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DVについて
1週間前に私の兄がdvを5年繰り替えしていることを知りました。 私の相手側の親にはもう何度も謝りにいっているとのことでした。 弟として言うことではないかもしれませんが正直復縁することも厳しいかもしれません。ただ私の気持ちとしてできるだけのことはしたいと 思っています。 離婚する、しないも含めdvをやめさせる方法があれば教えてもらえないでしょうか?
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この種の質問に多く答えている男性で、加害経験者です。 DVを犯している側の身内が、少なくてもそれを認め、相手側の親にはもう何度も謝りに行き、止めさせようとしている、というのは大変心強く、解決への大きな足掛かりになると思います。 (すみません。どなたが、先方の親に謝りに行かれたのですか?) とかく加害者の家族は、身内可愛さからか、事実から身をそむけたがり、被害者にも何か落ち度があるのではないかと責任転嫁したり、「夫婦のことなんだから、2人でよく話し合い、お互いに思いやりをもって解決しなさい」などと突き放し勝ちですが、被害者の苦悩は計り知れないものがあり、到底一人では手に負えないものであります。 DVを起こしてしまう原因としては次のものが考えられます。 1. 自己中心性: 自分が一番大切でかわいい。周囲の人は自分を満足させる為の道具に過ぎない。思い通りに行かないことがあったら、周囲に当たってもよい、家族は、自分を世話したり、自分に満足を与えたり、慰めたりする為に存在している、と思っている。周りの動向に配慮せず、自分の居心地の良さだけを追及する。 2. ジェンダーバイアス(男女の性の誤った捉え方、偏見)がある。:男女の役割を固定的に考え、妻を見下し、妻を一個の人間として認めようとしない。結果、1の自己中心性を増幅させ、妻に辛く当たる。又自分の暴力を妻の言動に責任転嫁したりする。 3. 怒りっぽい性格:いつも不安や不満・コンプレックスを抱えている。世の中腹の立つことばかり。人の意見を容易に認めず、話を聞かず、何でも否定したがる。 ただ、3については、いつも不安や不満・コンプレックスを抱えていても、自分を律し、暴力に至らない人も沢山おります。要は、このような行動は全て、最終的に本人が選択してしまっているのです。 DVは、体への暴力のほかに、物を投げるなどの物的暴力、暴言や怒りや決めつけ、押し付け、否定、過度の依存、束縛、無視、嫌がらせ(浮気なども含む)、それから性的暴力、経済的暴力など様々な形で妻に脅威を与え、「力と支配」を行使するものです。 その結果、妻は、夫を怒らせないように一方的に気を遣ったり、がまんしたり、自分が原因でこうなってしまったのかと悩んだりする羽目になります。そしてやがて言いたいことも言えないことに疲れ果て、段々生き生きした感情や判断力も失われてきてしまいます。 DVの解決方法ですが、まず何と言ってもDVを犯している本人が、自分の非を認め、妻に謝罪して、具体的に改善への一歩を歩みだそうという気持ちがあるかどうかにかかっていると思いますが、独力では到底無理と思われます。 彼がDVから脱却するためには、 1.両方の家族が、彼の「ふだんは優しい人」といった外面に惑わされず、しっかりとその病理性を見極めてDVであることを本人に宣告し、又妻の苦悩にも心底から共感して、具体的にサポートを惜しまない姿勢を打ち出すこと。 そして、 2.以下のようなDVの専門家に速やかに相談することです。 【DV加害者向更生プログラムを実施する団体】 (1)Aware http://www.geocities.jp/www_aware_cn/ (2)メンズサポートルーム“気づき” http://www.kiduki.org/ この他にもありますが、中には男性加害者のケアや権利擁護に終始してその犯した罪の重大さに目を向けていない所や、反対に初めから加害者たちに高圧的に接する所もあり、注意が必要です。結局人間は、自分で気がつかない限りは改善しようとは思わないものだと思います。 尚、心療内科やカウンセリングへ相談してもその効果は限定的だと思います。なぜならDVは病気というよりも全人格的障害であり、本人の心の奥底からの改造を行わない限り改まらないものですし、クライアントの癒しを目的に話を聞くカウンセラーにかかるとDVの病理性に気づかない場合もあるからです。 このような専門家の力を借りれば、DVからの克服の可能性はゼロではありません。ただ過大な期待は出来ませんし、時間もかかる作業ですから、最終的には被害者の希望に寄り添い、別離を言いだされたら、受け入れる覚悟も必要と思います。 併せて、奥さまには、次の相談機関も紹介して上げられればと思います。 【DV被害者向相談機関の例】 (1) 「全国共通DVホットライン」(0120-956-080,月~土の10:00~15:00) http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/20.html) (2) 各地の女性センターなど、例えば、 東京ウィメンズプラザhttp://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/index.html (3)レジリエンス http://www.resilience.jp/
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DV加害者でヒッとしたのを張りましたが、被害者支援が多く、申し訳ありません、現実は被害者のダメージが強い為とお考え下さい。 自分を変えようとするのもご本人です。 カウンセリングとか(例)も方法です。 追い込む自分の本質を見るのも、今後の参考になるかも。
回答でも書きましたが、加害者自身の認識です。 dvの怖いことは、無意識で体が動く(暴力、暴言を言う)自分から自覚し更生するしか道は有りません。 加害者の意識改革のHPを参考にと思い張りました。 宜しく!
まずDVとは、配偶者に対し身体的暴力、蹴る物を投げるなど時には怪我をする生命的危機の追い込む事など又精神的暴力(モラルハラスメント)高圧的な発言(誰のお陰で食わせて貰って居るんた、俺の言う事を何故聞けないのか) 配偶者に対して精神的屈辱を与える、精神的に相当追い込まれる状況です。 DVは加害者である人(兄さん自身が自分のしてきた事を何処まで自覚できて居るかですか)は、罪の意識が有るのか。 狭い家庭内で起こる恐怖の世界を配偶者自身堪え忍んで来て状況は相当な精神的ダメージを与えています。 配偶者自身が、恐怖心から来るパニックなど兄さんの名前を聞くだけで震えが来るなど、怯える状態ですと完全にトラウマ状態としか言えません。 先方の親に謝りに行く以前に、DV事態が犯罪で有る以上警察に相談して居るケースなど告訴になるケースなど、行うことは相当卑劣な行為です。 結論を言えば、配偶者の方が精神的追い込みをどの程度な物か、トラウマ,PTSDなど精神的病状が出ているなら、まずは病気治療を優先です。 5年間DVで苦しんでいる事は、心療内科への通院など離婚をする事で心安らかな時間を取り戻すのも相当長い時間を掛けて治すしか有りません。 DVから解放されたとして、倍以上の時間は掛かる、精神的追い込みはその位辛い長いトンネルをさまよう事です。 鬱から解放される事は、簡単な問題では有りません。 早くDVから解放してあげる事が、最新の回答と思います。
補足
ご回答ありがとうございました。 被害者側のケアの方は大変参考になる意見だと思います。 加害者側の肉親としてやれることは限られてしまうかもしれませんが、やれる限りのことをしてみようと思います。 ただ、加害者に対して何かできることはないのでしょうか? ご存知なら教えて頂けないでしょうか?