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国民生活金融公庫の教育ローンについて
- 27歳、派遣社員です。来年三月に夜間の専門学校への進学を考えていて、そのため国民生活金融公庫で初年度分の学費80万円のみ、教育ローンをお願いしようと思っております。
- 保証人なしでは融資を受けられないと思い、公務員の父親に保証人を依頼しようと考えておりますが、申し込み者本人が過去のカードローンの借り入れや遅延の履歴があり、兄弟が多く親からの借金を避けたいという事情もあるため、難しい状況です。
- 申込者の条件は年収350万、勤続8ヶ月、預金30万、居住年数2年です。ただし、過去にカードローンの借り入れがあり、遅延もあるため、保証人なしでは融資を受けられない可能性があります。
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#1です。 お礼をありがとうございました。 > 父の年収が990万を超えますので、債務者になってもらうのは難しいと思っています。 うっかり見過ごしておりました。 仰るとおり、世帯年収が990万円を超えている場合は、「国の教育ローン」は利用していただけませんでした。 > 賃貸住宅です。(2)に該当します。 (2)ならば、賃貸住宅(さらに「公団・公営」と「私営」の別があります)で結構ですが、自己持ち家、家族持ち家と比較すると、どうしても評価は下がります。 > 銀行のカードローン/クレジット(VISA)のカードローン/消費者金融のカードローンの三社です。枠は10万、30万、30万です。一ヶ月程度の遅延は某大手銀行のカードローンです。 銀行のカードローンですか…。一番マズかったですね。 といいますのは、銀行は必ず『全国銀行個人信用情報センター』という『個人信用情報機関』に加盟しているのですが、国民生活金融公庫も『全国銀行個人信用情報センター』に加盟しているんですよ。 http://www.kokukin.go.jp/topiprivacy/index.html 『個人信用情報機関』というのは、『個人』の借金やそれに類する契約について、契約内容や返済状況などの情報を保有している組織です。 保有している情報は、各金融機関からの情報登録によって成り立っているのですが、銀行がしっかりと規定どおりに『全国銀行個人信用情報センター』にご質問者さまの返済状況を登録していれば、『全国銀行個人信用情報センター』の会員には、「ご質問者さまが某大手銀行のカードローン契約において、何年の何月、何月、何月、何年の何月、何月に、返済期日に返済をせず、1か月程度返済を遅延させた」という情報が把握できてしまいます。 『全国銀行個人信用情報センター』に『本人情報の開示』をされると、ご質問者さまの『個人信用情報』がどうなっているかが把握できますので、一度されるとよろしいかと思います。 原則、延滞などの事故扱いになっていなくても、支払遅延の履歴がある『個人』については、積極的に融資をしようという金融機関等はありません。 まあ、『事実』がどうであれ、『個人信用情報機関』に不利な情報が登録されてさえいなければ、何とかなると思いますので、この機会に『個人信用情報』を確認しておかれるとよろしいかと思います。 消費者金融については、どう判断されるかは分かりません。 利用履歴自体が影響することもありますので。 キャッシュカードを利用したキャッシングについては、実際に債務残高がなければ記入する必要はありませんが、完済していなければ残債額を記入していただくことになります。 返済能力については、80万円の借り入れならば、特に問題なくクリアできると思います。
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- Domenica
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国民生活金融公庫「国の教育ローン」審査経験者です(勤務先が『窓口金融機関』になっているということで、国民生活金融公庫に勤務していたことはありません)。 『借入申込人』となる『本人』の状況を拝見しました。 「国の教育ローン」には、独自のポイント制の審査(加算式で一定のポイント以上が獲得できれば融資可能(ただし、これは「可能」・「不可能」の審査なので、イコール融資OKとは限りません))がありますので、それにひっかかってくるポイントをズバリと指摘していきますね。 ・27歳 「国の教育ローン」は、高校以上の教育機関への進学が対象となっていて、借入申込人は、原則が『融資の対象となる学校に入学・在学される方の保護者』となっています。 ですから、「15歳以上の『子』を持つ『父母』」の年齢を基準にポイント設定がされています。 このことから、本人申し込みの場合には、どうしても年齢で獲得できるポイントが激減することが多いです。 ・勤続8ヶ月 「国の教育ローン」の場合は、『勤続年数』となります。 ですから、勤続8か月の場合、勤続『年数』は「ゼロ」ということになります。