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地球温暖化と資源ごみのリサイクル
恥かしながら教えてください。 今、全世界で地球温暖化が叫ばれていて二酸化炭素の排出量を出来るだけ少なくするように努力しています。日本でも同じように努力していると思います。そこでちょっと疑問が生じました。資源の節約ということでリサイクルが叫ばれていますが、リサイクルには原料から作るより大きなエネルギーが必要になると聞きました。ということは、リサイクルをするということは、地球の温暖化を進ませる原因になるのではないでしょうか。どうなのでしょうか。
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勘違いされているようですが、いま行われているのはCO2の排出量を出来るだけ少なくする事ではなく、厳密にはこれ以上排出されるCO2の量を増やさない(つまりCO2は出るが現状維持)という事です。CO2を出す化石燃料というのは地殻に数多く存在していますが、これを使わず(安定化させ)人間活動を今後も長引かせるというのが目的なのです。ですから化石燃料を使わず(つまり資源の節約)リサイクルをするというのはおかしくないと思います。
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- anima-mundi
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リサイクルするにもエネルギーが必要ですから、たとえば、ペットボトルのように下手をすると資源を余計に使うケースも少なからずあるようです。ただ、今ではリサイクル法の施行によって補助金などが助成されているため、国民の巨額の税負担があれば、どんなリサイクルでも名目上可能となっています。それが実質的には余計に資源の無駄使いになったとしてもです。 リサイクル行政の不備については現役の公務員の方からも疑問の声が上がっています。たとえば、「リサイクルアンダーワールド」の著者、石渡正佳さんは次のように指摘しています(改行、省略は任意)。 「リサイクルを進めれば進めるほど、かえって循環型社会からも持続可能な開発からも遠ざかっていくという悲しいパラドックスは、構造の罠そのものであり、……そのカラクリの背景には、中央集権的な統治構造と癒着構造のチンプ化があるのだ。……バージン材料を一見節約しているかに見えるが、大量生産・大量消費・大量廃棄という高回転のフロー経済は修正されておらず、これに大量再資源化が加わっただけである。… …持続可能な開発のためには、高回転型のフロー経済を、低回転型のストック経済に転換していかなければならない。……この高回転から低回転へ、経済の構造を転換するという観点は、日本化された循環型社会から欠落している。その結果が、個別リサイクル法におけるリデュース、リユースの軽視になるのである」 リサイクルアンダーワールド―産廃Gメンが告発!黒い循環ビジネス (単行本) http://www.amazon.co.jp/dp/4872901827
お礼
ありがとうございます。リサイクルアンダーワールドを読んで見ます。 自分もリサイクルを云々する前にどうしたら使用量を減らすことが出来るか考えるべきではないかなと思っています。
- mahotera
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通りがかりで拝見しました。 この手の問題は、その影響範囲をどこまで考えるかにより計算結果は異なってきます。皆さん、いろいろなことを発表されていますが、同じ条件で議論されているケースはすくないですね。比喩的な例え話では、病院を建設から廃業までの環境破壊(整地作業、セメント原料の採掘、などなどを含めると)での健康被害は、その病院が治療する健康回復効果より大きいのかもしれないという議論もあるくらいです。 もう一つ重要な観点として、「リサイクル」と「リユース」の違いを意識する必要ガあります。ペットボトルやアルミ缶は、リサイクルできますが、リユースは簡単ではありません。このため、消費量が増えれば新規の製品生産量も増やす必要があります。
お礼
ありがとうございます。リユースの事を忘れていました。もう少し広く勉強してみます。
なんか中学生の夏休みの宿題かとおもってたらそうでもないですね >ペットボトル・発泡スチロールなど化学製品は再生せずに廃棄し、原料から化学的に最小限製造したほうが環境には特に地球温暖化にはいいかななどと思ってしまったのです。 地球温暖化だけを考えてるのがバランス悪いですね >これらの化学製品を使わないようにするのが一番だ」ということではないでしょうか ありきたりすぎ 中学生の夏休みの課題から小学生レベルになっちゃったねw 今現在店で売っている製品はすべて多大なCO2を排出して作られいるものです、雨水をすすり野草を食べ着の身着のまま野宿をするような生活が一番なわけで そういう生活を優雅に送れるのは、貧乏人ではなく大金持ちだけです 全体になにもかもいっしょくたにし、結論を出そうとしているのが幼稚に感じます 生産者と消費者 環境問題とリサイクル はそれぞれ別に考える必要があるものかと
