機械的性質、材料特性、力学的特性・・・みんな、ヤング係数(ヤング率)・降伏応力・抗張力・伸びといった、その鋼材の持つ特性をひっくるめて言うときに使う言葉ですよね。ですから、同じと思っていいのではないでしようか。私は同じ意味で使っていました。私の場合、日本語の論文では「機械的性質」か「力学特性」、英語の論文の中では「material properties」をよく使っています。
同じことを言うのにいろいろな表現がある理由は・・よく分かりません。分野によって違うのか、歴史的な背景があるのか、それとも単に言いたいように言っているだけなのか・・・
「専門家」としていながら、いろいろな表現がある理由が分からないので、自信度は「参考意見」にしておきます。
それとも、ご質問の「力学的特性」という言葉が、これらの鋼材の特性以外の性質を表すような文脈で使われていたのでしょうか。