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音声が聞きとれない実害?

[生活面で支障が出る話] の質問と、[オーディオ技術の変遷] 情報との二つの話です。 ◆[ 生活面で支障が出る話 ] オーディオ鑑賞では不都合がなくても、実生活では聞きとれないと困る問題です。 音の歪みや高音域の不足など公共放送の粗悪音や、放送声の質・活舌が悪くて、耳感度が良い人でも意味が通じない場合が散発しています。 自分が将来に耳感度が弱まったりした場合、かなり困ります。 非常事態の場合に事態や非難方向などの正確な情報が解らなかったり聞き違えたりして身の危険を回避できない状況や、諸々の支障を防ぐ必要があります。 明瞭でない声の場合は、声だけ高音域を強めて明瞭化を測るなどの具体策をとれば解決しそうです。 参考に1kHz(定点)と、20~20kHz(連続スィープ)の再生音を紹介しておきます。 http://mojim.net/cn_search_u2_VuzN45qqqEI.html 出る音は使用パソコンのスピーカ音なので、聴こえ方は単なる目安です(良質ヘッドホン使用を推奨)。 「放送音声(TV・ラジオ)」 o(送信音) 出演者の声の質によっては聞き取れない場合、談話マイク毎に高音補強(並・中・強3段階)の切換えスィッチを設けるなどの方法をとれば、明瞭化は実現できる o(受信機) 音声の明瞭度は、音質切換えや微調整ができる機種でも、聴こえ易さは概して不十分なので、改良を望みたい 電話の明瞭化は、電電公社時代に武蔵野通研で研究の結果、300~3kHz(400オーム回線)が最明瞭と判明。(5kHz以上に広げると、現状の回線を高品質のフィーダーに変える必要が出る) 「街頭放送(防災無線、駅構内・館内放送など)」 o(防災無線))  町内の放送は、鉄柱の上に殆どがホーン型sp(スピーカ)で多くは折畳みリエントラント形並級品と見え、音質が悪い上に建物こだまやエコーもあり、耳の良い人でも聞取りにくいという 良質品に変えるか、遠方でハッキリ聞取れる平面波方式のFPS(平面板sp)を採用し、小区域ごとに分散設置するなどの改善が望まれる(FPS=Flat Panel Speaker)  移動用・街頭などの設置例 http://www.fps-inc.co.jp/proaudio/ o(駅構内、街頭・店舗) 音質は良くても遠く離れると音量が弱い 平面板駆動による平面波で、離れてもハッキリ聞取れる電磁式の良質な [平面板sp] の採用が望まれる  駅構内の設置例 http://www.fps-inc.co.jp/eki/ 以上の私見について、実行困難・必要有無などのコメントや別論があれば御回答ください。 ◆[オーディオ技術の変遷] 一般の人は音の高調波を言わない傾向が見え、音質は主にf特(周波数特性)と過渡特性を考えているのではと思います。どっこい!sp(スピーカ)の高調波歪みが音質全体に大きく影響しているのを忘れないで下さい。 そういう感想なので、上記質問への御回答前に、オーディオの知識を豊かにしておいて貰いたいと痛感したわけです。 「技術解明記事が少ない。技術進歩が止っているのか?」 一般的な疑問です。そのとおり!新鮮な技術解説も音質評価も音色鑑賞論も乏しい現況のようです。 しかし、実は 実用技術は出尽くした段階と思います。マイクの分野でさえ望遠マイクなども実用化ずみです。 オーディオ熱も今は下火で、出版者側は今さら記事にする問題がない状態ではと思います。 個別的な疑問や解説類は、雑誌社へリクエストして記事にして貰う方法があります。 纏まった手記があるなら、自分で出版すれば多くの人の参考に役立ちます。 オーディオの応用技術の新分野は、一部の先進的問題などをNHK技研が研究していて、毎年5月ころ一般公開されます。 (この次は来年です: http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1505/14/news167.html ) 通常の基礎技術は、書誌「オーディオ事典」「音のなんでも事典」などや専門書・参考書で解明できます。 実用的なオーディオ解説なら、1900年後半(’50~’90年)ころの各雑誌に、貴重な記事が多数潜在しています。 図書館の利用が便利です。  ラジオ技術、無線と実験、電波科学、ほか次のような専門誌がありました。自作ラジオで受信鑑賞する時代から音楽鑑賞・オーディオの世界へと移行する過渡期でした。  電波技術,初歩のラジオ,電波とオーディオ,ラジオと音響,オーディオファン, H i-F i 定評ある執筆者は、  技術解説:富田義男(NHK技研~日本ビクター)  障害解析:兵頭 勉(修理技術・故障解析の第一人者)  質評価・品質解説:瀬川冬樹(オーディオ評論家)  劇場・音響評論家:菅野沖彦、江川三郎、長岡鉄男 おぼろげな記憶にあるのは以上です。その頃は「オーディオ相談室」風の某社小部屋が東京虎ノ門にあり、一流の評論家と一般者が談話可能で、富田先生とも何回か談話できた、良き時代でした。 最新技術の類は、現行の書誌類に頼ればいいだけの話です。 オーディオでは常識すぎて雑誌なども滅多に出てこないことを幾つか述べておきます。 o (オーディオの心髄):スピーカから、そこで実演奏しているように聴こえる音が出るのが理想、という考え方が一般的 幕で隠してアンプ再生音とナマ演を聞き、どちらがナマか当てる催しも、昔は稀に行われた o (オーディオ指向の種類);概ね次の3系統 *音楽鑑賞派(楽曲の内容を楽しむ):再生音楽の愛好家 *音質尊重派(忠実音演奏を楽しむ):オーディオ趣向家 *機材優先派(再生のワザを高める):オーディオ邁進家 o (スピーカの種類) *コンデンサ型(ヘッドホンでも最高音質) 「原理図」http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-11-20 「特性例」http://www38.tok2.com/home/shigaarch/electrostaticSP.html *電磁式平面板型(ヘッドホンはオープンエア形が優良音;ゼンハイザ製が定評) 「原理図」http://www.just-tech.co.jp/livesound_r3/Exp1.htm 「構造例」写真6、図1・2 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-04 「小型ユニットの旧製品例」6番目写真(NHK放送博物館)http://www.nhk.or.jp/museum/book/kiki100sen03.html *電磁式コーン型(通常品) *電動弁型(サイレン似の風量変調式:音質が悪く普及していない) *ロクハンは「6.5インチ」の俗称。万能ではない。単品で全音域が無難に出る程度のフルレンジ優良品が開発され、調整室のモニタ用や館内放送などに多用された。低音域は耳を寄せないと聴こえない 低音域は音の放射効率が低く、離れて聞く音楽鑑賞などには10’(25cm)以上の大口径が必要 コーンを楕円形にし、長辺で低音域の効率を高め短辺で高音域の分割振動を助けた製品もある http://www.ekouhou.net//disp-A,2010-109665.html o (増幅信号と再生音の状況) *周波数特性(f特)通常20~20,000 Hz。アンプ (出力トランスも)・pu(ピックアップ=カートリッジ)もほぼフラット特性。スピーカは例外  *高調波=回路の電磁的-と、sp・pu駆動部の機械的-とが共存  [真空管] 3極管は偶数次-、5極管は奇数次-が顕著とも  [出力トランス] 奇数調波が無視できないレベルとの説も  [sp] 歪みの最大発生源(URLの2番目図4色の曲線。上方の赤曲線は周波数特性) http://www.spatiality.jp/articles/post-887 *過渡特性=電磁的-と機械的-の両方が共存  上記1番図は巻線部回路の過渡特性を調べる衝撃1波の残響信号 物体では、スポンジなどで浮かせば、自由振動してシロホンのように余韻の残響が出るが、spは可動部にダンパーがあるので、残響音や共鳴は出にくい spへの音信号が入ってから可動部が動き出す迄の、可動部質量による応答性(コンプライアンス)次第で音の時間遅れ・位相ずれが生じ、音色に若干影響する *波形歪み=現製品では僅少(アマ無線などのしわがれ声は、C級増幅による波形歪が主因) ◆[ 全体像 ] 再生音の優劣は「アンプ」よりも「sp」で決まると考える アンプは、[マッキントッシュ] が世界最高峰と定評。どう作れば同じ音が出るのかの謎も有名。回路図どおりに抵抗もコンデンサも同一値で組立てても同じ音が出ず、何が違うのか不明で、ハンダ材質が違うのではの説まで出た。現実はどの製品も技術の粋を尽していて大きな差はない筈 spは、同心円の型深さや硬さも、分割振動を決めf特に現れる。最大の問題点は振動板全体の機械的高調波が音色を左右し、品種ごとに差が出ると考えられる 振動板の高調波は、音のつや・輝きとなって現れ、そのスピーカ独自の音色・特色になるらしい。もし全てのスピーカに高調波が出なかったなら、メーカ別・品番別による音色の差は殆どなく、どれも同じような音に鳴る筈 室内・劇場では、ある程度の残響と箇所に応じ無反射壁も必要。設計して決める 測定は無響室で行っても、リスニングルームが無響室だと不自然な音に聞こえてしまう    