お礼
ご指摘のとおりです.極端すぎました。しかし、やはり出来るだけ使用量を減らすことは必要だと思います。生産者と消費者を別々に考えるとのご指摘ですが、突き詰めれば、生産者イコール消費者であるわけですし、リサイクルするものが減れば、環境に対し負担も減らせるわけですからね。小学生が考えられることでさえ、大人は実行できないということですか。
- cat-food
- ベストアンサー率61% (124/201)
最近、なんでもかんでも地球温暖化防止関連づけて言われているように思いますが、リサイクルは自治体のごみの処分場不足に対応するのが主な目的で、地球温暖化対策が主目的ではありません。ごみのリサイクルはそれほど地球温暖化防止に貢献しなくても、別の意味でやるべきだと思います。 ただ、リサイクルは地球温暖化防止に逆行するものだという、なんだかえらい大学の先生がいますが、この人にはデータの捏造疑惑もあり、この人の意見はいだだけません。 http://www.petbottle-rec.gr.jp/syoseki/index.html ペットボトルの回収にしても、回収したペットボトルからまたペットボトルを作ろうとすると5倍も大きなエネルギーが必要になるということをいわれているようですが、どんな根拠でいわれているのでしょうか。ライフサイクルアセスメントの結果、ペットボトルのリサイクルは石油から作るときの約半分のエネルギーですむという結果が出ています。 http://www.petbottle-rec.gr.jp/more/mo_new_f.html また、ペットボトルは繊維やペレットにする方が主流ですからエネルギー消費はもっと少なくなります。そのまま燃やしても、発生した熱で電力を作れば、これもCO2発生量削減になります。そのほかにもアルミの回収はアルミ精錬のための電力削減につながります。 せっかく市民レベルでのリサイクル運動が盛り上がってきているのに、リサイクルはやってはいけないというような意見を大学の先生のような影響力の大きな人が、たいした根拠もなく出してくるのはどうかと思います。
お礼
ありがとうございます。いろいろなご意見があってどれが正しいのか判らなくなってきました。単に処分場不足解消目的でのリサイクルもあれば、地球規模のリサイクルもあり、これからいろいろ勉強してみます。一つだけ言えることは、「これらの化学製品を使わないようにするのが一番だ」ということではないでしょうか。cat-foodさんと同様に自分もリサイクルに関しては興味があり、自社においても分別回収を実践しているのですが、今後は一歩踏み込んで、小さいペットボトル飲料は極力購入しないように考えています。
- ootsu
- ベストアンサー率46% (340/738)
>リサイクルをするということは、地球の温暖化を進ませる >原因になるのではないでしょうか。どうなのでしょうか。 その通りです。ようやく気がつきました? たとえばペットボトルを社会的にリサイクルするのには、 元のペットボトルの5倍も石油を使うことになるんです。 http://takedanet.com/2007/06/post_87fc.html ただし、ペットボトルをそのまま、個人的に水筒として使い続け 新たにペットボトルを買わなければCO2削減になりますよ。 このように、リサイクルという言葉には、いろんな意味があるので 十派一からげにしてはいけないことですね。
お礼
回答ありがとうございます。もう少しリサイクルについて勉強してみます。
- orb01
- ベストアンサー率15% (10/66)
現在の温暖化モデルでは、CO2以外の多くの温室効果ガスに対して人間の活動は中立であると仮定しています このためCO2の排出を抑えれば温暖化を抑えられるということになり、CO2の排出の少ないエネルギー源であれば浪費しても構わない、という話になってしまうのだろうと思います
そうですね理屈ではそのとおり リサイクルをする人は環境破壊に意識がいってるからね~ 環境が保全されれば地球温暖化の対策にも効果はあるかもしれないとはいえる
お礼
ご回答ありがとうございました。もちろん自分もリサイクルというものを否定しているわけではありません。むしろ推進すべきと思っています。が、それ以上にペットボトル・発泡スチロールなど石油化学製品を使用しない容器の開発が必要ではないかと思うのです。リサイクルを推進している人の中には(わが社の中でですが)、リサイクルボックスに廃棄しただけで、環境に役に立っていると思っている方がいます。むしろそういう商品、製品を使用しないことが大事なのではないかと思うのです。それならば、ペットボトル・発泡スチロールなど化学製品は再生せずに廃棄し、原料から化学的に最小限製造したほうが環境には特に地球温暖化にはいいかななどと思ってしまったのです。 これからもやや疑問に思いつつもリサイクルには協力していくつもりです。