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柴犬の姿かたちの遺伝
ブリーダーさん宅で柴犬の子犬を見ました。 両親犬とそのまた両親犬も見せていただきました。 ところが、両親犬とその両親犬(祖父母犬)とはタイプが全く違うのです。 両親犬は小柄でスリムできつねっぽい顔。 祖父母犬は総じて、逆にしっかりした骨量ある体格でたぬきっぽい顔。 果たしてこの子犬が成長後、どのようになるのか予想がつきません。 両親犬に似るといっても、現に両親犬はその両親犬と違うタイプなので、 一概にも言えませんよね。 両親犬に似るか先祖がえりで祖父母犬に似るか、 これはもう成長して成犬にならないとわからないものなんでしょうか? また、生後どのくらいでどの先祖の血が濃いといった判断が可能なんでしょうか。 お詳しい方、よろしくお願いします。
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- isora99
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こんにちは。 柴犬には様々な種類がありますが、基本となる体型などは・・・ 均整の取れた筋骨逞しい体躯。三角形の立ち耳と、巻き尾か鎌状に曲った差し尾。 被毛は、硬く真っ直ぐな上毛と、柔らかな下毛が密生したダブル・コート。 毛色は、赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻。 どの毛色でも、マズルの両側、頬、顎と首の下側、胸、腹、尾の裏側、四肢の内側が白い「裏白」です。 性格は、勇敢で活発。利口で我慢強く、パートナー家族には忠実で、愛情豊かに接します。 感覚が鋭く、警戒心に富んでいるので、番犬としても優秀です。 縄文時代にいたと考えられる小型犬が祖先。山岳地方に生息し、小動物や鳥の猟犬として使われていました。 犬種名は「小さいもの」を表す古語「シバ」に由来しているという説があります。 種類としては・・・ 鳥取地方の「山陰柴犬」や岐阜地方の「美濃柴犬」など、日本各地に様々な柴犬がいます。 1936年、国の天然記念物指定され、正式名称は「柴犬」です。 他の日本犬6犬種のように原産地の名称が付いていないのは、四国犬や紀州犬などのように産地毎に保存するには絶対数が不足していたからです。 柴犬は、長野、山梨、岐阜、富山などの中部山岳地帯に残存していた「地の犬」や山陰地方の石州犬や因幡犬、四国や近畿地方など、全国の優秀な小型犬達を計画的に繁殖して血統を固めて行きました。 日本犬の血統書登録は昭和7年(1932年)に「日本犬保存会」の手によって始まり、後に「小型」「中型」「大型」に分類しての登録となり、その登録頭数は年々増加して、平成12年度までの日本犬保存会の柴犬累計登録数は160万頭を超えていました。 柴犬を含む日本犬の登録は日本犬保存会が創めたもので、国内の柴犬、海外の柴犬も、ルーツを辿れば全ての犬が日本犬保存会犬籍に集約される事になります。 但し「豆柴」や「小柴」「ミニ柴」などと呼ばれる犬種は存在しません。 以上のような理由から、余程しっかりとした管理された状態で交配が行われていなかった場合は、どのタイプの柴犬になるのかは判らないと思います。 「柴犬のブリーディングが難しい」と言われる所以でもあります。 逆に、いい加減なブリーダーの手にかかると、どんな柴犬が産まれて来るかは想像も付かない、と言う事でもあります。
- kibeuri
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経験豊富なブリーダーさんであれば 生後まもなく大体のタイプの予想はできるはずですよ。 もちろん成長過程で多少は変わりますが骨格や骨量、たぬき顔かキツネ顔かは十分判断できます。 ブリーダーさんに尋ねてみられるのが一番かと思います。 良いご縁があるといいですね。