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立て壊す家の部材で家具など思い出の品
現在祖父の住んでいる家(築70年以上)を立て壊し、来月新築一戸建てを建てることになりました 古い家なのでだいぶガタはきていますが、昔の家なので部材は結構しっかりしています そこで、思い出の意味も含めて何かそのたて壊す家の部材を使って家具などできないかと考えているのですが、具体例もしくは、そういったことをやっている業者さんのサイトでも結構ですので御存知でしたらアドバイスください ちなみにハウスメーカーの設計さんに相談したところ、「玄関のすのこくらいですかねぇ」といわれました 思い出として残したいので毎日踏みつけるようなものではちょっと・・・といった感じです よろしくお願いします
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ANo.1、休日出勤です。 遅くなり申し訳御座いません。 実は3日前位に一度回答したのですが別なページ?を開いて消してしまいああ!呆然、「疲れた・・・翌日に書き直そう」と思っておったらああ!風邪ダウン・・・さんざん言い訳書きましたが事実です。(まだ喉はかなり痛いです) 以前書いた時も思ったのですが他の回答者様の例、いいですね。 もう出る幕も無いと考え、参考例として前回省きました同居する妻の実家の今年の増改築の例を挙げるに留めますね。 既存和室をダイニングとし和室を増築しました。 既存和室で使えるものは極力使おうと考えました。 思い出や記憶の保存?が半分、コスト削減が半分、私の実感としてはそんな感じでしたが家を40年前に建てた義父の想いはうかがい知れません。 具体的に書いてみます。 最も印象的だったのが地袋の襖の移設ですね。 地袋とは高さ40cm幅1.8m位、床の間の脇なんかによくある物入れです。 その4枚のフスマは亡き祖母の着物が張られており是非これは使うべしと考えました。 さて、増築部には書院がありましたので書院の地袋として何の細工もなしに移設する事となりました。(涙、涙) (書院とは床の間の脇にある明り取りの様なものです) 既存床柱には無垢の紫檀(2.30万したらしいです)を使っておりましたが他の材との仕口(凸凹のかみ合わせです)が複雑でとても移設は無理と考えました。 さて、増築部には仏間がありました、床柱は仏間の框(台みたいなもの)に変身しました。 既存の床の間には「落としがけ」と言う床の間の下がり壁に付く桐材が3.6mもありました。(一般的では御座いません) さて、増築部には神棚を置くスペースがありました。 この桐は3.6mそのまま下がり壁に付け神棚を見栄え良く演出する事となりました。(義父のアイディア、まあおかしくはないです) その他、床板、床框は傷や撤去の失敗により使えず廃棄止む無しとなりました。 ・・・こんな所です。 恐らく質問者様はこう言った「移設」の他に先の回答にある様な「床板→テーブル」と言った古材の利用もイメージされてるんでしょうね。 その方面の経験はあいにく御座いません、先の回答者の方のサイト等ご参考にされて下さい。 解体に際しての注意が先に御座いましたが、構造材(柱、梁)をそのまま構造材として利用するのであれば撤去の際は細心の注意が必要です。 違う用途に使われるのであれば多少乱暴にでも外してもらい、ハウスメーカーの倉庫也に保管してもらって下さい。 用途は後々考える、どうでしょう。 大体「玄関のすのこくらいですかねぇ」には担当者の見識を疑いますね。 築70年、割れ無しの床柱や太め(15cmとか)の柱が現存していれば好事家でなくとも建築に携わる者にとっては垂涎の品です、少し尻を叩いてやって下さい。 施主様の要望を具現化するよう勤めるのがこの仕事です、マニュアル化した家を建ててハイ終わり、ではあまりにも寂しいです。 ちなみに拙宅では今回床柱には黒檀と言う木を使いました。 ただし「無垢」ではなく「張物」(表面に薄い木皮が張ってある物)です。 一般に「銘木屋」と呼ばれる店で選ぶのですが店主から張物を勧められたのです。 