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消防署所長の指揮に関して
NHKでこれから起こりうる関東大地震災に備えた机上演習の様子を見たのですが、消防署では作戦立案、指揮命令が所長に集中しているのでしょうか?他の火事を見捨てて、避難所の周りの消火に戦力を送るよう命令するようなシーンを見ると、軍隊の参謀のように、作戦立案と指揮命令は分けるように感じました。それに、所長が一人で指揮して否が手足のように動く訓練じゃ、最初に所長が震災で死んだら、残りのメンバーはフルに動けるのでしょうか?
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消防の場合には、「作戦立案」をしている時間がない場合がほとんどですから(だから大災害時の対応は、署長のほか担当者、幹部らが協議の上であらかじめマニュアル化している)、災害時にいわゆる「参謀」のような存在は混乱を招くだけです。もちろん、報告や発令が署長に集中しないようにするための「スタッフ」は必要で、それが番組中、火災発生場所やポンプ車の配置を図上に示していたり伝令役となっていた人たちになります。 消防も、自衛隊や警察と同様、階級制をとっていますので、署長が事故で指揮が執れない場合には次長、次長もだめな場合には次の職階の人、あるいは階級がその場にいる中で最上位の者、という形で順次指揮権が移るようになっています。
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- onbase koubou(@onbase)
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回答No.1
基本的にはそうなのでしょうし、訓練ですからそのような形になったのでしょう。 「組織」が機能的に動くにはある程度指揮系統がはっきりしていないといけません。指揮系統が硬直すると組織は動かなくなりますから災害現場などでは最終的には現場判断に負う部分が多くなるように思われます。 署長が死亡してしまった場合、あるいは指揮所にたどり着けない場合は、次席の者が変わって指揮するようになるかと思います。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
別に参謀の仕事は事前立案ばかりではないと思います。というか指揮官は指示に追われているので、時間がないときこそ特定の仕事はなく、考えることをひたすらしている人間がそばにいて、適宜意見を出すのが良いかと思います。別に会議をしろといってるわけではないのですから、指揮官は採用、却下をその場で決めるだけです。それに、見捨てる命が出てくる状況こそ、一人に責任を集中させず、あえて○○を犠牲にしてでも戦力を○○へ集中させましょうと言う存在が必要かと思いました。 またそうやって次席のものが常にどうするべきかを考えていてこそ、指揮官がいなくなったときの準備もできるかと思います。 ご回答ありがとうございました。