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経済波及効果の効果とは?
- 経済波及効果とは選挙などでお金が動くことによって起こる経済の活性化のことです。
- 具体的には消費がアップし、GDPも増加することが期待されます。
- しかし、社会全体で見ると総額はあまり変わらないため、大きな変化は起こりにくいかもしれません。
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そうですね。 疑問は最もです。実は経済学者の中でもこの経済波及効果を疑問視する人は結構います。 例 阪神タイガースが優勝の経済効果の場合 阪神優勝→阪神ファンが喜んでお金を使う→波及→波及 というわけですが、 阪神が優勝しなくてもそのお金は遅かれ早かれ※何らかの形で使われて→波及→波及 していたと思います。 これは公共事業にもいえる事で 公共事業の経済効果 公共事業→業者が儲かる→業者が金使う→波及→波及 なのですが、 公共事業をするにはお金が必要です、そのお金を用意するには増税をするか借金をするかしかありません。 増税の場合 増税→税をとられた人がお金を使わなくなる→マイナスの波及→マイナスの波及 となり、公共事業の+の分と増税の-の分が相殺しあうので、あまり効果がありません。 借金の場合 借金→いつかは借金を返済する必要が出てくる→増税→マイナスの波及→マイナスの波及 となるのでやっぱりあまり効果がありません まあ実際お祭りの価値は、お祭りによる経済効果よりも、お祭り自身の意味(ワールドカップなら楽しい、選挙なら国の行く末を決める事)にあるわけですから経済効果は『オマケ』見たいな物だと思います。 ※ ただ遅かれ早かれと言うのが癖モノもなんです。 景気が悪いと銀行に溜め込んだままずーーとお金を使わないことがあるわけです。そうすると遅かれ早かれと言っているうちに企業が倒産してしまい、そのマイナスの波及効果が連鎖的に広がってしまう事があるので効果があるときもあります。ちなみに小泉改革の半ばで日本が潰れると叫ばれていたときは、そんな状況だったと思います。 そんなときには何らかのお祭りイベントという金を使う機会があれば、普段なら溜め込んでいた筈のお金を使ってくれるので効果があると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまい、大変すみません。 やはり、波及効果ってそういうものですよね。疑問が解決しました。 景気が悪いときの波及効果の効果も納得しました。