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

最初に質問した時に、回答をかいたのに削除されてしまったのでまた回答します。 っといっても最初の回答をほぼわすれてしまいました(笑) 防災の話ですが、私の両親も耳が遠く鳴ってきました。 とくに電話では会話が成り立たない時があります。 耳が少し遠く鳴っただけで、私の声は特に聴きとりにくいみたいです。 若い人達は「渋い声」「いい声」っと言ってくれますが、 お年寄りの方々は「こもっている」っと良く言われます。 「ラジオの声が頭に響く」っと母親はよくいっています。 男声が苦手みたいですね。 なので、防災無線なども女性が話をしているのでしょうか? オレオレ詐欺も最初は今のように手のこんだものではなかったですよね。 最初で電話口で「オレオレ」っと言うだけだったと思いますが、 電話で自分の息子の声と犯人の区別がつけばこんなに被害はなかったのではないでしょうか。 詐欺に引っかかった人も、普段は電話で声を聴くと「○○さん」っとすぐにわかるので、 やっぱり男声が聴きとりにくいのかなとも思います。 娘になりすました詐欺電話って聴いたことがないですし・・・。 平面スピーカーですが、ホーンスピーカーはボロボロになっても元気よく鳴りますが、 耐久性っという面では平面スピーカーってどうなのかわからないのでそれが気になります。 嵐や大雪や地震、っといってように過酷な時に活躍するスピーカーなので、 昔は耐久性を重視に考えられたのかなぁって勝手な想像をしております。 オーディオのところですが・・・。 前もかきましたが、私は今40歳です。 しかし、私の親くらいの世代の人は、ほとんどの方が「技術系」の雑誌をみたり、 実際にラジオを修理したり、真空管アンプを製作したり、スピーカーを製作したり、 「技術」からオーディオに入った人が多いと思うのです。 事実、私の父ちゃんは70代ですが、全く音楽に興味がないのにラジオの修理とか、 無線の修理を昔はしていたと言ってました。 親戚のおじさんもアンプは自分でつくって、スピーカーも自分でユニットを買ってきて 組み立てたっと言ってました。別にオーディオマニアではないです。 私の一番のオーディオ友達は元上司です。 真空管アンプを次々と作っては、同じ音源で音の違いを楽しんでします。 その点私は「音楽」が好きで、それでもっといい音で聴きたいっとおもって オーディオに興味をもちました。 私は、色んな音楽を聴いて、オーディオを楽しんでいますが、 元上司は同じ音楽を聴いて、アンプやスピーカーを変えて楽しんでいます。 同じオーディオが趣味でも、こんなに違うものかと思っています。 私は家ではBOSEの901を使用しております。 最近このスピーカーを「残響をまき散らすスピーカー」「聴きたくもない」っと 回答されてしまいました。 そして仕事場の2階にはバックロードホーンがあります。 「バックロードホーンは低音が送れて聴こえる」 「測定すると低音が暴れているから粗い音」 っという人がいますが、実際に使用している私にしてみれば、いたって普通になってます。 自分が使用している機器をそのように書かれると非常に嫌な気持ちになります。 そこまで書くと言うことは、聴いた感想を言っているのだと思いますが、 それほどまでの聴く人によって違うのがオーディオなんだなっとおもっています。 もし、聴いたこともないのに批判しているとしたら論外です。 オーディオって実際に使用してみないとわからないことだらけだと思っています。 質問者様は色んな実験も経験しているし、沢山のオーディオ関係の書物もよんでいるのは この質問内容をみても間違いないと思います。 そして、ここに回答をくださる方も、とても知識がある人が何人もいます。 ですのでokwaveで質問をしているうちに、オーディオ観が少し変わりました。 私は、「オーディオは知識なんてなくても聴いてよければそれでいいんだ」 っとずーっとおもっていました。 でも知識がなさすぎるばかりに、 オーディオショップの言う通りお金を使うと、とんでもないことになります。 私は実際にかなり散財しました。散財して気付いたからいいんですけどね。高い勉強だいです。 「オーディオは聴いて良ければそれでいい」っというのは変わっていません。 しかし、せめてオーディオショップの店員さんに言い返せるくらいの知識は あったほうがいいとおもいましたね(笑) オーディオって知識と感性のバランスだと思っています。 私のような知識のないものは、オーディオをやりながら後付けで知識をつけるしかないです。 なので、このような内容の質問も、フムフム、なるほど、っとおもって読みました。 勉強になりました。 ありがとうございます~♪

ohhTokyo
質問者

お礼

[ここは#4です] この直前の掲示板は消えてしまいましたが、御回答は印刷で保存してありました。 鉄塔放送などについては:— 「実生活になんの問題もありません。」 を受取っています。 同時に 「何かあっても、周りの人達と同じように避難すれば大丈夫だとおもう」 との御意見も書かれていました。 これらの御意見は 『改善は不要。現状のままでよい』 という [回答] とみなしました。 御回答を有難うございました。 情報交流もできて楽しかったです。 お元気で !    

