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電磁波の影響

電磁波の生体影響について調べています。 (1)その影響の度合いを示すものとしてSARがあるんですが、そのSARをどのように計算できるのか式がわかりません。 (2)もしBluetoothのようなものを生体内で使用したことを考えた場合、SARはどのくらいの値になるんでしょうか (1)、(2)どちらでもかまいませんので、わかるようでしたら回答のほうよろしくお願いします

みんなの回答

回答No.1

(1)均一な電磁界の場合は概算は比較的容易ですが、それでも簡単な計算公式で済むというものではありません。 概算の目安として電磁界強度指針というのが利用できます。難しい資料はいっぱいありますが、次のやつが一番簡単。 http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/body/emf_pamphlet.pdf このpage5に示されている電界強度あるいは磁界強度は、一般公衆が受ける全身SARが体重1kgあたり0.4W程度になるような値です。 (2)体内で使用?ということは不均一な電磁界ですか?遠くに電磁波源があり、その影響というなら前記(1)で概算間に合います。 しかし体内に電磁波源を置くと言うことなら、その影響の試算はとても難しいです。全身平均のSARではなく、体内でSARがどのように分布し、その最悪値をある程度の限界値にとどめねばなりません。人体の不均一な電磁界特性分布によりこの計算は至難。専門家が電磁界シミュレータで評価します。 それではどうにもならないので概算でも、ということならば(一桁くらい違ってもいいということならば):BlueToothの2.45GHzのような高周波だと体内発信源の発信電力の殆どは近傍生体組織で吸収されるとしても当たらずとも遠からず(何倍か見積もり違うかも知れないけどorderでいいならそう近似して良い)。 あとは発信電力と寸法の情報が必要。例えば、発信源が100mWなら(電源はどうするんだろうというのをおいといて)、そして発振器サイズが1立方cmくらいなら、発振器直近の1立方センチくらいの生体組織で100mWの全部とはいかなくてもかなりを吸収とorder estimateできる。仮に全部だと100mW/g=100W/kgの局所SAR。、これは組織を熱損傷させるに十分な高SAR。仮に直近1立方cmで10%だけ吸収なら10W/kgの局所SAR、これはぎりちょんで安全かもという数字。 こういう概算ではいい加減すぎるとあらば、結局電磁界シミュレータとか、実験計測とかになってしまいます。

参考URL:
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/body/emf_pamphlet.pdf
domdom123
質問者

補足

回答ありがとうございます (1)均一な電磁界を考え、電場強度などから概算しようとしていたのですが簡単な計算では求めることができないんですね・・・ 具体的な計算式とかはわかりませんか?? もう一つ質問なんですが、SARは電磁波の周波数に依存して値が変化するのでしょうか?? もしよろしければ返事のほうよろしくおねがいします

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