ミサイル防衛は機能しますか？

質問

敵が日本に向けて核ミサイルを発射したとします。敵は、まず日本のミサイル防衛のレーダーに目潰しを食らわすかもしれません。
　つまり、日本海上空か日本列島上空までたどり着いた核ミサイルが、遥か高空で核爆発を起こせば、強力な電磁波（電磁パルス）が発生し、ＭＤのレーダーが機能しなくならないでしょうか？
　ＭＤの目たるレーダーが潰された後に次々と地上で後続の核弾頭を爆発させる、という手を敵は使ってくるのではないでしょうか？
　もちろん、日本海等で１発の核爆発もさせないで、目潰し作戦を阻止できればよいと思います。しかし、事実上、全ての撃墜はほぼ不可能ではないでしょうか。
　よろしくお願いします。

回答No.7

phantom1 · ベストアンサー

電磁パルス（EMP）には、ガリウム砒素半導体を使えば対抗できるようです。これについては、私の知る限りでは1980年代頃から知られていますし、EMPブレーカーなるものも存在するようですので、案ずるには及ばないと思います。

お礼

ありがとうございます
　本当に、それらのデバイスがきっちりと機能して欲しいと強く願います。

回答No.6

tk0021

日本国内には地域毎にパトリオット（日本ではペイトリオットと呼称、その設置場所は秘密）ミサイル基地が設けられています。
これらサイトにあるレーダーと、イージス艦ならびに早期警戒機との連携で早期照準発見、即対応の前提ではありますが、果たしてこのシステムが緊急に応じてマニュアル通りに機能するかは不明です。
また、アメリカ軍との連携についても実例が無く、あくまでも合同演習止まりであり不明です。
額面通りに行くことを念じる以外にありません。

お礼

ありがとうございます。
　マニュアルどおり敵の核ミサイル・核弾頭を打ち落とせるかは、実験を重ねるしかないでしょう。であれば、核爆発によって発生する電磁パルスを人工的に発生させた中でミサイル防衛が機能するかを、実験によって確かめて欲しいものです。
　という事に、今気がつきました。
　周辺に電磁パルスの影響が及ばないように、北太平洋ででもやるしかないでしょうね。

回答No.5

edoduki

ミサイル防衛システムでは、元々ミサイルはほとんど撃ち落とせませんが何か？

回答No.4

passward

＞北朝鮮の能力では、日本海上空で"確実"に核ミサイルを爆破させ、電磁パルスを発生させることすら困難では？

それを言い出したら
現在の北朝鮮には、核爆弾を搭載出来るほどの巨大なミサイルは存在しませんし
着弾前（核弾頭が潰れる前）に核爆発させる技術も無いよｗ

回答No.3

pri_tama

取り合えず、対象国は北朝鮮ですよね？
　(中国・ロシアなら迎撃ミサイルの本数より弾道ミサイルのほうが多いですから、わざわざ無題使いする必要は無い)

　そもそも、北朝鮮の能力では、日本海上空で"確実"に核ミサイルを爆破させ、電磁パルスを発生させることすら困難では？

　北朝鮮が日本海上で電磁パルス発生を意図してミサイルを発射しても、高度約3.6万kmの静止軌道上の早期警戒衛星によって、発射直後に探知されます。
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/DSP%E8%A1%9B%E6%98%9F

　北朝鮮がミサイルを発射したと言う情報は、当然日本海に配備された、日米のイージス艦にも通知され、上昇限度250KmのSM-3の迎撃を受ける事になります。
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB#SM-3.E3.82.B7.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.BA

　弾道ミサイルのブースト段階(発射直後の上昇段階、つまり北朝鮮国内)での迎撃(ABLとして開発中)を想定しなくても、日本海上での迎撃が既に存在している訳です。

　北朝鮮では、日米の艦隊を日本海から排除する能力が有りませんから、出来る事はイージス艦の迎撃能力を超える本数のミサイルを日本海に向けて発射する事しかありません。

　でも、そんなことをすると、肝心の日本本土を攻撃するミサイルが無くなってしまいます。
　(軍事予算が数千億程度の国が、核開発と平行しながら一発数十～数百億のミサイルを数十～数百発も製造維持出来るとは思えない)

