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夢に向かって人生をやり直すことは可能でしょうか?
【前提】 無名の四大を卒業後、会社員になりました。 しかし、過労のためうつ病になり、2年で退職しました。 現在、体調はだいぶ回復し、通院しながら転職活動をしています。 しかし、いわゆる「第二新卒」のせいか転職活動は厳しく、第一段階の書類選考で落とされることも非常に多く、かなり苦戦しています(書類の添削サービスや転職活動サイトなども利用し、今のところかなり積極的に転職活動に取り組んでいるつもりです)。 【相談の趣旨】 大学教員になりたい 【相談内容】 学生時代から、大学教員に憧れていました。 物を教えるのは元々得意でしたし、好きな研究をしてお金をもらえるのは理想的な生活だと思っていました。 目立ちたがりな性格なので、時には有識者としてマスコミに登場するのも格好良いと思っていました。 しかし、大学教授と言えば有名難関大学やその大学院を卒業した人がなるもので、無名大学生の自分に縁はないと思い、就職したわけです。 しかし、転職活動をしながら「将来どういう自分になりたいか」と言うことを考え直した場合、「やっぱりできることなら大学教員になりたい」と言う思いが募ってきました。 どういう研究をしたいのかと言うことも、おぼろげながらイメージできています。 そこで、難関大学院に入るか、難関大学に入り直すかして、大学教員の道を目指したいと思い始めているのです。 しかしそのためには、これから長期にわたって受験勉強をする必要があります(大学入試の場合、来年の受験には間に合わないので再来年の入試を目指すことになります)。 失敗した場合にはリスクも大きく、時間もお金もコストのかかるチャレンジで、果たしてこんな選択をしても良いのかと言う思いもあります。 自分の考えはやはり無謀なのでしょうか。 ちなみに親に相談したところ「どう生きようが自由だが、金銭の支援は一切しない」と言われました。 そうすると、まずは予備校に通うためのお金をアルバイト等で稼ぐ必要があるわけで、なおさらハードルの高いチャレンジになりそうです。 アドバイスなど、ご回答お待ちしています。 よろしくお願い致します。
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大学の教授になれればいいですが、 これからの少子高齢化を考えるとせいぜい講師どまりの可能性が 高く、私立の講師ではアルバイト扱いで、 コンビニで店長やるのと金銭的には変わらないでしょう 投資効率は非常に悪いでしょうね、、、 高校などの教師をやっていて、歴史など、その分野の大家になっている人はいっぱいいます。ホームページを除くとそんな人がいっぱいいます。 精神を病む人は、あたしも含め、目先の電信柱までがんばろうという現実的な目標でなく、42,195キロのゴールを目標にしてしまいます。まずは、「キャリアになりうる仕事をしつつ、通信大学で足りない単位をとり、高校教師になり、その間大学教授と懇意に為り、何とか研究者としての実績を積み、いずれは教授になる。」 大学教授は中卒でもなれるので、院まで行くリスクを考えたら、大学教授はあくまで夢、目標は近くにおいてください。 今まで若い人をたくさん見てきましたが、「タイムマシーンに乗りたがる人」が多かったです。そのような人は結局二度目、三度目の転職で、さらに条件が悪くなっていきました、、、、、。 転職などは、あくまで、上位のものの”引き”があることを原則にしないときついです。貴方が意思、能力十分なら、いままでその決断をもっと早くしたはず。また、院に残れと、教授から引きがあったはず。 どんな人も”大きな流れ”(少子高齢化など)には逆らえないのです。 その道にすすむ覚悟は、(ここに書き込んでいるということから) 薄い、と判断しました。