ohhTokyo
質問者

補足

[ここは#4です] 御回答を有難うございました。  前掲示が削除されてしまい御迷惑をおかけしました。 削除の原因などは文末に要点を記しました。 前掲示板の貴 御回答#3は、次の3点だったと思います。思い出したら送って下さい。 *質問の目的は何か(緊急放送は不要。周りの人に合わせばいい)。 *平面波sp製品の特長は何か。屋外耐久性は大丈夫か。 *オーディオの基礎知識評(楽しむほか仕組みも知れば便利) 今回の質問も、前と同じ内容で:ー  オーディオとは別分野 [実生活で公共放送など問題点の改善案] への意見有無と、  回答の参考として [オーディオ知識・情報の潜在箇所情報]、の二つです。 今回、『電話の会話が不便』旨の御意見がありましたが、据置電話の場合は以前に比べ格段の音質改善を実感しています。 いちど店頭で視聴してみては如何でしょうか。 私の所は親機の送受話部がコードレスの機種(品種が少ないです)に入れ替えたら、通話は快適、別室でも風呂場でも屋外でも100m以内どこでも自由通話で快適に使っており、問題解決した状態です。 『平面波sp製品の屋外耐久性は不明』旨の御意見でしたが、国産品の使用実績は近年始まったばかりのようなので、正確には分かりません。 質問頁のオーディオ欄に書いた「街頭など」・「駅構内」URLの写真を見ると、屋外雨ざらしの使用例もかなりあるようなので、一流品ならさほど心配ない筈で、普及化に反対する意味はないと思います。 (編集後記) 前掲示板が全文削除されてしまった理由は、『他者の投稿に言及している』と『他の回答への批判が見られ不快な思いをする』旨でした。 今後はそのつもりで対応することにしました。 今回の掲示は、他の記事を引用した記述を省いて書き直しました。 内容は前掲示と同じですが、表現を分かり易くしました。 『批判』は、全くそのつもりはなく、是正指摘をしたとしても御回答者たちはほぼ円満に応答され、好意的だったと思うのですがOkWave担当者の判断なのでやむを得ないと思います。 なお、私が関与しているサイトでは、誤り記述は何がどう間違っているのかを伝え、正しいとされている代案を必ず示すようにしています。 技術系の専門家会議では、正論・反論の応酬が飛び交う激しい場合もあり、初めてのときは喧嘩しているに違いないと思ったほどです。後に、そうしなければ科学の進歩は望めないのだろうと、納得したことでした。 我がサイトの編集ルール一部を、参考に示しておきます。 ◆『誤りを正す場合、どこの何が不正なのかの説明が、卑下・攻撃・悪口などの [雑言] と誤解され易く、表し方が難しいのが現実です。 真実ではない誤りを [指摘] する場合、雑言類と識別するめやすを参考のため示しておきます。 次のように比較などで事実を述べるのは、正しい指摘と考えます。 どこの何が、どう間違っているのかを(数値などで)表すためです。   (例):多い/少ない、精密/粗雑、円滑/遅滞、早い/遅い、高い/低い 一方、主に形容詞で表し、客観的な評価の数や量で明示できない場合は中傷の [雑言] のことが多く、善意の [指摘] と区別する目安になります。   (例):愚か、駄目、鈍い、遅れた態度、困る状況 』◆    

その他の回答 (5)

回答No.6

A No.5 HALTWO です。 スミマセン、TOA さんの解説…… http://www.toa.co.jp/ir/message/topic_hornarray03.html が抜けていました。 3 つで 1/3、2/3、3/3 となっています。 素敵な Audio Life を(^_^)/

ohhTokyo
質問者

お礼

[ここは#6です] 何かと御配慮いただき有難うございます。 私も一般的なことの1・2・3 を述べておきたいと思います。 災害放送は、新方式の形のラジオ局が開局することになったようです。 11月に福岡で開局、12月東京・大阪府のほか逐次全国都市・幹線道路で送信開始の予定です。分散放送局によって、その地区だけの独自情報も送信できる方式らしいです。音楽CDの3倍のディジタル情報量を使う高音質とのことです(毎日新聞7/3夕刊)。 詳細は次の[V-Low放送] のURL でどうぞ。 [V-Lowマルチメディア方式] V-ALERT放送のビデオ  http://jichitai.v-low.jp V-Low 放送概要の解説図  http://www.multimedia.co.jp/about/ 通常ニュースと共に災害情報を重視する放送は素晴しい方策ですが、受信機を忘れて外出したときや、受信機を持っていない人の場合は、緊急時に救済されないことになります。 電波の放送は便利ですが、鉄塔などからの音による町内放送は必要であり、今のまま存続しそうです。 オーディオの趣味分野では、聞こえなくても不都合な重い問題点はないと思う一方、社会生活の分野では、聴こえないことが命にもかかわる危機が起こりえます。 この問題点をオーディオ関心者の方々にもぜひ分かって貰いたいと思ったのが、ここの質問の発端です。 また、最近はオーディオ技術系の情報記事が乏しくなっている状況が見られ、音波の特質・スピーカの指向性や分割振動などの現象をよく知りたい、解説記事が欲しい、といったような意見が潜在しているようです。いつも身近で教えてくれる人も今は殆どいない状態です。 そこで、質問欄の後ろ半分へオーディオ情報の採り方の要点を書いておきました。 しかし、マイク背面の近接効果とか、スピーカの指向性、振動板の分割振動、といった基礎的な事柄は、雑誌などのメディアに頼らなくてもオーディオ事典を一冊買っておくだけで、基礎技術に限り事典一冊でたいていの事は何でも解る筈です。 自分の専門範囲を究めると同時に、オーディオの全体像を浅くでもいいので幅広く知っておくのも大切なのですが、他種の専門知識は取違えて認識していたり、基本的なこと例えば図・表には必ず次元・単位を入れるルールを知らずに公表するようなことがないよう、正しく教えて貰ったり雑誌類の記事で公表して欲しいとも念願しています。 そうなることで、誤った情報が公表されることを防ぎ、正しい情報や解説を豊富に知ることができるよう望んでいます。 なお、質問欄の始めの方に紹介した20~20kHz スィープ音(中国漢字入りURL資料)は、最近試したところ16kHz 近くまで聴こえることになり、ちょっと妙です。16kHz 近辺は 低倍音 8kHz 域を聴いているのかも知れません。この発信音源の信頼性は要注意のようです。(ヘッドホン SENNHEISER HD 414、ソニー MDR 80 使用) 最近技術のあれこれを紹介して貰い参考になりました。 殆ど雑談でしたが情報の交流もでき、楽しかったです。 良い余暇を !    

ohhTokyo
質問者

補足

[ここは#6です] お知らせ有難うございました。 音波でグラスが割れるのは、高音圧波と低音圧波とが隣り合わせになった部分に、空気圧差の部分的爆風が起きる現象ではないでしょうか。レーザー光で同波長・同相の光波が合成され、金属も溶かす超高エネ光になる現象と少し似ていますが、Reguiated Phase音などの場合は、干渉波が積重なる場合に周波数が違う逆相部分は音圧が打ち消し合い、周波数が違っても同相部分は音圧が加算されて超音圧が起こす現象と思います。すぐ隣り合った場所にマイナス音圧があると、前隣の超高音圧と落差が激しいのでグラスが割れる現象が起きても不思議ではないのでしょう。 このような方式の街の拡声器音が、場所によっては異常に強力な破壊力を持つ音圧になるような方式は危険とも思え、あらゆる状態のもとで人の体にどんな影響を及ぼすか、完全に解明されてから実用すべきと考えます。 メーカーの自制が欲しいところです。質問欄に示したFPSは、そんな現象は起きません。 様々な新原理のスピーカなど、斬新な機器を紹介して戴き参考になりました。 質問に対する答えは、できれば今からでもY/Nを御送り願えれば幸いです(締切7/19日)。 何かを教えて貰いたいのではなく、声の明瞭の改善策へ [賛/否] を表明願うだけで簡単です。 質問の要点は、下記掲示板[#1]の [補足説明] を参考にして下さい。  http://okwave.jp/qa/q8997769.html     

