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日本では残業は美化されている?
昭和後半にできた古い会社を見ましたが、残業平均2時間くらいだそうです。 「残業当たり前」という雰囲気が漂っています。 もちろん、好景気の影響を受けている、仕事が多いということはわかりますが それにしては働いている人数は少なく、募集もあまりしてないようです。 平均年齢も30を超えていそうで、この会社の将来は「?」です。 私は残業は色んな意味でするべきとは考えていません。 余りにも非効率的であることなどが理由です。 残業に関しては日本ではそんなものなのでしょうか? 海外ではどうなのでしょうか?
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外資系企業勤務ですが、仕事内容や個人によって違います。 アメリカ人でも、ヨーロッパ人でも、働く人は働きますが、 日本人との違いは「デキる人は朝早い」ということでしょうか。 本社オフィスでは、早朝7時半くらいから仕事を開始する人はざらですし、 ブレックファストミーティングも頻繁に行われています。 重要な会議ほど朝早い時間帯に持ってくる傾向がありますね。 それを考えると、向こうのオフィスではほとんど残業がないのですが、 トータルの労働時間は日本人とあまり変わらないことになります。 ただ、残業を含めた仕事量と、それによって得られる成果は個人ごとに異なるため、 一概に残業=悪、とは言えません。 悪なのは、強制的に残らされる等のビジネスにとって無駄でしかない残業のことでしょう。 それを考えると、全ての残業が忌み嫌われるべきではない、と思います。 また、仕事を効率よくこなせば残業する必要はなくなるとよく聞きますが、 完璧なタイムマネジメントができている人は、経験上なかなか存在しません。 そういう優秀な人が一人でもいれば、周囲がそれを見習って 徐々に残業が減っていく流れが出来上がると思うのですが、 残業好きな人が多くいると、残業の雰囲気が自然に出来上がり、 全体として残業量が増える結果となるのではないでしょうか。 残業が嫌なら起業するとか、自営をなさるという手もあるかと思います。
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- himara-hus
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残業については、一くくりで話せるような、そんな単純なものではないので、個々に見る必要があるでしょうね。 まず、一定量でない仕事量に対して、(短期的には)一定量の人員でどうやって仕事をさばくか。 1)平均、又は最低負荷に対して人員を配置し、多い分に対して残業で対応する。 2)最大負荷に対して、人員を配置し、余力を持たせる。 3)平均負荷に対して人員を配置し、多い分に対しては遅らせる。 上記、三つがあり、 2)は平均給与が下がるか経営が苦しくなる。 3)は客先との信用問題やサービスの低下を招く。 だから普通、1)を選択している。 後は、いかに負荷の平準化を図るかと言うことでしょう。 もう一つの側面は、生活残業。同じ仕事量でも長くかけてやり、残業をすれば、給与が増える。この問題が常に背景にある。 後は、仕事が有り残業せねばなら無いが、経営的に支払うお金がない(払いたくない)とか、労基法上それだけの残業はさせてはならないことになっているので、していないことにする(いわゆるサービス残業)と言う問題があります。
- SRitchie
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>日本では残業は美化されている? 確かにそのような風潮はありますね。 ただ、私個人の意見としては、『残業悪』だと思っています。 一日分の仕事を定時内に終わらせて当たり前で、残業しないと終わらないのは、個人の力量が足りないからだと私は思います。 >海外ではどうなのでしょうか? 私の知っている限り(中国、マレーシア、インドネシア等の生産工場とアメリカの商社)では皆、定時になるとさっさと帰ります。それも、日本では終業の時間まで仕事をしてその後に身支度などをして帰りますが、海外は終業前に仕事をやめ、身支度まで済ませて終業時刻にはタイムレコーダ前に並んでいます。
- lovechaser
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何でいちいちアメリカの話を出すくせが日本人はあるのかとても不思議ですが。 残業をやったとして、きちんと残業代が出るならまだマシですが、日本の場合、非常に馬鹿な言葉である、「サービス残業」など馬鹿な馬鹿な風習がたくさんありますよね。 残業が当たり前…。じゃ、もっと人雇え、ってな感じですが、残業代が出ているなら中には儲け物、と考える人もいるでしょうね。 まぁ、サービス残業なんかやらしている企業はお話になりませんが、業務内容、残業の内容、などを検討して考えるのが一番現実的じゃないでしょうか。 残業なんて誰だってやりたくないですよ。あんなものを当たり前、なんて考えるほうが哀れですよね。自分自身の時間がなくなるじゃないですか。家庭を持ったら家庭に注げる時間が無い。 日本の場合、企業が威張りすぎです。もっともっと個人の意識を変えていく必要があるでしょうね。 あっ、あとアメリカ、アメリカ、って事ある事に言う風習もね。
- big_dipper
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ヨーロッパの国の中には一定時間以上働いてはならない職種があるようで、私の勤務先の出先では現地採用の人間は夜7時までには職場を出ねばならず残っているのは日本人だけということが多々あるようです。 日本で残業が多いのは給与の制度の問題もあるでしょうね。本当の意味での年俸制や裁量労働制であれば効率的に仕事を行って1日あたりの勤務時間をコントロール出来るでしょうが、現在は、残業手当を支払わねばならない形態が多くありますから。 また、サービス残業が平気で行われるような意識の低さなので、正確な勤務時間が記録されずそれ故個々人の生産性も計測できない状態です。すなわち、効率を測ろうにも測れないので、結果ではなく時間で判断されることが多いのではと考えます。 私が知っている範囲でのアメリカの場合は年俸制で、職場はコアタイムがある程度です。上昇志向のある人は多く仕事をこなすために残っている人もいますが、たいていは夕方5-6時に帰宅します。仕事が残っているかどうかは別として。そこでもっと給与が欲しければ転職しますね。もちろん、仕事が出来ない人は次の年俸査定がダウンします。状況によってそれが転職のきっかけとなったりするばあいもあるようですね。
私の知る範囲ですが、米国では地位が上がれば上がるほど残業をします。 日本的に言えば部長を超えたあたり、本部長とか役員になると夜の10時、11時、早朝も7時前から仕事をします。 但し、休みもしっかり取ります、それも暇になったから休むのでなく、休みを先に決めて仕事を休みの計画に合わせてきます。 日本の残業が良い、悪いでなく、メリハリの無いダラダラした残業、要は質が悪いのです。