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Se defenisce che cos'e Ammore -イタリア(スペイン?)の古い世俗音楽?

こんにちは。 先日,ラジオから流れてきた音楽がとても気に入って,ラジオ局のサイトで調べたところ, 作曲者不詳: "Se defenisce che cos'e Ammore" - La canzone del Guarracino (演奏団体:Accordone) というのが分かりました。 こちらのCDの演奏だろうと思っています。 http://ml.naxos.jp/?a=ALPHA508 http://www.diverdi.com/tienda/detalle.aspx?id=11254 (両者とラジオ局で作曲者と曲名などの情報が多少食い違いますが,とりあえずそれはよしとします) ギターとヴァイオリンなどの南欧ルネサンス風伴奏で,男性歌手が裏声やだみ声?や奇声??を発しながら 多彩な表現力で生き生きと歌っていました。 ストラヴィンスキーのバレエ「プルチネルラ」のテノール独唱に似たような部分がある感じですが, 私が知っている中で一番近いのは,「なんでだろう(テツandトモ)」かも(笑) ただ,表現としては,もっと生々しくてワイルド,というか,楽しい意味でお下劣(?)でした。 と言うわけで(?),私からの質問は, (1)"Se defenisce che cos'e Ammore"とは,どんな意味でしょうか?   "The definition of Love (愛の定義?)"という分かったような分からないような英訳を見つけましたが,   そんな感じでいいのでしょうか?   (質問カテゴリがちょっと微妙ですが・・・) (2)Guarracinoは固有名詞かも,と思うのですが,何か古楽系で思い当たる人名・地名などがあればご教示いただきたく。 (3)この曲目,また,Accordoneという演奏団体,Marco Beasleyという歌手についても,何でもいいので情報・ウンチクなど。 (4)こうした表現手法(私の説明では意味不明の方⇒添付のnaxosサイトで少し試聴できるようです:トラック8と9)は,   この頃の世俗音楽ではそれなりに一般的なのでしょうか?   もしそうだとして,このようなちょっとグロテスクで下品だけど生き生きとしてノリがいい   ヴォーカルつき世俗音楽はどういった感じで探すと見つかりやすいでしょうか。   (作曲家,演奏団体,歌手など) です。 断片的な情報,推定・憶測,参考URLの紹介,試聴の感想,こういった作品が「なんでだろう」に進化?した過程(ぉぃ)など, 何でも結構ですので,よろしくお願いいたします。

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noname#188015
noname#188015
回答No.2

こんにちは。 こんなページを見つけました。 http://www.elpombo.com/foro/printthread.php?t=41&page=3&pp=20 ここでは何故か曲名の仏語訳が載っているのですが、それによると1)は"Pour definir ce qu'est l'Amour"(愛が何であるかを定義するために)となっております。 古いイタリア語なのか、それとも方言なのか分かりませんがSe defenisce che cos'e Ammoreはche(英語でthatに相当)以下の副文が再帰動詞Se defenisce の主語になっているかと思います(愛がこのようなものであるということが定義される、とでも言うのでしょうか)。 でも現代イタリア語をほ~んの少しかじったことがある程度なのでイタリア語のほうは、あまり信用なさらないでください。 また、同ページで La canzone del Guarracino がLa chanson du poisson Castagnoleと仏訳されています。え?カスタニョル魚の歌??? そこでCastagnoleを検索してみましたところ http://perso.orange.fr/christian.coudre/1005.html あ・・・本当にお魚なんですが・・・・。 するとこの魚が歌っているのは・・・? http://www.perogatt.com/anu/guarracino.htm ロベルト・ムロロ(どなた?)のナポリ歌謡アンソロジーに含まれている曲のようです(下のほうに現代イタリア語訳の歌詞も載っています)。民衆舞曲で他にもヴァージョンがあるとか、書いてあると思うのですが、果たしてそれが問題の歌曲と関連しているのか否かは判りません。 非音楽的な部分だけで申し訳ありませんが、ご参考まで。

