電動(EP)とエンジン(GP)で異なります。
<電動の場合>
1)バック付きアンプの場合
スロットルを前進からバックに入れることでブレーキが作動します。
バックに入れて停止するまでが「ブレーキとしてのバック操作」の範囲です。
そのままスロットル位置を保持するとアンプの銘柄によってはバックを始めます(経過時間で判断)ので注意してください。
バック操作から再び前進に入れると前進します(当然)。
2)バックなしアンプの場合
単純に「バック操作=ブレーキ操作」です。バックがないので。
電動の場合、ブレーキは使うとタイムが遅くなる場合がほとんどなので、基本的には止まるとき以外は使わない、と思ったほうがいいです。まれに、ヘアピンコーナーで突っ込みすぎて「おっとっと」とブレーキをかけるとか、もうちょっと積極的には、オフロードの2駆マシンのようにもともとアンダーステアが強いクルマを曲げる技として、ステアリングを切り始めて荷重がフロント側に移動した瞬間に軽くブレーキを踏んでリヤタイヤを流すとかいったことはあります。
ただ通常は、2駆バギーのような極端なリヤ寄りの重量配分のクルマを走らせることはないでしょうから、タイヤ性能やボディのダウンフォースが十分に高ければ、ブレーキを使わなくてもちゃんと曲がれるはずなので、まずはブレーキなしで破綻なく走れるようなセッティングを目指すわけです。そのうえで、特定のRがキツいコーナーとか、追い越しで無理やりインに飛び込まないといけない場面とか、「こりゃあどうしようもないよね」という状況に限って、ほんのちょっと、アクセントのように効果的に使うわけです。
<GPの場合>
基本的なイメージは電動と同じだと思いますが、GPの場合は
同じサイズでも電動よりもクルマが2倍くらい重いので、どうしてもタイヤが遠心力に負けてしまいます。なのでブレーキでしっかり減速しないといけないケースが増えるようです。
従って、ABS(アンチロックブレーキシステム)は主にGPで使うものです。ブレーキを使わない電動では意味がありません。
電動でたまに使うとしたら、ABSではなくてTRC(トラクションコントロール)でしょうね。とは言っても濡れた路面とか体育館とか、およそ常識ではありえない状況限定ですが。
ABSにしろTRCにしろ、基本的に人間が操作して出している指示に送信機が勝手な細工を施して、単純に「信号の出し方を遅らせている」だけであって、実車のABSやTRCとはまるで動作原理が違います。当然、振る舞いもまったく別物で、実用性はほとんどありません。限界の見極めを難しくするだけですし、設定が悪いとかえって挙動がおかしくなることが多いですから、普段はあまりこういった仕組みには頼らないほうがいいです。試してみてどう変わるかを知っておくことはお勧めしますが。
お礼
ありがとうございます。 電動バック付きなのですが、取り説に書いてあったので使った方が 良い機能なのかと思い、試しに使いましたが難しく皆さんやられて いるのか知りたかったもので。使わない方向で練習します。