回答No.5

A No.1 HALTWO です。 補足に関して…… >具体的な方法について「高音域の強めよりも低音域を強めるのが効果的」の御説 了解しました。 あっ、いや、Microphone に付いているのは Low Filter (High Pass Filter) ですので「低音域を強める」のではなく「弱める」ものです。 私が愛用した ElectroVoice RE20 という Dynamic Microphone では Bass roll-off という名の Switch になっていましたが、Analog Tape (Cassette や Open Reel) で録音したものを再生する際に Bass Tone Controller で低域を絞るよりも RE20 の段階で低域を Roll Off させた方が明瞭な音色感を得られました。 Digital 録音で実験したことはないのですが、多分、Analog 録音では録音 Level によって音色感 (測定上は歪率?) が異なり、概ね低い Level の方が音の籠もり感が少ないことが影響しているのだろうと思います。 Analog 磁気 Tape では顕著な違いを聴き取れるものですが、特性上は Dynamic Microphone の Transformer 部や再生時の Amp' 回路でも同様でしょうから、悪しき影響を及ぼすものは早めに取り除いた方が良いのでしょうね。 >ピンクノイズをバランス調整ノブで左右へ振ったとき、部屋のどこかで妙な物音がしました。なんだと思いますか? 「音響 Lens 効果」とでも言うのかな……音響 Lens の別称が日本では一般的になってしまった JBL 社の Defuser は音波収束後の拡散を「刺激を和らげる効果」として利用しているので「収束」を意味する Lens とは異なると思うのですが……。 昔 MEMOREX という Tape Maker が「Speaker からの再生音で Table の上に置かれた Glass を割る」という実験を広告に用いたことがあります。 http://ricksegal.typepad.com/pmv/2005/07/memorex_brand_p.html 聖書の「Jericho のラッパ」もそうなのでしょうね。 Speaker から発せられた音波と壁 (天井と床を含む) に反射した音波とが干渉して特定の地点にある木材などを異常共振させることはよくあることで、耳には Fluttering 現象なのか何かの共振現象なのか判別しにくいものなのですが、鼠にとっては足下の異常振動ですので Panic に陥るでしょうね。 >平面波スピーカFPSは、コーンによる波紋形の放射ではなく平面波で放出……遠く離れた廊下などの向こうでも音が聞き取れる性質が独特です。 これは知りませんでした。 INFINITY 社の EMIT-k (FOSTEX 社 RP Series の OEM 品) を愛用した時期があったのですが、RP は Regulated Phase の頭文字で、Zigzag に蛇行した Coil と複数の棒状 Magnet とで振動板を全面駆動させる FPS の一種です。 http://20cheaddatebase.web.fc2.com/fostex/RP.html 壁からの反射音も含めて聴収位置や聴収角度によって超高域が聴こえる地点と聴こえない地点との差が激しく、正面方向から次第に角度を変えて指向性を調べた限りは特段に指向性が鋭いとは思えないものの、聴こえる地点では耳に突き刺さる感覚が強い一方で聴こえない地点も多々生じる、かと言って球状 (或いは円錐) Reflecter で音波を拡散させても解決が得られない、非常に Setting が難しい Tweeter で、最終的には後方の壁上方左右に向けて反射音を部屋に満たす手法で使っていました。 LED 光源が目に突き刺さるのは Coherent な光束だからですが、EMIT-k は音束が一方向ではなく複数の方向に放出されているような、しかも音束と音束の間での音圧減衰も大きいような感じが付き纏うもので、球状や円錐状の Reflecter でも上手く音束が混ざり合ってくれない感じがしたものです。 「音響 Lens 効果」と呼ぶものなのか自信がないのですが、声楽家の「音声爆撃(笑)」いわゆる「遠鳴り (反語は側鳴り)」は凄いですよね。 何度か、聴衆が数十人程度しか入れない小 Concert で声楽家の「音声爆撃」を喰らったことがあるのですが、同じ方位で前方に座る聴者にはそれほどの音圧ではないものの、後方に座った者にはまるで音波の焦点が合ったかの如く、耳が痛いほどの音声が到達します。 縦に並べた蝋燭の炎を、手前の炎は揺らさずに遠方の炎を大きく揺らす演歌歌手の発声動画を見た記憶があるのですが「遠鳴り」とはそういうことなのでしょうかね。 距離が離れるほど音圧が小さくなるのではなく、特定の地点では逆に音圧が大きくなる……反射響鳴の音波干渉が生じなければ説明が付かないものなのでしょうが、狭指向性型ではなく、無指向性に近い概念を導入した Speaker System (例えば BOSE 社の Virtual Imaging Array 手法等を含む製品群) にも似たような効果を出すものがあるのは興味深いです。 FPS もそんな性格があるのかどうか、興味深いものです。……Parametric Speaker System は多数の発音源からの音波を合成することで Coherent な音波を作り出しているのですが、FPS はどうなのでしょうかねぇ。 防災用 Sytem では P.A. System 技術の Know How が豊富な TOA 社が Horn Array という方式を出していますが、これも合成干渉による超指向性化の手法ですね。 http://www.toa.co.jp/ir/message/topic_hornarray.htm http://www.toa.co.jp/ir/message/topic_hornarray02.html Array Speaker System の指向性特性を図示したものが下 URL ですが、私の EMIT-k も正に下図の 2kHz 平面や 8kHz 湾曲面みたいに音束を感じられるのには苦労させられました。 http://www.atl.co.jp/products/meyer/m_series/m3d/pages/m3d_3page.html 部屋の内装や Speaker の配置がちょっとでも変わるとまるっきり再現できなくなるほど微妙で Delicate なものではあるのですが、反射音との干渉が絶妙の Balance になった際の奇跡的なまでの「妙なる音色感」や「不思議な臨場感」は私にとっては麻薬的なほどに病み付きになっているものでして(笑)、日々 Speaker やその周囲のものを動かしては悦に入っています(^_^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

ohhTokyo
質問者

お礼

[ここは#5です] 有難うございました。 公表する記事の、体験に基づいた話にウソが無く知ったかぶりもせず信頼感があって親しみやすく読みました。 裏付けのある事実だけを話して貰ったのがとても良かったと感じています。 ついでをここへ書いて恐縮なのですが、消された前掲示中 白坂さんの研究手記「スピーカーまとめ」 http://www1.bbiq.jp/sirasaka/speaker-matome.html は誰もが参考になりそうなので紹介しておきます。研究記録なので単行本は厳しいとしても雑誌連載などで誠文堂新光社かラジオ技術社・技術評論社あたりから出版されて当然の価値ある内容です(新聞Webを問わず、初公表の絵や記事は登録なしでも著作権だけは自動的に発生します。知らないで後から公表したり無断パクリは、提訴されてもされなくても著作物盗作の犯罪となるので要注意! 知っていて記事に引用する場合は、必ず出典 [題名] と [著者名] の明示が必要 )。 質問の答えを貰えなかったのが残念です。 お元気で !    

ohhTokyo
質問者

補足

[ここは#5です] お知らせ有難うございました。 声の明瞭化について『” - 低音域を ”強める” のが効果的”』の記述は書き間違いでした。低音域を削れば明瞭化するのは電話通信で承知済みで「弱める」が正解です。高域を強めても低域を弱めても結果はほぼ同じです。 感度のバイアスが効くからだと思います。 耳バイアスは不思議なもので、耳をつんざく騒音では感度バイアスが掛かって弱音の方がカットされ、強音の中の僅かな変動も感じ取れるようです。さもなけば聴神経が過大量に麻痺したり障害を受けるかもしれないのでしょう。 逆に、静かな雰囲気では耳感度のバイアスが強化して微細な音でも拾えるようになります。たぶん、眼の虹彩と同じような働きをする調整機能が内蔵しているのかと思います。これは仮説です。 それにしてもマイクに音質切換えFilter が付いているとの造りには恐れ入りました。音楽レコーディングでは、ノイマンの何型だったかが最適と聞いたことがありますが内蔵の切換え機能はなく、ElectroVoice のは声楽用か特殊仕様なのでしょうか。 拡声器に関係する資料の数々を有難うございました。 声の「遠鳴り」は聞いたことがないですが、ホーミーらしき声は時折り聞きます。低音は近くで程良い音量でも、高音は近くで耳をつんざく音量なので遠方へも響き通るのではないでしょうか。発声原理を完全解明すれば、別な新方式スピーカの開発ヒントになるかもしれません。 各種の方式で、実用し性能をみて cost performance が最も良い製品が生き残っていくのではないでしょうか。 駅頭などで使っている平面板スピーカは、合成音ではなく平面の単純音なので、遠くで強まる現象は起きないと思います。 音は弱まっても明瞭度が良く、はっきり聞き取れる程度と思われます。新製品を実際に聞いてみたいと思っています。 良い一日を !    

