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光のスピードで通り越せば、爆発に巻き込まれないのか
週間少年ジャンプ39号の『アナアキーズ』という読みきり漫画において、 「一瞬光のスピードに達して、アッという間に核貫いて戻って来ちゃった」 というセリフがあります。 状況としては、まず人工衛星から発射された核爆弾を空中爆発させるため、主人公は上空の核爆弾に突っ込んでいきました。そして上空で爆発が起こり、誰しもが爆発に巻き込まれて死んでしまったとショックを受けた表情を浮かべた矢先、主人公は地上に戻り、先のセリフを述べたのです。 「核爆弾にものすごい衝撃が加わると爆発する」というのはなんとなくわかるのですが、光のスピードで衝撃を加えれば、その光のスピードを出している本体自身には損傷が無いのか、非常に疑問と好奇心を抱きました。 もし科学的に説明可能な方がいらっしゃるなら、ご教授いただきたい次第です。 よろしくお願いします<m(__)m>
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補足です つまり人間を光に変換すれば核ミサイルを光のスピードで破壊することはできるということです。 また、超ひも理論では物質も光もこの世のありとあらゆるものは 振動であるらしく、M理論では私たちの棲んでいるような宇宙は 無限に広い宇宙の無限に存在する幕の一枚に張り付いているらしく、 人間が光に変わることも、また別の世界へワープすることも絵空事ではないらしいようです。
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- nga777
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例えば核爆弾は物質がエネルギーに代わる仕組みを利用しています。 言い換えれば物質は光になり得るということです。 この場合アナアキは「自分の身体」を光やエネルギーに変換して核を貫いたと考えられます。 光の一種である高出力レーザーは物質を破壊できますし、 情報も光通信で分かるように情報も光の中に閉じ込めることが可能です。 したがって人間が物質と情報により構築されているものとするならば、(たぶんこれは真) アナアキのこの行為は実現可能なことだということになります。
- masa2211
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質量のある物体が光速に達するのは不可能なので、 「光のスピードに達して」というのを、光速の99.9999..%(=準光速)の意味にとります。 一瞬(=かなり短い時間)で準光速に達する方法は謎です。 まあ、この部分はdj-sさんが聞いている部分でないから、謎のままほっておきます。 実は、これだけで問題は解決したも同然。 準光速の宇宙船には、星間物質(=水素原子)が準光速でぶつかるわけで、 こういった超高エネルギーに耐えられるだけの構造を持っているはずです。 ※しかも、人工衛星から発射された核爆弾とあるから、通常の意味での星間物質(=恒星どうしの間)より むちゃくちゃに濃いから、恒星間宇宙船がこんなところで準光速出したら耐えられないところ、耐えられる宇宙船と解釈するしかない。 一方、核爆弾のエネルギーによる粒子の飛散する平均速度は、高々、光速の10%(原子爆弾の場合)。 したがって、そもそも、宇宙船に衝突しません。 ガンマ線は例外ですが、水素原子が準光速でぶつかるエネルギーに比べれば低いため、これまた問題なし。 ※※現在考えられている恒星間宇宙船ですが、 オリオン計画:船尾で原爆を爆発させ、その反動で進む。 ダイダロス計画:船尾で水爆(マイクロ水爆)を爆発させ、その反動で進む。 という、えらく物騒な方法であり、それでも光速の10%まで出るかどうか。 でもって、核爆弾が爆発しても影響が無いのは明らか。光速の10%出すだけで、これだけ頑丈につくらないとなりません。 もっと速度を出そうとすると、 光子ロケット:反物質利用。水爆よりはるかに強力。 バザード式ラムジェット:星間物質をかき集めて核融合させる。 ここまでくると、「人工衛星から発射された核爆弾」と、技術レベルがまるで違います。 一瞬で光のスピードに達するなら、更に格上技術が必要。 宇宙戦艦ヤマトのガミラスが、西暦1999年に地球を攻めたくらいの技術格差があります。
お礼
私にとっては難しい話ですが奥が深いですね、どうもありがとうございます(>_<)
- uhyohyohyo
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私の分かるところだけオマケで書いておきます。 >「核爆弾にものすごい衝撃が加わると爆発する」 厳密性をやや欠いて簡単に申しあげると、核爆発は臨界に達するのに必要な核分裂性物質の質量がある一点に集合した場合におきるものですので、衝撃を加えても爆発はしません。 で、No.4の方がおっしゃられているのは、上手な爆発のさせ方(爆縮レンズを用いた長崎型原爆)であって、それほど精巧なものでなくても一応上記の条件を満たせば爆発は起こります(砲身型、広島型原爆)。しかし、効率が悪い(核物質がもったいない)のです。 単純化して、仮に光の速度で動けたとしても同じ速さで動く大量のガンマ線(高エネルギーの光です)と放射による熱線(やはり光です)が爆発の刹那(fs~psオーダーなので、光でも数ミリしか移動できないくらいの時間です)に出ますから、大量の被曝あるいはあっという間に体が蒸発して死ぬでしょう。
お礼
なるほど!すごく専門的な回答ですね、ありがとうございます!!
>「核爆弾にものすごい衝撃が加わると爆発する」 核弾頭は、外部から破壊することで簡単に爆発するような柔な代物ではありません。精巧なタイミングで起爆させ、核物質を一点に集中圧縮して核反応をおこさせるのです。その起爆装置まで破壊しては爆発のしようがないのです。 >光のスピードを出している本体自身には損傷が無いのか、非常に疑問と好奇心を抱きました。 物質は光速に近づけば、止めどもなく質量が増加します。質量が増加した物体を さらに加速するためには今まで以上のエネルギーを投入しなければならない。 この理屈から物体は光速を超えることができないとされています。 よって光速に近づき、自らぶつからなくとも手にした石っころをぶつければ破壊する目的は達成できます。 マンガのストーリーは、主人公が光に変身したということを 言いたいんでしょうかね。
お礼
そうなんですか~、納得です(驚)
- ozunu
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1.光速に達することは出来ません。 2.たとえ光速で衝突しても、衝撃を与えられるなら衝撃は受けます。 3.フィクションをフィクションとして楽しめないのは、精神構造上問題がありそうです。
- tadys
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漫画の世界の事を科学的に説明しろと言われても無理です。 漫画を漫画として楽しむことは別にいいんですけど。 科学的に言うと光のスピードに到達できるのは 重さの無いものだけですし、最初から光のスピードを 持っているものだけであって、光より遅くなることも出来ません。 漫画のことは漫画の事として現実の世界と分けて考えないと インチキな商品にだまされてお金を失うばかりでなく 命を失うことになりかねません。 参考URLはそのような例です。 私は漫画を読むのは大好きですよ。
お礼
参考URL見させていただきました、恐ろしいですね(汗)
- snowplus13
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たしかアインシュタインの相対性理論では 光のスピードをわずかでも超えると出発まえに 目的地についてしまうという「実証」を していますそれにもとづいて考えると 光のスピード(を超えちゃって)目的地へ ついちゃったということではないでしょうか ただ単に光のスピード(秒速30万キロ) でただ速いのたとえでいったのかもしれません
お礼
すごくロマンチックな理論ですね(^_^) ぜひ詳しく調べてみようと思います、ありがとうございました!