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除籍簿についての質問です。
「戸籍簿」とは、私たちが取り寄せることができる戸籍謄本を「直系の繋がり」で、綴じてあるものなのでしょうか? また、「除籍簿」とは戸籍謄本の中にいた者が「全員」抜けた場合に、移し変えられる簿本ではなのでしょうか? 単純な質問で申し訳ないです。 ふと気になったことがありました。 よろしくお願いします。
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No.2です。 追加の回答。 >番地ごとと読みかえれば良いのでしょうか。 そうです。基本的には字順、住所順です。 (もしかしたら50音順のところもあるかもしれませんが・・・・) また、最近のものは戸籍ごとにクリアポケット(カルテなどを入れているアレ)に入れて管理し スカイファイルと呼ばれる大型のロッカーに保存してある場合がほとんどです。 戸籍簿、となると町村レベルでしか見かけなくなりました。 (除籍簿は数が少ないので、いまでも簿冊形式で管理しています。) 謄本とは”原本の内容をそのまま全部写しとった文書”のことです。 英語で言えばそのまま”copy”です。 戸籍簿(原本)を渡すわけにはいかないので、全部写してくれるわけです。 これが”戸籍謄本”です。 似たものに”抄本(しょうほん)”があります。 これは一部を書き抜いたもの(抜粋)のことです。 戸籍関係は古い言葉や独特の言い回しがそのまま残っているので難しいんですよね(^^;)
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- onbase koubou(@onbase)
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すでに回答が出ていますので補足のみ ◎ 祖父母の戸籍と両親と私の戸籍は、 ◎ もし同じ本籍なら番地も同じになるでしょうから、 ◎ 同じ「戸籍簿」に綴じられているということになるのでしょうか? npc_nakさんが戦後の生まれならそうではありません。 また、npc_nakさんがすでに結婚されているならnpc_nakさんとnpc_nakさんの配偶者さん、そのお子さんで戸籍がつくられています。 ◎ 除籍簿というものも、やはり番地単位で集めて綴じられている ◎ ものなのでしょうか。 除籍・現在戸籍にかからわらず戸籍を構成する家族毎に作成されています。 そのため戦前の改製原戸籍で戸主(戸籍筆頭者)が変わると戸籍も作り替えられます。 そのため同じ人物でも同じ地番で別の戸籍に記載されている場合もあります。 地番に累積する形で記載されるわけではありません。 古い戸籍についてはちょっと複雑なのでなかなか簡単には回答しにくいので下記のウェブサイトを参考にされると良いかもしれません。
お礼
具体的な説明を頂き、感謝しています。 やはり家族ごとに編製されるものという理解ですね。 戸籍には長い歴史があるそうですので、 さらなる理解は、さらに深く学ぶことが 必要になってくるのですね。 ご紹介されましたサイトのほうも、 とても良いHPで、感謝しています。 ありがとうございました。
>「戸籍簿」とは、私たちが取り寄せることができる戸籍謄本を「直系の繋がり」で、綴じてあるものなのでしょうか? 直系のつながりに関係なく地域別(地番別)に綴られています。 親の戸籍(その親の戸籍)から抜けていない場合には結果的に直系として ひとつの戸籍にズラズラ並べて書かれています。 (3~4枚組みというのも有ったり^^;) 核家族化が進んだ現在では、よっぽど田舎に行かないと見かけませんが。 役所の人は学芸員ではないので、家系ごとにまとめてはくれません。 >「除籍簿」とは戸籍謄本の中にいた者が「全員」抜けた場合に、移し変えられる簿本ではなのでしょうか? その通りです。全員が転出、本籍を変更、死亡、した場合に除籍簿に移されます。 (外国に転出した場合は残りますが。) これも、年度別、地域別に綴られています。 なお、電子化に伴って使われなくなったものは「改製原戸籍」と呼ばれます。
お礼
詳しいご回答、本当に感謝してます。 勉強になりました。 「地番別」に綴られているということなのですが、 番地ごとと読みかえれば良いのでしょうか。 そうなると、祖父母の戸籍と両親と私の戸籍は、 もし同じ本籍なら番地も同じになるでしょうから、 同じ「戸籍簿」に綴じられているということになるのでしょうか? どうも戸籍簿と戸籍謄本の意味合いの違いが理解できずにいまして、 しかし、丁寧なご説明には本当ありがたく思っています。
- t-t-t
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現在の戸籍は電磁化されていますが、もともとの戸籍というのは、一番最初にその戸籍の筆頭者の氏名が書かれてあります。 たいがいの場合は、父親(ご主人。男性のほう。)ではないでしょうか。 そのすぐ左に配偶者がかかれてあるのが通常です。 婚姻していない場合は、当然、記載されていませんが。 「妻」などと書かれてあります。 その欄には、どこの戸籍から移ってきたかが、書かれてあったりします。 そして、子ができれば、「長男」「長女」「二男」などと書かれてあります。 戸籍に記載された原因は、通常は「出生」でしょう。 その他には「養子縁組」などがあります。 これがいわゆる「戸籍」ですね。 この「戸籍」に記載される者がいなくなれば、その戸籍は除籍簿という形で綴られます。 「全員抜ける」とはいっても、もともとの戸籍の場合は、名のところに×が書かれるだけですし、電磁化されている場合は、下線が引かれるだけです。 「抜ける」というのは、たとえば誰かと婚姻して新しい戸籍を作るとか、死亡した場合ですね。 つまり、もともとの戸籍の場合、「紙媒体としての戸籍」はそのまま残るわけですから、それを除籍簿に綴っておく、ということです。
お礼
詳しいご回答、本当に感謝してます。 勉強になりました。 さまざまな情報を織り込んで説明いただき、 理解の手助けになりました。 残された戸籍を除籍簿に綴るということですね。 除籍簿というものも、やはり番地単位で集めて綴じられている ものなのでしょうか。
お礼
何度も申し訳ないです。 現在では戸籍ごとの管理がされているわけですね。 戸籍法を学ぶ機会がありまして、 戸籍簿や除籍簿は閲覧できないとなっていたので、 それって一体何なんだろうとふと疑問が浮かび、 質問させていただきました。 原本という意味で理解するのが手っ取り早いようですね。 本当に感謝してます。 これからもがんばってください^^