回答No.3

A No.1 HALTWO です。 あと「全体像」のところですが…… Macintosh C34V を 5 年ほど愛用した経験があり、良く似た音色感を出す安価な Amp' に出会って Shock を受けた経験もあります(^_^;)。 良く似た音色感を示した Amp' の中味 (回路) までは調べませんでしたが、愛用した C34V は筐体を開けて使用されている素子の Maker 型番を隅々まで調べ上げました。 Volume Controller の代わりに固定抵抗素子による Line Level Attenuator で音量を適性値付近にし、細かい Level 調整は PC (Personal Computer) の Software Volume Controller (bit 落ちしますが ±12dB 以内ならば 16bit=96dB 近い Dynamic Range が最小でも 72dB 強になるだけのことで、再生音の質感に影響を及ぼすものではありませんので……) で行っていた時期があるのですが、Maker 型番の異なる抵抗素子では同じ抵抗値でも音色が異なりますし、同じ Maker 型番の抵抗素子でも耐電力が 1/6W、1/4W、1/2W、1W と、構造が同じで Size が異なるだけで音色感が異なります。 つまり、Maker 型番、耐電力値まで同じものにしなければ似たような音を再現できる筈がありませんので「回路図通りに抵抗も Condenser も同一値で組み立てても同じ音が出ない」のは当たり前です。……同じ規格の Output Transoformer でも Maker 型番、構造が異なれば音色が変わるとか、同じ規格の真空管でも Maker 型番が異なれば音色が変わるなんてことも、真空管 Amp' Mania ならば周知の事ですので……。 因みに Macintosh C34V そっくりの音を出した Amp' は C34V が定価 $2,500 であったのに対して、Power Amp' 専用仕様ながら $400 でしたので 、これは Shock でしたねぇ(笑)。……疾うの昔に生産終了してしまっていますし、生産していた頃も数年で中味の部品が変わってしまう安物でしたから、私が出会った型番はたまたま Macintosh の Amp' と共通する部品が多用されていた製品だったのかも知れません。 尤も Macintosh も 1980 年頃に軒が傾いてしまい、それまで $1650 だった C32 (1977-1981) に手を入れた C33 (1981-1985) をいきなり $2450 なんて値段で売り始め、中味は殆ど変わらない (入力 Selector に VCR といった Video 対応の名称を加えた) ものに外部 Video Selector を Option で加えた C34V (1985-1992) に変更して糊口を凌いでいたもので、C32~C34V の中味は $1500 程度のものでしかありませんでした。 軒が傾いちゃったので値段を上げざるを得なかったのですが、経営改善は失敗して次の C40 は $3500 になってしまいましたし、1990 年には遂に Car Audio Maker の Clarion 米国法人に身売り、2003 年には DENON、MARANTZ を傘下に入れた D&M Holdings に吸収されていますよね。 Audio 機器は回路図上の数値は同じでも構成する素子の構造や規格 (耐電力性など) で音色が変わりますので、独特の Sound Character を持つ Maker が使用する部品には長年に渡って共通点があります。 Macintosh 社の Amp' 群はそうした特徴を持つ典型的な製品群として知られており、MA6800 では Transistor Amp' なのに敢えて自社開発の Output Transformer を介して出力させていますよね。 私は別の安価な真空管 Amp' の音色感を Macintosh C34V に近付けるために敢えて Allen Bradley 社製 Solid Carbon 抵抗素子で Line Level Attenuator を作って使用していた時期があります。……これだけでも結構、似通った音色感にしてくれました。……勿論、C34V には程遠い音質ではあるのですが……。 でも Macintosh の Amp' (他の舶来製品も似たようなものですが) は $1=¥340 ぐらいの頃から殆ど変わらない為替 Rate で販売されてきたことから日本国内での神話的価値観と現地米国での価値観とは 3 倍前後の開きがあるもので、C34V に関しては私は 20 万円以上の価値がある Amp' だとは思っていません。 音色感は素子の組み合わせで変わりますので、最も音色感を左右する能動素子たる Transistor が生産終了で入手不可能になっても、IC (Integrated Circuit) Chip と抵抗及び Condenser の組み合わせで Transistor 時代の音色感を演出することが可能であり、その辺りの膨大な Know How を溜め込んでいるからこそ、著名な Maker は製品が Model Change しても基本的な Sound Character を維持し続けているのだろうと思います。 Speaker Unit の基本構造は Dome 型や Planer 型が出現した 1970 年頃以降、殆ど変わっていないのですが、材質と加工精度は確実に進化しており、昨今は口径 4inch (10cm) 以下の Full Range Unit でも充分な再生帯域感を得られるようになっています。 高域はほんの僅かに Microphone の位置をずらしただけでも音波の波長に近いずれから位相が大きく変わりますので、測定図は高域になるほどギザギザの、信頼性に乏しいものになってしまうのですが、脳はそうした位相のずれを補正して音圧 (量) 感を認識していますので、Microphone 測定では高域が出ていないように見える Unit でも充分な高域音量を感じられたりするものがあります。……あと、Attack と Release、つまり Responce 性能は 80 年代に随分と進化し、2000 年代にはその Know How が小口径 Unit を用いた安価な System にまで降りてきています。 低域に関しては共鳴箱の構造が精密なものになり、2inch そこそこの口径しか持たない Woofer でも 1970 年頃の 10inch 級 Woofer に引けを取らない音を出すものもあります。……元々 2inch 以下の口径しかない Headphone だって耳穴に 20Hz を送り込む能力があるのですから、電気的 (Electric) な補正 (Equalization) のみならず Mechanical Equalizer とも言える Enclosure の厳密な設計でもかなりの補正が得られる時代になっていますので、昨今では 2inch~4inch 程度の口径の Full Range Unit に同口径の Sub Woofer や Dome 型 Tweeter を追加し、内蔵させた Amplifier で素子による音色感の調整も含めた Electric Equalization に近い補正を行った Powered Speaker System が高い評価を受けていたりもします。 実際にそうした Speaker Unit を用いて Speaker System を自作してみると、それらの Speaker Unit はもはや周波数特性や歪、Impedance 特性からは推し測れない部分でそうした特性図を超える聴感を導き出しているとしか思えないものがあり、従来の静的電気計測の手法に疑問を抱かざるを得なくなります。……全てがダメというわけではなく、そうした計測も役に立つものが数多くあるのですが、Speaker System の自作では特性図から導いた机上理論と実際の音との乖離に Shock を覚えることが結構あります(^_^;)。 まぁ資金と暇がある時にだけちょこちょこと実験している Mania の Know How なんて Maker の持つ Know How に較べれば微々たるものですので、予想と現実との Gap に振り回されるのが多いのは当たり前なのですが(笑)、それもまた楽しいのが Audio ですね(^_^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

