• ベストアンサー

債権者の立場

取引先の会社が民事再生法を適用申請しました。 債権者としては 民事再生がいいのか破産してしまった方がいいのか。 額は何億とあります。 どちらにしても100%返済は不可能だと聞きました。 民事再生と破産、どちらがよいでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

配当額(弁済額)は民事再生の方が良いです。 民事再生というのは、破産よりも配当額が上になるようにする手続きですから。ただ、民事再生では、3年とか5年かけて返済して行く手続きです。 例えば、破産では1000万円配当が得られるが、民事再生では3年かけて1200万円という計画が提示されたといします。この場合、即金で入る1000万円を取るか、3年かけて1200万円を取るかという選択になります。もちろん民事再生は失敗する可能性もあります。 また、経営者は基本的に退陣しませんから、この経営者で上手く再生できるのか、また経営不審に陥った原因は除去できるのか、資金繰りが上手く行かないといにはスポンサーはいくら出せるのかなど、判断しなくてはいけません。 おそらくそれほど大きな取引額なら、民事再生の申し立てを代理している弁護士が、質問者さんの会社方に「ぜひとも民事再生の決議に賛成してくれ」ということで根回しに来ると思います。その際に民事再生計画案を提示されますので、その計画案を観て、破産がよいか、民事再生がよいか検討することになると思います。 要は、民事再生、破産どちらを取るのも一長一短というわけです。

その他の回答 (1)

回答No.1

こちらなどを参考にしてはいかがでしょう。 http://www.tsuchida-kaikei.com/contents/mini_info03/08.html 民事再生の方が最終的な弁済率は良いことになっています。

関連するQ&A