コスト面はわかりかねますが、電気コンロ・ガスコンロどちらも経験があります。
まず電気コンロですが、温度を中~弱火で保つにはちょうど良いです。
煮物や揚げ物、肉類を焼くのやホットケーキなどには向いています。
弱点は一定温度まで上がるのに時間がかかること。例えば電気とガスとでフライパンを30秒加熱して、卵を割りいれます。ガスの方はジューと音を立てて白くなりますが、電気コンロの方は音も何も出ず、しばらく待ってると周りから白くなっていきます。また、野菜などの定温で水分の多い食材を入れると、フライパンの温度はぐんと下がります。ガスなら強火にして一気に加熱できますが、電気コンロはゆるゆると加熱されるので、加熱途中で野菜の水分が出てしまい、くたくたの仕上がりになってしまいます。しゃきしゃきした炒め物を作りたいなら、ガスコンロをお勧めします。またはほんの少しレンジで野菜を温めて、なるべくフライパンの温度が下がらないようにするとか。
電気コンロの場合、フライパンがしっかり加熱されたかどうかがわかりにくいです。オイルを引けば蒸気が出るのでわかりますが、ノンオイルで炒めたい場合は、ティファールの温度の見えるフライパン(加熱がすむと中央のマークの色が変わる)が便利です。
また、揚げ物をするときは油の量を多めに、一度に入れる種は3~4個までにしましょう。油が少なかったり、海老など低温のものを一度に沢山上げると、温度が下がりやすくなり、低度で揚げた揚げ物は油を吸い込みベッタベタに仕上がります。
ガスコンロのメリットは火力の調整が自在だということです。弱点は吹き零れると事故の元。調理場がやたら暑くなる。そして地球環境には優しくない。(CO2排出してます)それ以外はやっぱり万能で、電気コンロと比べるとガスに軍配を上げてしまいます。(電磁調理台とは意見が分かれるかと思いますが…)
一口の小さいガスコンロか、カセットコンロでも一つあると便利です。
お礼
大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。