ohhTokyo
質問者

補足

[ここは#3です] 前の#1で書き落したことを、先に述べます。 街の拡声音について#1で『実際に聞かれることを御勧め』と案じて貰いましたが、大丈夫です。耳が老化しましたが自分でも毎日聞いています。 どういう場合でも、社会の一般的な傾向や風潮を言うときは、自分一人の感想ではなく、努めて諸種の立場の人に聞いて確かめるようにしています。 鉄塔放送の場合、音質が悪いのが明白な場所では結果が判っているので、数人程度だけに尋ねました。レポートで「聴こえが悪い人は聞取れない」と言っても無意味なので、「耳の良い人でも聞取りにくい」と書けば、「も」があるので複数の人に尋ねた結果だと解って貰えるかと思ったのですが、ちょっと無理だったようです。 鉄塔放送に関し、少しだけ詳しく説明しておきます。 街によっては、繁華街では毎時報に教会の鐘の音のカリヨンを流し、商店街や商店内では、音楽も声の宣伝も音質はたいてい明瞭なので、多分コーンスピーカと思われ問題はないようです。 都心部などの事務所街は、館内放送が主体らしく屋外の放送塔が見えず、無い方針だとしたら外出中の市民は緊急情報を受取れない問題が生じますが、方針は音質の問題とは別なので書いてません。 私宅一帯は鉄塔放送で、毎夕方5時に教会の鐘の音でなく何だか不明のメロディーらしきチャイム音が流れます。スピーカの性能が悪く、ある音階は異常に強く響き渡り或る音階は弱い音で聴こえにくく、メロディーが飛び飛びでつながらないので何の曲か難解です。スピーカf特(周波数特性)がすごく凸凹と思います。朝は何もありません。 声は、騒音防止条例のためかゴク稀に緊急事項が流れる程度で、2か月ほど前「ふがむが- -」とオレオレ詐欺の注意らしいもうろうの声が聞こえた切りです。 #1さんの地区のように、日々に頻繁に情報伝達が来るのは珍しく、貴重な放送と思いますが「何を言っているのかさっぱり」というのが残念ですね。改善して貰おうとする御意見の有無は如何でしょうか? なお、#1で、音を測ってもそれが何になるという論調にはおおむね拍手を送りたく、一般論として同感です。測って良否がはっきりするのは混変調(主にアンプ側の問題ですが)の有無によるダメ判定ぐらいではないでしょうか。f特でも高調波歪みでも測った結果が良ければ音が良いのではなく、測るのは物差しを当てただけと同じで、音の質が合格範囲に入るかだめかの [レベルを表す] だけと思うのです。真の良否・自然音かは、耳で聞いて初めて評価できるのではないでしょうか。 貴#1文末の「先ずは耳で聴いてみるのを判断の第一」に大賛同です。 以下は#3についてです。 Macintoshの音を楽しまれたのは貴重な体験ですね。国産ではビクタのJA-S5とJA-S9が定評で、スピーカやピックアップの鳴き比べ原器に使われた時期がありました。どこで公開テストするにも原器の調達が容易ということもあったのでしょうか。 アンプに比べてスピーカでは品種による音色の違いが顕著なので、スピーカをあれこれと選択しては楽しむのも面白かったのではないでしょうか。 タンノイ、ワーフェデル、ジムランシング、グッドマン、アルテック、JBLなど、人によって好みがまちまちだったようですが。クラシック鑑賞に「JBLのLE8Tを小さく鳴らすと本物演奏にそっくり音」と言って喜んでいる音楽派も居ました。『(オーディオの心髄):スピーカから、そこで実演奏しているように聴こえる音が出るのが理想』にもぴったりの楽しみ方でしょう。 抵抗器の熱容量Wの違いによって音色が異なるという話は今回が初耳です。Macintosh回路のハンダ説が出た当時は、抵抗器とコンデンサに低周波用と高周波用の種類があることは知られていましたが、W数による音色の違いは当時だれも思いつかなかったようです。 高周波用というのは、ラジオ波や中間周波の回路で電波落ち(pF容量分による周囲物への抜け逃げ) が生じず、抵抗器では抵抗導体がぐるぐる巻きによるインピーダンス抵抗分が出ないように造られた製品で、作りが違うのです。10kHz辺になると高周波に近いので、低周波用の部品だったのを別種に変えたら、たまたまそれが高周波用だったので、高音域が抜け落ちず音色が変った、という現象だった場合があるかも知れないなどと想像したりしています。 出力トランスによる音色の違いは、スピーカによる相違の次に差異が出るようです。どこが違うのか測っても出るのは高調派などの程度で、音色の根源はデータでは出せません。マリックブランドのトランスは性能が評判で、山水なんかより丸みの箱姿があこがれでしたが、小遣いでは買えないので貯金を考えた時期もありました。 『今は口径 4inch (10cm) 以下の Full Range Unit でも充分な再生帯域感を得られる』話は驚きでした。30Hz音近くなると重低音の効率は悪くなるので、低音域の音出力を高めるほかないと思いますが違いますでしょうか? 口径 10cm程度で重低音をしっかり出すには、コーンの振幅が恐らく1cm以上は必要と思うのですが、アンプの方で処理しているのでしょうか。興味しんしんです。 話は外れますが、貴ニックネームの「HAL TWO」さんは素晴しい称号ですが、例の「IBM」 よりも上を目指し「二番筋」を意図しているのでしょうか? 私の「ohhTokyo」は東京出身という程度で、かつての雑誌名 oh!PC とか oh FM とかをモジッタだだけです。 良き a recreation time を!    

回答No.2

はじめまして♪ 小学生の頃に音が出る「スピーカー」に興味を持って、その後ウン十年とオーディオに興味がアル者です。 音声(言葉)の聴き取りやすさと、Hi-Fiオーディオ的な高性能は、よほどの事が無い限り「一致」しません。 人の言葉、音声に対しては、狭い帯域の「通信」分野で深く検証され、その範囲でとても良いクオリティーなら更に心地よく聴き取れるようになります。 通常の発音確認範囲を超えた広帯域再生では、「聴き取りにくさ」になる範囲の音が多く成るため、よほど限定された環境、場所で聴かないと、かなり異質な声、言葉としては聴き取りにくい、という事が多いでしょう。 私の地域ですと、防災無線の拡声器(スピーカー)は同じですが、新市庁舎の完成に伴い送信設備が一新され、以前よりも良く成った面と、悪くなった面が在ります。 (どちらかと言うと、耳障りな音では無く成ったが、注意して聴こうと思わないと、何を言っていたのかワカラナイ。という感じです。おかげで、毎日定時に鳴らす音楽?ジングルかな?という範囲は、聴こえる事での苦痛が大幅に少なくなったんだけど、、、) ド素人ながら、小学生の頃から父と一緒にスピーカー工作したり、ラジカセで鶯の声を録音したり、プロ分野とは比べ物に出来ませんが、録音から再生までに興味を持っていますので、無響室とか測定環境は、測定の為の前提であって、実用面とは違うもの、と理解しています。 おそらく、無響室で演奏した音源を、響きが豊かなホールで再生し、ベストな座席で聴けば、本物以上のリアル感を得られるのでは無いか、と想像します。 (逆に、良いコンサートホールで最適な場所にペアマイクを設置した録音を、無響室でスピーカー再生するのも良いと思います。ま、どちらも非現実ですけれどねぇ。) 『振動板の高調波は、音のつや・輝きとなって現れ、そのスピーカ独自の音色・特色になるらしい。もし全てのスピーカに高調波が出なかったなら、メーカ別・品番別による音色の差は殆どなく、どれも同じような音に鳴る筈』 電気信号から音へ変換する、トランヂューサーの理想としては間違いない考え方ですが、振動板だけじゃなく、マグネットやフレーム、キャビネットや設置台などにも振動(反動)が伝わり、それぞれの共振やそれにより空間放射される音も、たとえ1/100でも1/1000でも含まれ、これらは人間の感覚(あるいは感性)により聞き分け(感じ分け)が出来ますが、一般的なテスト信号に寄る測定という化学分析ではほとんど見分けが出来ない部分ですね。 (スピーカーやマイクの性能測定に、他の要素がより少ない。という非現実な無響室を利用するのは、他の要素を排除するだけの目的です。) 自動車の燃費、1Lで最高どれだけ走れるか、、、というのも、測定ルームでの試験結果、現実的には走行時の空気抵抗が在ったり温度や湿度、風や勾配や、なによりユーザーの操作具合で大きく変わるもの、と言うのが知られています。 オーディオ機器の仕様は、あくまで測定環境での数値で、実用状態とはけっこう違うのが現実です。 しかし、シッカリした測定条件下での測定結果でなければ、スペックや仕様の数値に信頼s裏が亡くなるので、測定基準の部分を理解して、眺めるべき。だと思います。 また、一般家庭内のオーディオ機器と、演奏会場等のホールなどの分野、騒音が多い街頭や駅ホーム等の放送や、防災無線の様な屋外でより遠くの人にも音が届くように、という部分、あるいはタクシーや飛行機などの業務無線通話は、それぞれ「別物」と考えておきましょう。 全てに最適な物は、残念ながらまだ存在しません。 『振動板の高調波は、音のつや・輝きとなって現れ、そのスピーカ独自の音色・特色になるらしい。もし全てのスピーカに高調波が出なかったなら、メーカ別・品番別による音色の差は殆どなく、どれも同じような音に鳴る筈』 こいういう物が出来れば、それで解決になるのだと思います。

