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フリーター・ニート批判についてなのですが
ようやく下火になってきましたが、最近までフリーターやニートがバッシングされていましたよね。 「働く意欲・自信がない」という批判がその主なもので、「フリーター・ニート問題」を解決するために、政府などもこのスタンスからの取り組みを行っていると思います。 もうフリーターやニートといえば、「働く意欲も自信もない」ことが前提のようになっていると思います。 しかし、「フリーターやニートは働く意欲や自信がない」ということを客観的に証明するデータや証言、インタビューなどはあるのでしょうか? 反フリーター・ニートバッシング派というか、統計などのデータやフィールドワーク的な調査から雇用・就労環境の悪化を示して、「フリーターやニートになってしまうのは個人だけの責任ではない」という意見を示す人もいます。 そんなふうに、客観的にフリーターやニートの「働く意欲・自信のなさ」を示す資料などはないのでしょうか? フリーター・ニート批判本を読むとだいたいろくな根拠もなく「けしからん」的なバッシングが展開され、概ね主観に基づいた読むに堪えないものが多いと思います。 冷静で客観的な、資料として耐えうるフリーター・ニート批判本、あるいは彼らの「意欲・自信のなさ」を証明するデータがあれば、教えていただけないでしょうか。 宜しくお願い致します。
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厚生労働省が今年発表した「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」です↓ http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/06/h0628-1.html 特にこの14ページの一番下から2行で、ニート状態の若者の意識特性として 「将来に希望が持てない」「対人関係の苦手意識」「仕事に多くを期待しない」と調査結果から考察しており、 これらが(質問者様の言うところの)「意欲・自信のなさ」という裏づけになっているのではないでしょうか?
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- otasuke009
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http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%AA-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9C%AC%E7%94%B0-%E7%94%B1%E7%B4%80/dp/4334033377 これを読んでみるのがいいと思います。 No5さんの回答が考え方として近いですね。 ニート=引きこもり というイメージを植えつけて 若者の就労問題を若者自身とその親のパーソナリティーの問題にすりかえようとするのが、ニートバッシングで、本書はその欺瞞を暴くに余りある内容になっています。
お礼
ありがとうございます。これは私も読みました。 たしかにこの本は、ニートバッシングの本質を暴く本なのですが… 私が今知りたいのは、ニートバッシングを行う側が保持しているべき論理的な根拠なのです。 少なくともこの本には、それは述べられていなかったと思います。
- jamiru
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極論ですが、乱世の時代は天才、英傑がたくさん地方に現れるのに、江戸時代は現れない。 何故でしょうね? 英傑天才が現れた時代を考えればわかること。 単純な話、乱世は社会が必死になって才覚を探し才覚を鍛える。 実際に、幕末は幕府側だろうが新政府側だろうが才覚の在る人がたくさん育って明治の礎となりました。 平穏になれば、今度は社会が才覚を潰しに掛かる。 平時に乱を起こされては困るからね。 その副産物が才覚を潰された「意欲・自信のなさ」を持つ人間。 鍛冶屋を見れば簡単です。 叩く時は力任せではなく、均等に丁寧に叩いてるんですよ。 さて。このようにに丁寧に叩く大人がどれほど居るものやら。 人の心は簡単に砕け折れる。 何時までたっても名刀を作れるわけが無い。
お礼
回答、ありがとうございます。 なるほど。これまでは平穏な時代で問題なかったけど、グローバル化などの乱世を迎えると、これまでのような人材は「意欲・自信がない」レベルに貶められ、より良い人材を求め、育てにかかっている、ということでしょうか。 そんな風に解釈してみました。
- renon2
- ベストアンサー率29% (23/78)
NO4さんがお示しになられている厚労省の調査ですが、これは「若者自立塾」または「若者サポートステーション」の施設利用者に対するアンケート調査であって、「ニートの調査」とするにはあまりにサンプルが偏りすぎています。そもそもニートとは総務省が毎月おこなう労働力調査の中で「主に家事や通学をしていない非労働力人口のうち、年齢が15~34歳までの人」という条件に該当していた人のことを言い、この中には病気療養中の人や、進学や資格取得のために「独学」をしている人、家族の介護や育児をしている人、重度の障害で働けない人、ボランティア活動をしていた人などが含まれす。いわゆる「働く意欲の無い若者」とか「ひきこもり」といったイメージはマスコミの印象操作であって、決して全体像を現すものではありません。したがってそうした調査結果(若者自立塾等の利用者を対象とした調査結果)を根拠に「意欲・自信のなさ」をニート増加の原因に挙げるのは些か早計と言えます。
