IT系管理職の者です。
確かに求人が多く、現に私の現場でも各チームあと2人づつ位人がいないとまわりません。
業界の成長速度の速い世界ですから、企業が成長してから求人をかけたのでは遅く、成長と拡大を見越して早めに人を集めているところも多いです。
従って一概には言えませんが全体的に「売り手市場」という人が多いのも頷けます。
ただし、裏があります。以下2点をお忘れなく。
1.離職率が高い為に人が定着せず、慢性的に人手不足
2.人材は欲しいが必ずしも日本人である必要はない
1の背景には業界の成長スピードの速さと技術教育の速度がまるで一致していないという事情があります。一般に定着して「初心者でもできる○×…」という本が出る頃にはIT企業レベルでは時代遅れになっていることがしばしば。テキストが無いので自分で学ぶ能力がないとキツイです。
従って、入社→誰も教えてくれない→わからない→無能扱い→すぐに退職…という悪循環に陥っているところも多々あるように思います。
2は説明不要ですよね?中国・インド・東南アジア。皆さん日本人の7割くらいのお給料で1.5倍働きます。…いえ。働く人もいます。