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大学教員をしています。理工系なので文系のことはわかりません。(質問者さまは文系かな、と思いますが。)少し厳しいことを書きます。 >目立ちたがりな性格なので、時には有識者としてマスコミに登場するのも格好良いと思っていました。 マスコミに度々登場する大学教員は、(地震や災害が起きたときに、専門家として専門的な発表・報告などをする場合やNHKの教育番組にその分野の専門家として出演する場合を除いては)本業を疎かにしている人ということで研究者仲間には白い目で見らることが多いです。(社会学者や経済学者などは、実社会で自分の理論や経験を生かしたいと考える人も多いので、また、評価は違うかもしれませんが。)「格好良いから」というようなぼんやりした憧れで考えていらっしゃっるのであれば、やめておいた方がよいです。少数の天才以外にとっては、研究は日々のこつこつとした地味な作業の積み重ねですし、研究・教育に関する啓蒙以外でマスコミに出るのは大学教員の本来の仕事ではありません。 >物を教えるのは元々得意でしたし、好きな研究をしてお金をもらえるのは理想的な生活だと思っていました。 大学によっても多少違いますが、大学教員の仕事は研究が一番目、教育は二番目です。教えるのが得意はどうかはあまり関係ありません。最近は、教育についての外部評価も行われていますので、各大学・各教員は教育にも力を入れていますが、ある一部の実務分野(法科や介護など)や社会的有名人(芸能人や芸術家など)を除いては、教員として採用されるかどうかは、まず、本人の研究業績によって決まります。(実務分野ではその分野での実績が業績の代わりになります。中卒でも大学教員にはなれますが、それはその分野で一流の実績を持っている人に限られます。)採用時の面接で模擬授業を行う場合などもありますが、書類選考では、まず、研究分野と業績(著者・論文数)を見ます。大学教員よりも授業が上手な小・中・高校の教員はたくさんいます。しかし、大学教員は研究教育職ですから研究ができてなんぼです。授業が下手でも業績が多い人の方が大学教員としては採用されるのです。ですので、教えることがお好きなら、大学教員でなく小・中・高の教員になった方がよいでしょう。小・中・高の教員の方でも学会に入り、地道に好きな研究を続けていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。 >そこで、難関大学院に入るか、難関大学に入り直すかして、大学教員の道を目指したいと思い始めているのです。 >しかし、大学教授と言えば有名難関大学やその大学院を卒業した人がなるもので、無名大学生の自分に縁はないと思い、就職したわけです。 大学教員になるなら、大学・大学院自体の社会的知名度や入試のレベルはあまり問題ではありません。例えば、国立の大学院大学は大学院しかありませんし、関係する分野でしか知られていないので世間でいうところの有名大学でもありませんが(入試が論文と面接だけだったりして入試自体は難関でないところもありますし)、その分野では東大や京大の大学院出身者と競争できるだけの優秀な人材を輩出しているところも多いです。 大学院を選ぶなら、世間での知名度や入試の難しさよりも、入りたい研究室がどういう研究を行なっていて、なおかつ、その研究室に所属している教員と院生が生産性があるかどうか(論文をどれくらい書いていて、その論文が他の論文にどれくらい引用されているか、また、研究全体がその分野でどのように評価されているか)を見てください。 >自分の考えはやはり無謀なのでしょうか。 無謀だとは思いません。ただし、専任教員になりたいなら、年齢制限はあります。会社などで業績などを挙げている人や社会的有名人などは、いきなり専任講師や教授になったりしますが、大学院を出て大学教員になる順序は、一般的には、助教(以前は助手と言っていた職)→講師→准教授→教授、です。助教の公募の年齢制限は通常30代前半まで、講師は35~40歳くらいまでです。それ以上になると、教員の年齢構成上、採用されることは難しくなります。研究業績は、著書・論文・特許などの数(とその掲載論文誌名)で判断されるので、基本的に出身大学(院)名は関係ありません。地方の無名大学の出身者でも、ばりばり研究し、学会や研究会で発表をして、それなりにその分野で顔を知っていてもらえば、特に問題はありません。 大学間の競争も厳しいので、最近は、コネを排除した公募も増えています。ただし、公募の多くは年齢制限が付いています。公開されている公募の多くはJSTのJREC-INに掲載されています。(http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop)分野によっても異なるので、ご自分の希望する分野の公募を検索して、助教あるいは専任講師の年齢制限を見てください。