Ta595
質問者

お礼

こんにちは。 なんと,お魚さんが歌う愛のナポリ民謡,ですか!(笑) いただいたキーワードを頼りにもう少し調べたところ,次のようなサイトも見つかりました。 http://www.google.com/search?q=cache:DF-Zk3okNw8J:www.comenius-lps.ro/uploads/1179311241The%2520Guarracino.doc+Coracino%E3%80%80fish&hl=ja&ct=clnk&cd=2&gl=jp&client=firefox-a カツオ(?)とイワシとマグロの三角関係っていったい・・・・・・(^_^; 「80種類以上の海の生き物の名前が登場する」 「科学者でさえ全部の生き物の名前を未だ識別できていない」 「ナポリの歌の歴史上はじめてのタランテラ(イタリアの民族舞曲の名前)」 ・・・というくだりも,なかなかに凄いものがありますね。 いろんな声色を使っていたのは,登場人物(魚?)を描き分けていたのかも?? そして,「なんでだろう」のみならず,「鬼のパンツ」「おさかな天国」のルーツでもあったのか!! ぉぃ この民謡が本当に私の聴いた曲なのかどうかは確定ではないにせよ(でも,可能性は高そうですね^^),とても面白い発見をたくさんすることができました。 ありがとうございました!

Ta595
質問者

補足

こんにちは。 先日,CDショップに行ってきまして,World musicのイタリアコーナーを物色してきました。 すると,ロベルト・ムロロ氏のCDを発見!! (どうやら有名な方のようですよ^^) ・・・しかし,"Guarracino"が収録されているものはありませんでした・・・。 しかし,気を取り直して,他の「ナポリ音楽・ナポリ民謡」らしき事が書いてあるCDを いろいろとチェックしていると,ありました! Lo guarracino! ドキドキしながら試聴してみると(私の行きつけのCD屋さんは,陳列されている商品が自由に試聴可能です), ビンゴ! でした。 貴重な情報,本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • huitre
  • ベストアンサー率37% (12/32)
回答No.4

体系的に勉強しておりませんので正確なことはわかりませんが、微力ながらお力になれればと思います。 私は中世前後の宗教音楽が好きでよく聞きます(ご指定のCDを視聴したところ最後の曲などです)が、こういった類にぶつかることはよくあります。 残念なことに、あのCDの中に入ってたなーとすぐに思い出せそうにはないですが(>_<) リンク先のCDを聞いてみました。 イタリア中世世俗音楽はこのようなものは多く見受けられて、お下劣というかかわいらしいものですね。 下町のおっちゃんが大衆酒場でよっぱらって歌うような陽気な歌なんだと思います。 Accordoneのこと私は知らないのですが、手っ取り早く知る方法はCDのリーフレットを見ることです。 輸入版のみの場合は頑張って翻訳しなければなりませんが、お奨めです。 もし英語に抵抗がないようならイギリスのアマゾンでこの方を検索してください。 日本のアマゾンと同じで、このCDを買った購入者が他に何を買ったかを追いかけて調べられます。 これを見ると宗教音楽で情報不足のようですが~。 それからネットラジオを聞かれるようなので、私の大好きなところも載せておきます。 TBS系列の無料の日本語のラジオなのですが、クラシック24時間ノンストップです。 私好みの選曲が多いので、我が家ではお世話になってます。 是非聞いてみてくださいね!

参考URL:
http://amazon.co.uk/,http://ottava.jp/index1.html
Ta595
質問者

お礼

こんにちは。 > 下町のおっちゃんが大衆酒場でよっぱらって歌うような陽気な歌 ホントにそんな感じです(^^ そういえば,カルミナ・ブラーナ(オルフの世俗カンタータではなくて,オリジナルの)には 古いイタリア語のものもあるようで(ついさっきWikipedieaで仕入れたにわか知識ですが^^;), 今回の歌のさらに先祖にあたるようなものもあるのかもしれないな,と思いました。 (私はオルフの方しか聴いたことはないのですが,あれの第二部「酒場にて」も そういえばノリとしては近いかもしれません) AccodoneのCD,amazonで検索したところ,現在のところどれも入手不可のようです・・・(涙) ユーザ同時購入商品のところにはルネサンス期の世俗舞曲が出てきましたが, これはけっこう好きでいくつかCDを持っています。 この方向でヴォーカルつきを探すといろいろ出てくるかもしれませんね。 それから,はい,確かに海外のラジオ放送でした(インターネットラジオではなくて海外在住ですが^^)。 今,ご紹介のサイトに行ってみたのですが,フォーレのノクターン5番がかかりました。 早速ブックマークに登録させていただきます♪ 古楽好きな方の情報は心強かったです。 試聴までしていただきまして,ありがとうございました♪

