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2000年代に表れた知識人について

2000年代に、論壇を代表するような若手知識人は登場しているでしょうか。 80年代の、浅田彰、90年代の宮台慎司のように、いつの時代も若者の心をつかむような論者は登場するものです。 しかし、2000年代になると、目だって社会の注目を浴びる若手知識人がいないように思えます。これには、社会的な背景があるのでしょうか。 僕が不勉強なだけかもしれませんが、どうも気になります。 よろしくお願いします。

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  • mat983
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回答No.1

注目は佐藤優氏と宮崎哲弥氏です。 佐藤氏は元外交官で鈴木宗男氏の対ロシア外交を影で操っていた人物です。 http://canpan.info/open/news/0000001983/news_detail.html 佐藤はいずれ、かつての大川周明にも似たポジションを築いていくのではあるまいか。だとすれば大川のような悲劇ではなく、佐藤自身が『日米開戦の真実』で提起した問題意識の通り、理論的な正しさを、<戦争に至らぬ形で日本国家と日本人を生き残らせることができ>る方向にこそ、どうか生かしてもらいたい。そのための助走としての、昨今の佐藤ブームであってほしいと願うものである。 (文中敬称略) (さいとう・たかお氏=ジャーナリスト) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E5%93%B2%E5%BC%A5 宮崎 哲弥(1962年10月10日 - )は、評論家、コンサルティング会社「アルターブレイン」副代表。 福岡県久留米市出身。内閣府経済財政諮問会議専門委員を経て、総務省「通信・放送の在り方に関する懇談会」構成員を務めた。 また1998年12月から2006年3月まで新聞三社連合の論壇時評を担当。2003年は共同通信の論壇時評も並行して担当した。2003年4月から2006年3月まで朝日新聞書評委員。2006年4月より京都産業大学客員教授

takanokazu
質問者

お礼

佐藤優はよく聞きます。彼が、2000年代を代表する論客ということになるのでしょうか?とりあえず、読んでみたいです。 宮崎哲弥は、好きな評論家の一人です。非常にバランスの取れた意見を言う人で、社会予測もかなり当てています。逆にいえば、日和見がちともいわれるわけで、主張がはっきりしない人でもあります。 最近は、メディアへの出演が多く、執筆活動からは遠ざかっています。論壇の自閉化を見越したということでは、先見の眼があったといえますが、僕としては、彼の文章が読めなくなるということで、非常に残念です。 お礼としては長くなってしまいました。感謝申し上げます。

その他の回答 (1)

  • y1y9y8y1a
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回答No.2

個人的に『カーニヴァル化する社会』鈴木謙介氏は注目だと思います。 どう注目かといわれると具体的には難しいですが、結構好きです。 あとは、『動物化するポストモダン』東浩紀氏とか。 「知識」が軽んじられる風潮はありますかね。 極端な話、なんでもインターネットで引き出せてしまうと、自分で知識をストックしておくメリットは薄れますし。 あと、実益というか、すぐに具体的に役立つものが重宝されるというか、うまくいえないですけどそんな感じの世の中ですよね。 「知識人」が何事かぐだぐだ言ったからなんだってんだ、って空気はあるのではないでしょうか? 「ホリエモン」>「知識人」みたいな…。 なんの具体性もなくてすいません。

takanokazu
質問者

お礼

東浩紀氏は僕も知っています。正直、若手の中では一番好きな評論家かもしれません。 しかし、2001年以降は、あまり目覚しい活躍はしていないように思えます。社会のタコツボ化を批判していた彼ですが、彼自身もオタク論壇に自閉した感じが否めません。 鈴木健介氏は初耳ですぜひ読んでみたいです。

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