#3です、お礼ありがとうございました。
>最近の不祥事を見ていると、有権者の関心を無くして投票率を下げさせようとしているような気がします。
最近ではありませんよ、ずーーとです。
最近出てきてるように感じるのは、先の参院選で民主党が多数党になったので、ほぼ間違いなく政治資金関連の法律が厳しくなる方向に行くこと(「これまでより~」であって、民間からすれば「普通になる」わけですが)が想定されますから、その前に今のうちに自分のほうから「修正」という聞こえのいい言葉で出しているということと、
いち政党の異常な長期政権(=国家の統治権力)による締め付けが利かなくなってきて、国家機関の各分野で生き残りのための作業(告発、リークなど)が行われているからだと想像できます。
普通の成熟した民主国家では、政権交代のたびにある程度前政権の膿がでます。
ある意味これは正常で、またこれを前提として民主主義の仕組みは作られたはずです(定期的に政権を変えることによって国家の統治権力の中枢をチェックする)。
この国ではそれがないので、前政権の検証も反省も当然明確な否定もしないから、当然緻密な修正も出来ません。
>投票率が上がるのが怖いでしょうからね
さて、そのずーーと政権を担当してきた政党はどこでしょうか。
その政党がこの国のルールを実質的に作ってきたのです、自分らの都合のいいように(既述しましたが、先の参議院結果により「それ」が出来なくなると想定されるのが今です)。
成熟した欧米の主要民主国家では投票率が8,90%なんて珍しくもなく普通です。
その彼らからすれば投票率50%台の国なんて、民主主義後進国以外の何者でもありません(60年間民主体制であるはずの、21世紀現在の世界有数の先進国・日本国がです)。
そのずーーと政権を担当してきた政党は投票率を上げようなんてコレっぽっちも考えていません(むしろ「投票日は寝ててほしい」と最高責任者が思ってるくらいです)。
私も、それこそ政策に何も関係ないお粗末な金銭問題などなくしてほしいです、けど限りなく少なくなるだろうけど皆無にはならないだろうと思います。
重要なことは、誰でもがわかる厳密なルールの下に透明性を確保し、それを踏み外したときは厳格な対応処置が施されることで、
その仕組みを作り公表されることです(それとも表ざたにされない仕組みや、政治的に押さえ込めるいつぞやの時代の方が健全と言えるでしょうか)。
言うまでもなく、この国の主家者は国民です。
その主権者が自分らの代わり(代表者)をルックスや感覚で適当に選んだなら、
その代表者は権力を都合よく適当に使い、それに相当する外面のいい適当な社会・国になるのは至極当然の道理です。
それがこの国の60年間の国政で、その中でも一番分かり易く極端で顕著な例が、現・前政権でしはないでしょうか。
>有権者の意識ってのは何十年立っても変わらない気がします
ですね、しかも60年間も。
でも、そりゃ1億2千万人の誰もが自分らの権利行動により政権党の交代を「誰一人として体験してない」わけですから(13年前の8党連立は余りに異常なので例外とします。こんな民主国家は世界の歴史上ないわけですが)、
しかもそのあいだの政権党は「それを是」としてきましたから。
あえて言いますが、私は現在ほど民主主義が機能している時期はないと思っていますよ(まだまだまだ、ですけど)。
理想の国政などこの世界中に存在しません。
私は主権者たる国民が、政党・政治家を見つめ育てて、活用してゆくしかないと思います。
面倒かもしれないけど、それが当たり前の民主主義ではないでしょうか。
今は、その過度期でもあり、始まりだと思っています。
私は民主党の絶対支持者ではありません。
が、一方の恣意的な発言に惑わされないことです。
ごく一部では「政治的空白は許されない」などと尤もらしく言ってますが 、それは1ヶ月以上40日間も国会開かない政府与党の責任以外に他なりません(しかも自分らのゴタゴタでです=脳死状態?)。
仮に遅くても9月初めから国会を開会すれば、(しないでしょうが)仮に野党が最も最悪な手法を使ったとしても、テロ特措法は憲法上60日経てば与党だけで(衆院で)再可決することは100%可能なのです。本当に今国会の最重要課題ならば尚更です。
要するに執行部はもう特祖法延長はハナから諦めているのです。
これも国民の意識しだいで見方が分かれてしまうのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 最近の不祥事を見ていると、有権者の関心を無くして投票率を下げさせようとしているような気がします。 投票率が上がるのが怖いでしょうからね