ohhTokyo
質問者

お礼

[ここは#2です] 御意見を有難うございました。 お礼代りだとは言いませんが、[スピーカの種類] 追加として次の 圧電素子型をお知らせしておきます。 ◆『* 圧電素子型  http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200803u/ 電圧をかけると変形するピエゾ効果の [圧電結晶体] を使った拡声器。 ロッセル塩(チタン酸バリウム、ジルコンチタン酸鉛)片の両端面に電圧をかけたとき伸びる方向に、振動板(コーン紙など)を繋いで音が放射するようにした構造。クリスタル スピーカ・圧電スピーカとも言う。  http://www.crystal-set.com/report/s250.htm 小型軽量で安価なので一時は携帯ラジオ用などに大流行した。ロッセル塩は湿度で潮解するので、防湿処理してあっても寿命が短い。過電圧で破壊され、素子の強度がもろい、大きな振幅がとれない、多種の歪みで音質が悪いなど欠点が多く、今は汎用スピーカとしては実用されていない。』◆ 防災放送の声が 『何を言っていたのかワカラナイ。という感じ』 という御意見でしたが、 ”今のままでも仕方がない” と思うのか “改善が必要” と考えているのか “考えは特にない” のか、どういう回答かが判断できませんでした。 御回答は貰えませんでしたが、意見の交流ができて楽しかったです。 よい余暇を !    

ohhTokyo
質問者

補足

[ここは#2です] はじめまして! オーディオの知識は浅いですが、幅広く様々なことを知ったりそれを試してみることも楽しみでした。 その後は別の分野で過しましたが、人役に立ちそうな事だけでも言い残しておこうかなどと考え始めているところです。 声(話)の聴こえ方とオーディオ面の性能とは一致しないとの御見解は、そのとおりと思います。 話を伝達する声の実用面の話と、オーディオの趣味・道楽の話とは別の世界の話です。煩わしい他所ごとは避けたいとしても無理はないと思います。 だが、声の世界で、聴こえ難いほか話が丸きり聞き取れないといった状態があり、私たちの暮らしに支障が出ないか問題が生じています。 そこで、放っておくか改善方向に賛同か、音に詳しいオーディオファンの御意見を尋ねてみたかったわけです。フツーの人に尋ねると、無意味な意見が多くなっても困ると考えたからです。 質問の欄には、放送音声のほか、町内の防災無線・駅構内などの拡声器音の改善案を書きました。 更に、回答するにはオーディオの立場を基にして述べて頂けるよう、実現可能な方向を示して頂けるよう期待し、昔の雑誌類にしか見られない技術情報の存在や、実用面の基礎情報も少しだけですが記載しておいたわけです。 防災無線の拡声器は『何を言っているのかワカラナイ』とのことでしたが、それでは改善必要と考えるか時の経つのを待つということなのか、御回答はどちらでしょうか? 声の周波数は200~4kHzと言われています( http://www.wdic.org/w/WDIC/音声周波数帯域 )。電話は300~約3kHzに絞っている理由は、明瞭化のためです。300Hzよりも低音域の方を伝達できるようにすると、明瞭度が落ちて話の中身が伝われなくなるのを防ぐためです。 無響室への感想などが述べられていましたが、いちど視聴などを体験してみることをお勧めします。 拡声器自体の振動・共鳴音の話は参考になりました。 共鳴音だけなら微々たる音圧なので、それだけなら離れると聴こえない筈ですが、拡声器の放出音が共鳴音圧に変調されて影響が出るほどの音量になるのでしょうか。現象の真相に興味が湧きます。 貴 末文どおり、オーディオで未解決のことがまだ沢山ありそうです。 雑誌などで、新技術の解説類を出して貰う必要性がまだまだ残されているなぁ、と思い直しています。    