博士課程修了時にその年齢を超えているようでしたら、基本的にはアウトです。 質問者さまが今おいくつなのかわかりませんが、博士課程を出たときに30代前半なら、ほとんど場合、ギリギリです。それ以上の年齢になるのであれば、大学院に行くことはあきらめて、企業などで経験と社会的業績(実務経験・作品・著書・特許など)を積み、途中から大学に移る道を狙った方がよいかと思います。 それから、ポスドクの就職問題はご存知ですよね? 博士号取得者が増えていますので、学位をとってすぐに大学教員として就職できる人は稀ですから、一般企業に就職するのでなければ、通常は、1~3年くらいの任期のポスドクになり、研究を続けながら、その分野で教員の募集が出るのを待つ人も多いです。ポスドクから常勤の大学教員として就職できるかどうかは本人がどれくらい優秀か(著書・論文を書き、どれくらい研究業績をあげられるか)にかかっています。質問者さまの言うところの有名難関大学であろう東大・京大の大学院を出た、ある程度優秀なポスドクでも、非常勤で食いつないでいる人は山のようにいます。大体、35歳が就職できる上限ですが、それでもあきらめきれず、ずるずるとポスドクを続け、40歳を越えても常勤の大学教員になれず、一般企業に就職もできず、精神的な疾患を患ったり、ニートになったりする人も多いです。(ポスドク話でよく紹介されている「博士が100人いる村」を参照URLに挙げておきます。) 私自身、博士課程の最終学年および数年のポスドク時代を合わせると50件以上の公募に応募しました。そのうち、面接まで行ったのは数件です。不採用の場合は紙一枚で知らせてくれるだけですが、ついでに応募者数を教えてくれる場合もあります。倍率は、少なくて十数倍、多いと200倍くらいでした。一般の就職活動とは異なり、自分の研究業績のみが頼りです。顔の見えないライバルたちの研究業績がどれくらいだったのかわかりません。最終候補者が先に決まっていても公募が出るときはあるので、本当にフェアに公募しているのかどうかもわかりません。いくら研究しても何本論文を書いても自分は業績が足りないのではないかと、いつも焦っていました。専任教員になってしばらく経ちますが、今もときどき焦っています。絶対つぶれそうのない大学の任期なしの教授になるまでは戦いです。どんな世界でも競争はあるので、仕方のないことですが、たまに隣の芝生が青く見えるときもあります。 No.1さまのご回答 >これからの少子高齢化を考えるとせいぜい講師どまりの可能性が >高く、私立の講師ではアルバイト扱いで、 >コンビニで店長やるのと金銭的には変わらないでしょう の中の「講師」は非常勤講師のことと思われます。専任講師はアルバイトではありません。教授会にも出席しなければいけない正規の大学教員です。コンビニの店長さんの収入はわかりませんが、30代の非常勤講師なら週1コマ教えて月に3万円前後ですから、週に10コマ以上持って、やっと年収300~400万くらいでしょうか。同年代の専任講師なら年収500~800万円くらいでしょう。(大学や経歴によって給与にばらつきがあるので、一概には言えませんが。) 非常勤講師は授業をたくさん持たないと生活できないので、研究に割ける時間が少なくなり、研究業績が増えないので、専任教員への道が更に遠くなるようです。専任講師で、ちゃんと研究業績を挙げている人なら、所属大学あるいは他大学の准教授・教授のポストが空いたときに出る公募に応募すれば、准教授・教授になれます。少子高齢化で大学教員のポスト自体は減っていますが、優秀であれば、ちゃんと生き残って昇進できますから、少子化と昇進とは関係ありません。むしろ大学自体が潰れて教員が大量失業する方が心配です。 >そうすると、まずは予備校に通うためのお金をアルバイト等で稼ぐ必要があるわけで、なおさらハードルの高いチャレンジになりそうです。 大学教員になるなら、新たに特殊な分野(医学など)を学ぶ場合以外は今から大学に入りなおすのは論外です。大学院も、大学院予備校に行かなければ入れないくらいならやめておいた方がいいです。今は、社会人入試もありますから、学部新卒とは別枠で受ければいいのではないかと思います。社会人入試には研究計画書を課していないところもあるので、新卒で受けるより楽に入れる場合もあります。 