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ローンの期限前返済にかかるコストはどうやって出しているのですか?
ローンの期限前返済にかかるコストについて質問です。期限前返済をする際に、事務手数料の他に、コストがかかる場合にはその費用ももってもらいます、と銀行の担当者から言われています。また、金利が借り入れている時より上昇していれば、コストはかかからないし、逆にその差益分(?)を経過支払利息から引いてもらえるとのこともできると友人から聞きました。ここで皆さんが言っているコストとはどういう計算をもとに出しているものなのでしょうか?そもそも、ローン仕組み自体があやふやなので、銀行がどのように資金を出して、運用しているのか分かりません。どなたかご親切な方が丁寧に説明していただければ、とてもありがたいです。正直、銀行の担当者に聞いても「コストはコスト」ですとの答えしか、返ってこないので困っています。よろしくお願い致します。
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- good23
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事務手数料という用語を用いて質問されているので、状況としては、個人としての借入たとえば住宅ローンや、事業用のローンを指しているのかと思います。 もし、借入レートが低い場合例えば、市場実勢レート(LIBORやTIBOR)に一定の利鞘を(うすい利鞘を)乗せて借りる場合は、このコストと呼ばれるものが発生する場合があり、それは、通常は、銀行が我慢せずに借りてであるお客様に負担してもらいます。 銀行は、貸し付ける資金を、ちょうど同じ満期、同じ金額で金融市場から調達します。そして、お客様から早期完済をうけても、銀行は市場に早期完済することが許されませんので、あわてて当初の満期までの運用先を探しますが滅多にみつからないのです。そこで、また金融市場に対して当初の満期まで誰かに(おそらく別の銀行)貸しますが、当初の金利よりも低い金利でしか貸せないような金利環境になっている場合があります。そうすると、当初にあなたの銀行が1%で金融市場から借りていても、そして今度は0.6%でしか金融市場の別の銀行に貸せない場合は、あなたに0.4%相当を払ってもらわないと、損してしまいます。 それが 銀行が言う コストです。 私は、銀行で法人相手でかつ資金部にも居ましたが、お客様の中には住宅ローンの早期完済手数料がゼロ円に近い経験から、理解できないというような表情をされて 大変困惑しましたが 説明すると 個人の住宅ローンは別格でそっちの方が普通ではないことを理解してもらえました。 以上
お礼
丁寧な説明をありがとうございました。とてもクリアになりました。銀行も私達に貸しているお金をさらに借りてきいるんですね。知りませんでした。good23さんのご説明のおかげで、コストの支払いの必要性が納得できました。ありがとうございます!