回答No.1

防災無線? あれって無線なのかな? まっ、兎に角「PA (Public Address:拡声)」についてですが、是非とも郊外を散歩でもされて実際に聞かれることを御勧めします。 私は十数年前に米国より帰国して以来、毎日「防災放送」の PA を聞く機会が得られる場所に住み、仕事でも聞く機会を得られる場所での仕事が多いのですが、まともに聞き取れる放送など皆無に近いですね(^_^;)。 「ピンポーンッ。××市防災課より御知らせです。本日、午前△時頃より、○○歳の女性が行方不明になっています。外観の特徴は……御心当たりの方は××市 ◇◇まで御連絡ください」みたいなことまで放送しているのですが、百数十m~数百m 置きにある鉄塔の上に設置されている Speaker より発声されることから常時 2 地点以上の音声が重なり合っており、数百msec の Delay Repeat がかかった三重声とか五重声は何を言っているのかさっぱりです(笑)。 Flat Panel Speaker は Speaker Unit が Flat だから良いというものではなく、複数の Unit を集中配置して指向性を狭角にする上で Enclosure を Compact にまとめられるというだけのものでしかないと思っています。……別に平面振動板だから音波が Coherent 化するわけではありませんので。 複数の Unit を集中配置して指向性を狭角にするという手法は Tone Soile と呼ばれる Audio Speaker System 方式に採用されていますし、Audio 用に使えるほどの音質ではないものが殆どではあるものの Parametric Speaker System は既に美術館などにも採用されています。 私は川崎駅 (だったかな) の広告板に Parametric Speaker System が採用されているのを見たことがあり、音は……ちょっとでも可聴 Area を外れると酷いものになるものの……本当に前後左右 1m もない Area 内でのみ明瞭に音声が聞こえるという面白いものでしたね。 私が帰国した頃に Panasonic が研究していたのを知っているのですが、今では秋月電子通商で Kit ものを購入して遊ぶことができます。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-02617/ でも Parametric Speaker System の Service Area は防犯監視 Camera の実効撮影範囲 (対象の顔や手先の動きなどを認識できる範囲) とさして変わりませんので、これで都市の防犯放送を行うのであれば全ての電柱に防犯 Camera と一緒に設置するようなものとなり、予算が足りないでしょうね。 現実的には「その地域に存在する携帯電話に一斉配信する」方が確実でしょうが、情報を受け取るか否かは受信者の選択に負ってしまいます。 >明瞭でない声の場合は、声だけ高音域を強めて明瞭化を測るなどの具体策をとれば解決しそうです。 私は携帯電話では正しく相手の言葉を聞き取ることが困難で、大事な情報は何度も聞き直します。 米国に居た頃はそんなことはなかったのですが、帰国したら電話という電話、携帯電話も全て、相手の言葉が聞き取り辛くなってしまって困っています。 これは高域の周波数がどうのという問題とは全くと言って良いほど、殆ど関係がありません。 音声の明瞭感は高域周波数特性よりも Dynamic Distortion (動的歪) の方が大きく影響を受けるもので、Dynamic Distorion は単一周波数の連続 Sin 波や Sweep 波の計測といった Static (静的) な計測法では測定できません。 Audio Mania ならば Speaker Unit の音色感の違いが歪計測表から伺い知れぬものではなく、同じような計測 Curve であろうと Horn Speaker と Dome Speaker との音色の違いを表し切れているものではないことを身に染みて理解しているものです。 私の聴覚 (正確には脳の処理系) がそのような音に対して充分な分解能を有していない、或いは長期 (11 年) の海外生活で脳の音声認識 Algorithm が変わってしまったと言えばそれまでなのですが、音声を認識する過程、脳が行う波形分析の工程は非常に複雑であり、PA (拡声) という目的に対する音の改善法では周波数帯域や歪 (高調波歪) では測りきれない音波の反射と回折に伴う位相問題や混ざり合う音が発生する物体の音波振動伝搬問題などを Main に考慮する必要が生じます。 放送 Microphone では高域補強 (減衰) Switch よりも低域減衰 Switch の方が遙かに効果的です。 Microphone は近接効果と言って音源に近付くと低域方向の出力が増え、卓上 Microphone も Boundary 効果と言って机のような平面との境界で低域が増強されることによって低域が Boomy な音色になったりします。 聴感上は量の大小だけで解決する問題ではなく、錯聴効果によって音声の明瞭感が失われますので、低域の増大に合わせて高域を増大させれば Flat になって聴き取り易くなるというものにはならず、害は元から断たねばダメッとばかり Low Filter でばっさりと低域を Cut した方が効果的です。 http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/ 上記 Site の錯聴の項は脳の音声認識 Algorithm を知る上で興味深いものですよ。 音声も楽器音も Sin Sweep 波で計測できるようなもので質感を認識しているわけではないことが直ぐに判ると思います。 >o (スピーカの種類)……*コンデンサ型(ヘッドホンでも最高音質) 私も Condenser 型 Speaker Unit に代表される超軽量全面駆動型振動板を持つ Speaker System が如何に低歪であるかを良く判っており、その音が如何に凄まじい解像感を持っているかもよく体験しているのですが、だからと言って「音質が優れている」とはちっとも思っていません(^_^;)。 音楽 Media を制作している現場の Microphone から Speaker まで、ありとあらゆる型式の装置を介して音が再現されるまでの過程に於いて、全くの無雑音無歪なんて事は有り得ませんので、制作者達は自分達の機器で雑音や歪が生じた音を聴きながら Media を制作します。 その雑音や歪を含む音を「これで良し」として制作されている Media を無雑音無歪で再生したところで制作現場で「これで良し」とした音とは全く異なる音にしかなり得ず、演奏者や Media 制作者が聞き手に聴いて欲しいと望んだ音色ではない……寧ろ「聴かせたくないほど酷い音」にしかならないでしょう。 上記紹介 Site の「音素修復と Timing」を聴けば「雑音が入っていた方が雑音部を Cut したものよりも遙かに音声を正しく認識できることがある」というのも判ると思いますが、Tape Hiss Noise や Scratch Noise が入っていたり周波数特性が Flat でなくても素晴らしい音楽として聴けるように制作者達が調整した Media を無雑音無歪で再生することが高音質化することではない筈です。 実際、Condenser Speaker Sytsem の音は驚くほど高解像感の音で、Audio Mania としては Mic' の種類や配置、Tape Recorder などの機器 Maker 特有の音まで推測できそうなぐらいなのですが、そんなものが判ったところで「最高音質」などとは言えません。 Audio は科学を追究するものなのか、芸術を愉しむ上でその範囲を譜面に表された音楽のみではなく、音の感触まで広げて愉しむものなのかで考え方が違うだろうとは思いますが、私の場合は完全に後者の側ですので、音の本質を図る上で極々僅かな表面しか窺い知れない電気 (物理) 静的特性計測値や机上理論を金科玉条のように頼ることはなく、先ずは耳で聴いてみるのを判断の第一としています。 まぁ論より証拠……いろいろ実験してみましょう! それが Audio の醍醐味ですので。 素敵な Audio Life を(^_^)/

ohhTokyo
質問者

補足

この掲示は、オーディオに関心があるフツーの人に解るよう記述しています。 詳しい方には退屈な説明もあるのでお許しください。 質問欄は、[オーディオ分野外の生活問題]の質問と、参考情報 [オーディオの変遷談]との二つです。   --------------------------------------------------- 補足説明 [ここは #1 です] 声の放送に限り、まともに聞き取れる方向への改善案へ「そんな提言止めとけ」のような御意見がなく、大筋では同意して頂けたのかと思います。 具体的な方法について「高音域の強めよりも低音域を強めるのが効果的」の御説 了解しました。今後それで考えてみます。 アンプは音質ノブでbass, trebbleを別々に増減する方式(一般的)や、全音域を7分割し7個ノブでラウドネス調整(日ビJA-S9)で試し、高域上げで明瞭化を確認したり、低域下げでは物足りない音になるので敬遠異質と考えたりで、低音域の補正手段などは忘れていました。 余談ですが、ピンクノイズをバランス調整ノブで左右へ振ったとき、部屋のどこかで妙な物音がしました。なんだと思いますか? 左の方へ振っていくと天井裏でバタスタバタツと何匹かのネズミらしき足音が右の方へ走って静かになりました。次いでノイズを右の方へ一杯に振ると天井の集団が大アワテで右から左へ走る足音が、逃げまわっているような感じです。早足なんてものじゃなくドタスタです。 一体なんだ!と思ったのですが、どうも音像が左へ行ったり、右へ移動するように聴こえたようです。ネズミにとって、見えない移動体への恐怖だったのではないでしょうか。 面白くて、音量を上げ何度も試しているうちに、ネズミは家に居なくなりました。 町内の防災無線は、山間僻地の地域では有線の宅内引き込み方法が多いようです。 都市部は住宅が密集しているので、鉄塔から一括放送が便利で、専用線を引き回すよりも無線で送り電源は直近の電柱から給電、大音量で少ない箇所に設置、が市役所に好まれるようです。 平面波スピーカFPSは、コーンによる波紋形の放射ではなく平面波で放出されます。実用では周波数が絶えず変化するし位相も変動するので、コヒーレント波形にはほど遠い音波です。 遠く離れた廊下などの向こうでも音が聞き取れる性質が独特です。 愛宕山のNHK放送博物館URLのFPS説明にもそう書いてあります。一度聴いたような気もしますが忘れました。もう一度愛宕山へ行って見たいと考えていますが、普段は飾ってあるだけです。何人かで見学し頼めば実演して貰える可能性はあります(準備のため予約が必要)。それよりも、前記URLの新商品を買って自分でテストした方が早いかも。 電話の話が聞き取り難いのは私も同感ですが、据置電話では近年めっぽう明瞭になったと実感します。f得(Hz範囲)は400-2kぐらいに感じ殆ど変らないようなので、他の何かの要素が改善したのかと想像します。携帯型の分野も、本格高齢社会の到来までには良くなると期待したいですね。携帯の一斉発信という緊急方法は、持ってない人・忘れたときに命取りになりかねないので感心しません。誰もが強制的に聞こえる(筈の)鉄塔sp(スピーカ)に、今のところは依らざるをえないようです。 オーディオの方の御提唱は、測定よりも耳で聞いて賞味するのが最善と考えています。現行測定手法では出せない要素があるのは当然で、測る行為は時により必要でも、総合判断などに役立たないことが多いなら、測定は原則やめるべきではないですか。 何と言ってもオーディオは調べるも鑑賞も楽しんでするものだと思います。面倒なことをやめ楽しく過せば最高と思うのですが。 コンデンサスピーカは、Staxの自作キッドで少期間楽しみましたが、高電圧供給系が劣化して物置隅へ退去となりました。 コンデンサ型の音質評価も個人の感覚で決まることですが、特性上の優劣では最上級の部類に入る筈です。音質感は数値やカーブで表せない面があり個人の感覚で決まる、という御説には同意します。 個人が感じる良否に他人が反対したり、他の説を無理強いするのは邪道で、自分が望む方向で楽むのが本筋と思います。    

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