厳しい話を書きましたけど、質問者さまの年齢が20代半ばくらいであり、スタートが遅れた分だけ他の学生の10倍くらい頑張れるという気持ちがあり、大学院に行っても将来の就職の保証は何もない(むしろ、今よりまともに就職できない可能性が高い)ということを理解されているのであれば、研究の道に進むのもいいと思います。 しかし、どちらかといえば、今のまま就職活動を続けられることをおすすめします。どういう業界でも一流の実績を挙げている人は顔も広く、自然と大学から非常勤講師を頼まれたり、共同研究を申し込まれたりするようです。大学教員になりたいのであれば、まずは、今の就職活動を継続し、就職してから、その業界で実績を挙げて社会に認められることが遠回りのようで実は近道ではないかと思います。
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大変参考になりました。 リンク先も拝見しました。 長文にわたるご回答ありがとうございました。
- worldkun
- ベストアンサー率32% (40/125)
こんにちは。 大学の教員になりたいようですね。 正直難関大学に行ってもなるのは難しいかと思います。 最低修士の学位を取らないと。さらには論文も何本か発表しなくてはいけないだろうし、学会にも行かなければでしょう。 教員になりたかったら大学院時代はバイトせずに研究オンリーの生活になると思います。 また、マスコミに出られるような有識者になるのは相当難しいですね。 予備校に通うなら新聞奨学生を利用されてはどうでしょうか?? バイトしながら予備校に通えますよ。
お礼
大学に再入学した場合は、もちろん大学院進学を前提にしています。 自分の大学が大したことないので、今からいきなり院進学を考えるのはハードルが高いのかなと思って大学再入学を考えた次第です。 また、マスコミに出たい一心で大学教員を目指しているわけではありません。 教師や研究者としての一面に魅力を感じています。 ご回答ありがとうございました。
あなたの夢のために頑張ってください。 人間は、一生懸命頑張っている人には、応援や声援をしたくなります。(マラソンランナーを見てください) 頑張っている君に、応援の手を差し伸べてくれる人が、必ず出てきます。(手を抜くと、いなくなります) 頑張って、あなたの夢を手にしてください。また、手にしたら、声援や応援してくれた人に、恩返しをしましょう。(あなたがその分野で活躍すること) 私も影ながら応援します。目標の達成に乾杯!
お礼
頑張っていれば道は開けるとは言いますが、短いながら社会人を経験して「努力だけでは何ともならない」と言う不条理も何度か経験しました。 本当に道は開けるのか、よく検討した上で挑戦したいと思います。 ご回答ありがとうございました。
- lele00
- ベストアンサー率29% (74/250)
やはり金銭的な援助が無い場合、かなり厳しいと思います。 私の昔つとめていた会社で同僚だった現在研究所勤務の友人がいます。 彼はその当時情報系の短大を出て私と同じ職場に勤務していましたが、別会社に転職しました。私も彼と同じ職場に転職しました。 それから色々とあった様で彼は退職し、地方国立大学に社会人入試で再入学(編入では無い)し、最終的に東京大学の大学院を卒業しました。 その頃、1年に1度位だけですが彼の近況を聞きました。 理系の学部だった事もあって、アルバイトもほとんど出来ない状態で、ほとんど6年間彼の妻が働いた金だけで生活していたそうです。もちろん時間のある時は家庭教師やソフトウェア製作のアルバイトもしていた見たいですが、ほとんどがひも状態だったとの事です。 もし金銭的な援助が得られない状態で実行されるなら、余程の決意が必要と思います。
お礼
私もご回答者のご友人同様に、難関大学に再入学し最終的には東大院を出たいと思っています。 やはり軽い気持ちで決断できることではないなと思いました。 ご経験に基づいたご回答ありがとうございました。
お礼
確かに腹をくくっていれば、質問などせず実際に行動に移すわけで、覚悟はまだまだ弱いと思います。 覚悟するため、あるいは断念するためのきっかけのようなものが欲しくて質問した次第です。 大学教員の将来性についてはある程度理解しているつもりです。 ただ、金や名誉が欲しくて大学教員を目指すのではなく、やりたいことができそうだから目指すと言うことはご理解いただければと思います。 早速のご回答ありがとうございました。