お礼
ありがとうございます。 ふむ。今のところ結局、ほとんど無根拠にニートやフリーターはバッシングされているということなのでしょうか。印象論的な。
>「働く意欲・自信がない」という批判がその主なもので、「フリーター・ニート問題」を解決するために、政府などもこのスタンスからの取り組みを行っていると思います。 >もうフリーターやニートといえば、「働く意欲も自信もない」ことが前提のようになっていると思います。 ↑ 質問者様がご提示したこの2文の前提はいずれも語尾が「思います」と、推測の域を超えていない以上、 この質問に対して客観的に証明するデータや証言、インタビューを提示する意味がないと思います。
補足
>質問者様がご提示したこの2文の前提はいずれも語尾が「思います」と、推測の域を超えていない以上 私が断定できる事柄ではありませんから。別に断定してもいいですけど。 「思います」って言いませんか? 揚げ足取りはやめてください。 だいたい「意味がない」ってなんですか。
- gohara_gohara
- ベストアンサー率37% (573/1517)
ありません。 ニートの定義とは、「15~34歳で、職についておらず、求職活動をしておらず、教育を受けていない未婚の者」というものです。そして、定義に当てはまっていれば、全てがニートとなります。そして、「求職活動をしていない」というのは、「現時点で働く必要がない」「求職活動をしている暇がない」というようなものを含みます。 例えば、起業をするために会社をやめて金策に走っている、みたいな状態や、結婚準備のために会社を辞めた女性…こういう人であっても、ニートになります。 反対に、毎日、酒とパチンコだけで過ごしている40歳男性…などは、どう考えても働く意欲もないわけですが、ニートにはなりません(35歳以上は定義から外れますので) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88 これは、Wikipediaの記事ですが、ここに表示された02年の(ちょっと古いですが)内閣府の調査を見てもわかるように、将来、人生全てにわたって働きたくない、というような人が多いわけではありません。
お礼
ありがとうございます。 「ありません」というのは、ニートに関してでしょうか? それとも、フリーターやニートといわれる人たちが「働く意欲がない」ことを証明するデータや資料でしょうか? もし、そんなことを証明するデータなどがないということは、バッシングを行う人たちや、対策を講じる政府関係者は、根拠もないのに彼らを「働く意欲がない」と断じているのでしょうか?
- nidonen
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> 客観的にフリーターやニートの「働く意欲・自信のなさ」を示す資料などはないのでしょうか? ニート という言葉の定義を取り違えてはいないでしょうか? ニートは失業者ではありません。失業者と同様に職を持たない 環境にありながら、職探しをしない人を ニート と呼ぶのです。 つまり「 働く意欲がない 」からこそのニートなのです。そこを 混同すると、たしかに根拠のない主観的な批判に陥るでしょう。 ※たとえば、怪我のため現在は求職していないというだけなら、 ニートには当てはまりません。治った後に働く気があるなら 失業者であり、働く気がないなら ニート です なお、フリーターとニートを一緒に語るのは乱暴なまとめ方と 言わざるをえません。フリーターはアルバイトかパートという 名称で働いている人、もしくは働く意欲を持っている人です。 これは厚労省が定義しているのですが、スーパーのレジ打ちの おばさんもパートで働いているならフリーターなのです。 イメージでなんとなく、フリーターはいつ辞めてもいいと 思っている若者と考えてしまいがちですが、言葉の定義はある 程度厳密に捉えないと、議論自体が噛みあわなくなる危険性が あります。 なお、「 なぜニートは働こうとしないのか 」という研究なら 私も見てみたいです。おそらくそういった研究もなされている はずですが、残念ながら個人的には知りません。
お礼
回答、ありがとうございます。 すいません。ニートの定義、フリーターの定義は私も知っています。 ただ、私は「ニート」のすべてが「働く意欲がない」とは考えていません。 統計が行われた時にたまたま失業中かつ、仕事を探す必要がなかった、あるいは仕事ができる状態になかった人というのはある程度存在しているはずだと考えています。 彼らは、「働く意欲がない」のではなく、「一時的に職探しをしていない」だけの人だと思います。 フリーターとニートをこの場でまとめている点については、政府の取り組みや、いわゆる「バッシング」が行われる際にはひとまとまりに論じられることが多いからです。 回答者様も仰るように、フリーターは働いている人であり、働く意欲があるはずです。 にもかかわらず、「働く意欲がない」と論じられるのは何故なのか、その根拠はどこにあるのか…。「ニート」も同様に、一時的に「ニート」とされているだけだろうに、何故一律に「働く意欲がない」で済ますのか…。 それがわかる資料やデータの存在を知っている人がいれば、教えて頂ければなぁと思ったわけです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、ちょろっと読んでみましたが、面白そうです。 参考になります。