決められます。 「キーボードの操作を覚える」「ワープロが使えるようになる」「メールが使えるようになる」等々で、さらにワープロの操作は「文字を打ち込む」「カット&ペーストが使える」「文字飾りができる」「マクロが使える」のように細分化し、いくつもの評価観点を作る、これが「規準(ノリジュン)」です。 これに対し、それぞれの「規準」をどれだけ達成したかを測るのが「基準(モトジュン)」です。「文字を打ち込む」というものさし(規準)に対し、それが1分間に50字か、100字か、という「目盛り」を与えるのが「基準」です。 したがってこの場合、成績というのは、一つの教科であっても、○○の観点からは5,△△の観点からは3、といった調子でつけられます。つまり、観点を与えるものが規準、数字をはじき出すものが基準ということです。

hiro009
質問者

お礼

なるほど、とてもわかりやすい説明ありがとうございます。 パソコンの授業を例にあげていただき、具体的に、本当に素人でも分かります。  すっきりしました。

その他の回答 (2)

  • masa1016
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.3

NO2での質問にお答えします。 >すべての教科で細かいところまで実際に可能なのでしょうか これが、この1学期やってみて困ったことでした。 全クラスが同じ進度とはならないし、学年を数人で持っているような教科もあります。 とにかくデータを持っておくということで毎時間ノートやプリントなどのチェックをしたりとかいう人が多かったように思います。今までの数倍にも仕事が増え、みんな色々と大変でした。部活にあまり出れなかったり、帰るのが遅くなるなど仕事が増えたようです。  他校との差をなくすために、夏休み中にも教科主任が夏休みに集まって会も何度か開き、学校ではそれを元に教科会を開き基準の統一をはかろうとしています。

hiro009
質問者

お礼

 masa1016さん、回答ありがとうございます。  大変さがよく分かりました。でも、親からすると気になるのが通知票の評価です。  私が思うに、人が人を評価することは、いくら基準や規準があっても絶対に同じ評価にはならないのではないかと思います。  娘が習字をやっていて教育委員会主催の展覧会によく行くのですが、「あれ、去年ならこの作品は賞には入らないよな」と思って知り合いの先生に聞くと、「今年から審査員が替わったのよ」という言葉が返ってきます。  図工の展覧会に行くと、「何でこの作品が特選なの?」(特に小学生の作品)と思うことがたびたびです。中学生の作品はなるほどなあと感心してしまう作品が多いのですが・・。小学生の作品の審査基準は素人には分かりません。  このように、評価にはどうしても主観が入ってしまうのではないかと思います。人には好き嫌いや好みもありますし、その人の感性も重要な要件になるのでは?  まあ、それを埋めるためにmasa1016さんの学校のように基準作りをやられているのでしょうが……。でも、それをやっていると評価規準にしばられて、どの人の授業も同じようにならざるを得ないのではないのでしょうか?なんだか大変ですね。  

  • masa1016
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回答No.2

 先の方の回答にあるように、 具体的なものが基準で おおまかなものが規準です。  特に授業での評価は基準にもとづいた記録の 積み重ねが大切だと思いますが、今年からは 始まった絶対評価で一応は基準を作って望んではいるのですが全員を正確に見る方法でまだ悩みがおおいです。  特に技術科はコンピューターに向かっているため顔が見えにくいと言うこともあり、自己評価をプログラムでできないかという研究もしています。

hiro009
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  絶対評価といっても、人間が評価するわけですから、その判断基準を統一する必要があると思いますが、現場ではどのように共通理解を図っているのですか?  もう既に今年から始まったとのことですが、忙しい先生方にそのような時間はあるのですか?すべての教科で細かいところまで実際に可能なのでしょうか?

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