• ベストアンサー

「巧まざる」

 「オリンピックの異名である『五輪』は中国の音訳語かのように見えるが、実は日本の発明であるらしい。五つの輪のマークから来ているのであろうが、偶然に音も似ている。巧まざる傑作である」(漢字の常識・非常識(加納喜光著)。  この文中の「巧まざる」の意味ですが、「巧む」の否定から「工夫をめぐらしていない」とか「趣向を凝らしていない」という意味、つまり、「音が似たのは単なる偶然の産物であるが、それにしてもよくできている」という意味に解してよいのでしょうか。  文章の流れからすると、「巧まざる」は「よく工夫された」とか「趣向を凝らした」という意味に単純に解した方がすっきりするのですが、「ざる」がどうも気になります。  そもそも「巧まざる」という表現はどのように使うのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

こんばんわ! 「巧む」という言葉は、巧み・技巧・・といったように、技術・技巧をこらしたもの・工夫したもの、といった意味合いがあり、 狙って結果をだす、といった意味が強いのだと思います。 テクニックがすごい、みたいな。 と考えると、 「巧まざる」というのは、工夫したり狙ったのではなく、自然と産まれた素晴らしいもの、という意味だと考えられます。 巧む+ざる の解釈はそんなところかと。 「巧まざる」の使い方は、狙ったんじゃないだろうがすごいいいできばえだね!というものや、ひらめきの産物に対して使うのかな?と私は思います。 文中の、「巧まざる」の解釈についてですが、「五輪と名づけた人はそこまで考えてはいなかっただろうが、音も似ているしなるほど妙を得たネーミングだ」といういみで、使ったのではないかと・・・。

Dauphin
質問者

お礼

回答ありがとうざいました。 御礼が遅くなり申し訳ありません。

その他の回答 (4)

回答No.5

特に工夫しなくても、自然にそうなるという意味です。 「偶然」というよりも「自然な帰結」ということかと思います。 http://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%96%E3%82%8B

Dauphin
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

http://www.fks-wo.thr.mlit.go.jp/school/database/toshoshitu/kinenhi/html/m-1-3.html 上記の用例では、技巧に走った芸術に対して、技巧が見えないような自然な手法がすばらしい。というようなことになります。 肩に力が入ってないとか、そんな感じですね。

Dauphin
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

巧まざる わざとらしさが無い。 というような意味です。 あまりにも、上手くできているので、それが技巧を凝らしているとは思えないほどだ。 というかなりひねった褒め言葉ですね。

Dauphin
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。

  • tomajuu
  • ベストアンサー率38% (304/782)
回答No.1

大辞林では、その一語で 「自然にそうなる」 「特に意識しないで表れる」 とあります。

Dauphin
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。

関連するQ&A