Ta595
質問者

補足

こんにちは。 #2&3さまへの補足に書きました通り,この土曜日,CDショップに行ってきました。 すると,古楽コーナー(古楽~バロック系がとても充実したショップです)に なんと,"Accordone"のコーナーがあるではないですか! こちらもありましたので,当然ゲット! http://ml.naxos.jp/?a=ALPHA508 歌の内容は,#3さまが紹介していただいた映画の内容ほぼそのままです。 最後には,世界中の海の生き物がピストルや大砲まで持ち出して大騒動に!! ・・・ええ,少々おしゃべりが過ぎたようで(^^ この曲の最後の歌詞を紹介して,挨拶にかえさせていただきます♪ --- おいらはもう歌うのに疲れたよ 息も切れちまった; さあ,私めにお許しを 親愛なるお客様がた, ワインを6ペンス分飲み干すことを 海にいる彼らのご健勝のため。 それにおいらの喉はからからで おいらの肺はいまにも燃え上がりそう・・・ フー,アーア! (^-^)/

noname#188015
noname#188015
回答No.3

ごめんなさい、追伸失礼します。 多分下記のナポリ民謡の物語を下敷きにしていると思われる映画(「グアラチーノ」)もありました。あらすじが少し読めますが、なんだか賑やかなお話ですね↓ http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_2.html (そもそも本当に関係があるのか・・・ということは別問題ですが)

Ta595
質問者

お礼

再び(X度?)こんにちは。 おや,映画までありましたか! さすがそちら方面?にもお詳しい(^^ あっそういえば! 「サザエさん」のルーツもここに・・・ヽ(-_-;) 十分楽しめましたので,この際,元の曲と関係あるかどうかは気にしません! ぉぃ 追伸: 実は,お答えいただけるかな~,とひそかに期待しての質問でした。 追加情報,ありがとうございました♪

Ta595
質問者

補足

引き続きこんにちは。 #2への補足に書き忘れたのですが, Se defenisce che cos'e Ammore... の英訳が購入したCDに載っていました。 Denifition of Love... (回答者さまの解説によるとやや意訳気味?) Love is a bag Filled with a variety of ingredients, A great mixture Of most disparate things; As sweet as honey, As dry as glue, More bitter than gall, Stronger than onion! 後半はイタリア語の響きがとても素敵です。 zocca, comm'a no mede, secca, comme la colla, ammaro, cchiu de ffele, forte, cchiu de cepolla! Guarracino本編が歌われる前に導入として語りのように入っていました。

noname#192232
noname#192232
回答No.1

断片的な情報ですが,少しのヒントになりそうです。 http://www.accordone.it/ Englishページから開きましたが,poeticsの中にまた6ページあります。 下記のCD情報33にも少し載っています。 http://homepage2.nifty.com/shige-kun/kbe/cd_c02.htm

Ta595
質問者

お礼

こんにちは。 あ,演奏団体の公式サイトがあったのですね。 調査不足で申し訳ない・・・(汗) 超・斜め読みをさせていただいたところ,なかなか骨太?の主張を持った団体のようですね。 ポリフォニーからの言葉・感情・ドラマの復権,といったところを目指しているのでしょうか。 また,listeningのところからいくつか試聴ができたのもありがたかったです。 いい演奏ぞろいで,何かこの団体のCD買ってみようかな~,と思いました♪ 古楽マニアの方の評判も上々のようですし(笑) 早速のご回答,ありがとうございました。

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