安い方を勧められたのです。 それだけ銘木(床柱等)の割れは多い、と言う事なのです。 私のお礼欄に「天井の高さが新しい家の方が高いので長さが足りないということでした」とありますね。 一般的には2.5→2.4m(10cm程度)の高さ変更でしたらバランス的に問題ないでしょう。 それ以上ですと基準法では天井高2.1m以上でOKですが全く非現実的、また窓の高さとの絡みもでます、難しいかもしれません。 床の間の落としがけ(下がり壁)にサブ床柱?として設置する方法もあります。http://img05.pics.livedoor.com/005/1/7/17c95a8040a3db6e1e87-L.JPG(すっごい趣味悪ですが上部隠せますね) 床の間は大きく真行草の3つからなり順にデザインの自由度は高くなります。 草の代表は茶室ですが「何でもあり」です。 HMに能力が無いとすれば質問者様が好きにデザインされるのも面白いでしょうね。 (妻の実家では素人の義父がデザインしましたが悔しいかな上手でしたね) いかんともしがたいとなれば、例えば床柱を適当な高さで切り、観葉植物の台とする、木目や形状に特徴があれば少し加工してオブジェとする ・・・・アイディア勝負ですね。 築70年ですか、他にも魅力的な素材多いんでしょうね。 設計事務所に頼めばもう少しいいアイディアが出たかなあ?HMではこういった経験少ないでしょうから、それは置いておきますが・・・。 実の実家(紛らわしい!)では前に書いたように3.6mの床の間(もちろん床柱、違い棚、床框等全て)+欄間を移設したのですが、学生だった私は帰省時にそれを初めて見て「親父もなかなかやるなあ」感心したものです。 移設した祖父の家はとうの昔に撤去、仏壇が置いてある離れのみ存在しておったのですがそれも昨年撤去。 実父も義父も移設した床の間の前で私にはうかがい知れぬ記憶の細道を散歩しているのでしょうね、道の先には祖父祖母の姿が見えているのかなあ。・・・ 非常に長くなりましたね、失礼しました。(風邪抜けきれず、焦点がぼけました事、ご了承下さい)
- tarbo46
- ベストアンサー率33% (8/24)
cokkyさんが、どちらにお住まいかわからないので参考程度にお聞きください。 家具の改造というジャンルがあります。 (インターネットで検索されるとヒットしますよ。 九州、関西、東海地方などがあります。) もしくは、家の近所にお1人で工房をされている所に聞かれると良いでしょう。 昔堅気の作家さんなどではなく、話を聞いてくれそうな所を見つけるが最大のポイントです(笑) 私の所も実際にそういう仕事をさせていただいているのですが 禁止事項に触れるのでURLは差し控えさせていただきます。 (先月、欅の門扉を特殊な洗浄剤を使って洗ったあと、ダイニングテーブルに改造しました。) ANo.2の方が言われているように、解体する前にによく話し合われた方が良いと思います。 ”木”は何百年という年月の手間隙をかけて、人間が使える「木材」 になる訳ですから無駄にしないほうが良いでしょうしね。
お礼
アドバイスありがとうございます 家具の改造ですか 早速検索してみようと思います メーカーの設計さんだけじゃなく現場の方にも伺ってみた方がいいですね ありがとうございます
- qtjps4
- ベストアンサー率17% (81/459)
まー一番手間かけないなら 障子とかふすま 引き戸関係の使い回しかなー でも 相当味がある物じゃないとダメです。 あと 解体業者によるけど 相当いい古材取れそうなら 古材販売しているところで 解体と買取以来できます。 解体代金がすこし安くなるだけですけど。。 まー皆商売だからしょうがない。。
お礼
回答ありがとうございます サッシを実家の方で使ってもらうことになったので、そういう意味では多少なりとも別のところで活かせる事になりました 結構ガタはきているんでやはり限界はありますよね ありがとうございました
- xm6766
- ベストアンサー率51% (273/535)