これはポイントが低くなります。 ・雇用保険加入暦は2年目 これを『契約年数』と捉えて『勤続年数』とすることはありません。 ・派遣社員 残念ながら正社員と比較してポイントが低くなります。 借入申込書への記入は「嘱託、派遣、契約社員」となります。 ・居住年数 2年(友人とシェア) 賃貸住宅でしょうか? その場合、 (1)ご質問者さまが賃貸契約をされていますか? (2)それとも共同で賃貸契約をされているのでしょうか? (3)もしくは、友人が賃貸契約を結んでいる間借りというパターンですか? (1)、(2)でしたら、借入申込書への記入は「賃貸」になりますが、(3)の場合は「借間」としてください。 賃貸住宅に居住の場合は、本人や家族の持ち家での居住よりもポイントが低くなります。 また、居住年数が2年というのも、ポイントがかなり低くなります。 ・預金30万は全く関係ありません。 ・3社からカードローンの借り入れがあり(転職活動時の生活費や引越し資金・予備校代・未納だった年金の納付等)、1社では1ヶ月程度遅延したことが度々ある 「国の教育ローン」の借入希望額が80万円なので、カードローンの利用の仕方によっては、問題にはならないのですが…。 このカードローンはどのような金融機関とのどのような契約ですか? 銀行等でのカードローン商品の利用でしょうか? キャッシュカードに付帯したローン機能の利用でしょうか? 消費者金融のローンカードのご利用でしょうか? おそらく、『枠』で見られると思います。 ですから、『枠』が50万円ずつで3契約ならば、ご質問者さまの既借入は150万円で、それに今回の「国の教育ローン」の返済額を加えて『返済能力』を見ます。 『返済能力』については『枠』次第ですが、「1ヶ月程度遅延したことが度々」はいけませんね。 場合によってはこれだけでNGとなりますが、「どのような金融機関とのどのような契約」かが分からないので、『個人信用情報機関』にもどのように登録されているかが分かりません。 なお、「国の教育ローン」では、『個人信用情報機関』を利用しないという情報もあるようですが、それはデタラメです。 > 保証人なしでは融資を受けられないと思い、公務員の父親(年収1000万・借金なし・居住年数23年)に保証人を依頼しようと考えておりますが、申し込み者本人が↑のような状況ですと、やはり難しいのでしょうか? 「国の教育ローン」は、(財)教育資金融資保証基金の保証を受けることが原則で、それを利用しなければ連帯保証人をたてる方法でもいい…というだけです。 追加で連帯保証人を立てれば受けられない融資も受けられるようになる…ということはありません。 なお、お父さまを連帯保証人にさせるくらいならば、債務者になっていただけばよろしいです。連帯保証人は債務者とほぼ同等の責務を負うのですから。 連帯保証人の責務を債務者当人よりも軽いものだと思っていらっしるのか、「連帯保証人を親に頼む」とか言う人が多いのですが、そういうものではないので、いっそ債務者になってもらった方がいいのですよ。 なお、居住地が違っても連帯保証人にはなれますが、(債務者と連帯保証人の居住する)都道府県が違うと認められないこともあります。
補足
ご丁寧なご回答、ありがとうございます。 以下、補足させて頂きます。 >賃貸住宅でしょうか? 賃貸住宅です。(2)に該当します。 >借り入れの件 銀行のカードローン/クレジット(VISA)のカードローン/消費者金融のカードローンの三社です。枠は10万、30万、30万です。一ヶ月程度の遅延は某大手銀行のカードローンです。 >連帯保証人の件 父の年収が990万を超えますので、債務者になってもらうのは難しいと思っています。しかし……そうですね、同じ責務を負わせることになるのですね。自分がきちんと返済していくつもりでおりましたので、そこまで考えておりませんでした。保証人になってもらうということを少し安易に考えていた部分があったかもしれません。ご指摘頂いてありがとうございます。 以上です。お手数ですが、再度ご回答を頂けますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
お礼
再度のご回答、ありがとうございました。お礼が遅くなってしまい、大変申し訳ございません。 頂いた内容から考えてみて、可能性の低いものは頼らずに手持ちのものでなんとかしようと思いました。受験を一年先延ばしにすることも考えましたが、今の勢いのままいかないと一生やらない気がして…。両親は負担を申し出てくれたのですが、やはり直接頼るのは申し訳なさすぎるので、とりあえず実家(都内)に戻って地道に働きながら学費を稼いで行くということで、間接的な援助をお願いしました。そうすれば不可能ではないとわかっていたのですが、ためらっていたのは兄弟が多いため物理的スペースが非常に狭いこと、同居人に実家というものがなくフリーターの彼女に私の都合で引越という大きな負担を強いてしまうことからでしたが、双方とじっくり話し合い、理解を得られました。 頂いたアドバイスで色々ととても勉強になりました。本当にありがとうございました。