　あと、電磁パルスはケーブルを金属箔でシールドしたり、光回線を用いたり、過負荷が予想される箇所に半導体の代わりの真空管を用いたりする事で防護措置を取る事ができます。
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9

　防護出来ないと、そもそも最初に爆発した核弾頭の所為で(電磁パルスは数10～1000Km近い範囲で効果を発揮する)、残りの核弾頭が全て使用不可(起爆にだって電子回路は必要)になってしまいます…。
　電磁パルスを使ってMDを使用不可にした状態で、後続の核弾頭を次々と打ち込むと言うのは、北朝鮮は電磁パルスの対応をしているのに、日本側はその対応をしていないと言う、変な前提が成立していないと実現できません。

　電磁パルスは、相手国の情報通信に混乱をきたす事(と言っても日本の主要な通信回線は光回線に置換え済み)は出来ても、迎撃能力の盲失まではいかないと思います。(軍事上の重要なコンピュータ等は、シェルターなどの地下の電磁パルスの影響を受けない安全な場所に設置されていると思いますし…。)

　まあ、相手国の経済インフラの破壊には最適なので、テロに用いられると最悪ですが…。

お礼

回答ありがとうございます。
＞電磁パルスを使ってMDを使用不可にした状態で、後続の核弾頭を次々と打ち込むと言うのは、北朝鮮は電磁パルスの対応をしているのに、日本側はその対応をしていないと言う、変な前提が成立していないと実現できません。＜

　なるほど。そういえば、広島・長崎に原爆を投下した爆撃機も電磁パルスの影響を受けずに退避しました。
　その爆撃機並みに、ＭＤレーダーが頑丈であることを希望します。

回答No.2

uppo

MDの配備がある程度完了した段階で、という仮定で書かせていただきます。

電磁パルスによる影響は早くから判明していますので対電磁パルス防御は考えられているようです。
勿論コストは掛かりますが、MDのレーダーの重要性を考えれば装備していると考えるのが自然ではないでしょうか。

どの位置から、どの程度の範囲の電磁パルスの発生を見込むのか、撃つ側の国はどこの国で、どの程度のミサイル戦力を持っているのか、によると思いますが、高高度で広い範囲となると撃った側の国にも大きな影響が出てしまうのではないでしょうか？

レーダーは一箇所ではなく数箇所、海上にもイージス艦が配備する。という事になっているようです。
これを全て潰すのは至難の業だと思います。
核の先制攻撃は最初に相手の戦力を全て潰すことに意味があります。
でなければ核の報復が待っているからです。

それを考えると作戦の一案としては有り得るのかなと思いますが、現実味の薄い作戦のような気がします。

お礼

対電磁パルス防御装備があるんですね。少し安心しました。
　核が高高度で爆発した場合の電磁パルスの影響が、限定された地域であることを祈ります。
　回答ありがとうございました。

回答No.1

passward

大陸弾道弾は、発射された時点で、コースが読めますので
それを行なう意味が無いのでは？
爆発の一瞬だけレーダーを妨害しても意味が無く、
数発しか無い虎の子の核ミサイルを無駄使いする余裕はありませんね。
※それより、多数のミサイルで飽和攻撃を実施した方が効果あるでしょうね。

なお、北朝鮮にとって一番効率的な方法は
在日に徴集令状を発行し、日本国内に10万規模の北朝鮮軍を発生させる事です。
突然、在日が東京駅でマシンガンを乱射したり
原発に対し攻撃を行い、メルトダウンを行なわせたりした方が
それらより、よっぽど効率的ですね。

お礼

ありがとうございます。
　東京駅や原発に北朝鮮軍の歩兵が攻撃を加えるシナリオは、怖ろしいですね。