店舗デザインの仕事をしています。 具体例と言うほどのことではないのですが、以前、喫茶店を開業されるオーナーさんが、使っていない東北の古いご自宅を解体して、その部材をお店で使いたいとの依頼がありました。 最終的に大きな梁と柱を数本使用して、お店の化粧梁などに使いました。 その際ちょっとした手間が掛かるんですが・・・ 通常、家を解体するときは解体業者さんが水をまきながら、端から構わず壊していきます。 ところが一部でも部材を残すとなると【気を使って外しながら】壊していくことになります。この差は非常に大きいです。 日数と解体費用にも大きく影響します。 (もちろん規模によりますが・・・) それでハウスメーカーの設計さんも「すのこくらい」との発言が出たのでしょう。 実際、私が上記で経験した時も、事前に家を下見に行って、どの部材を残すか指示を出して、解体することになりました。 梁一本残すのに組み上げるのと逆の方法で、クレーン車で梁を引き上げながら外していくことになります。 ただ壊すならショベルカーで上からガーーンと壊してお終いです><; それくらいのことも視野に入れていらっしゃるなら・・・ 【古材】で検索すると結構、色々なサイトがヒットします。 売ります、買います、再利用などなど、参考にひとつ↓↓↓ http://www.kozai.net/userIndex.php そこまでは・・・となると、現実的には壊す前に外せる部分ということになりますね。 ふすまとか障子、その上の欄間部分とか・・・ 床の間があるなら、床柱くらいは簡単に外せるでしょう。 床材の板くらいなら壊す前に剥がせますから、家具などに再利用ができるかもしれませんね。 参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます 専門の方からのアドバイス、とても助かります やはり解体には余計な手間がかかってしまいますよね・・・ 解体に余計な出費をかさませるつもりはないので、そうするとやはり大掛かりなことはできませんね 教えていただいたサイトでこれから少し検索してみます ありがとうございました
今時間が無いので足早に、御免なさい。 実家ではなんと祖父の床の間をそっくり持ってきました。 二間床(幅3.6m位)! 増築が重なった事もありまして上手く言ったケースです。 欄間や、門柱もそのまま記憶をいたわるかの様に移設、設置されております。(義理の実家でもこういった逸話ありますが省きます) 祖父、父、ついでに私と建築士ですので特にこだわりは有ったかもしれません。(祖父は建築士?資格有ったかな?時代的に。まあいろいろ設計してましたからあったのでしょう) ハウスメーカーのお答えにはがっかりです。 明日時間があればちょっと頑張ってみます。 ・・・何やってんだろう。 うん、質問者殿の質問内容がとても意義深い魅力的なものだと思いまして。 アディオス。
お礼
早速のご回答ありがとうございます 建築士さんからのアドバイスいただけるとは、とてもありがたく拝見させていただきました 床柱を使えないかという話にはなったのですが、天井の高さが新しい家の方が高いので長さが足りないということでした お時間ございましたらまたアドバイスお願いします
お礼
体調のお悪い中、大変ご丁寧に回答いただきありがとうございます さすが専門家の御意見で、大変参考&勉強になりました 実はもう明日には解体が始まってしまいます 今日最終的な片づけをしてきたのですが、やはり何か残したいという気持ちが強くなり、具体的な予定もないままにとりあえず床柱は使えるように残してください,と、あわててハウスメーカーに伝えた次第です 確かに床の一部はシロアリなどにやられていて状態の悪い部材も多いのですが、なんでもないところもあるのでもったいないとおもってしまっていました 解体にも立ち会ってなにか使えそうなものはとりあえず残しておいていただいて、またあとで検討するっていうのもアリですね 本当にありがとうございました ちなみにちょっと私も疲れでぼーっとしておりますので、明日にでも再度ご回答いただいたものを熟読して検討させていただきます ありがとうございました