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日経225先物取引の大義は?
株式の売買は、株式を通して企業に投資し、 企業は投資された資金で企業活動を行い社会に貢献する。 債権の売買は、債券を通して企業、国に資金を託し、 企業、国は託された資金で社会に貢献する。 投資信託は間接的に上記のことを行っている。 私が実際に行っているのは、ミニ日経225先物取引です。 「先物・オプション取引規定」によると 第9条(証拠金の管理) お客様が預託した証拠金は、証券取引所の定めに従い証券取引所に預託し、 また当社が当社の資産と分別して保管します。 とのことです。 証券取引所に預託された証拠金の使い道はどうなっているのでしょうか? ただ保管されているだけなのでしょうか? もしそうだったら先物取引には大義がないことになります。 やっぱり、唯の博打なのでしょうか・・・(^^ゞ
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現物株式の売買でも、購入価格が企業に入るわけではありません。 企業にお金が入るのは、最初に企業が市場に株を放出したときの金額だけです、その後の売買では企業には一円も入りません。 特にデイトレードなどでは投資家間で金銭がやり取りされてるだけ、株価は単なるパラメーターに過ぎずマネーゲームに他なりません。 したがって「俺は現物株だけで取引をやっているから、企業に資金を提供しているのだ」などと思っている人がいるとしたら、相当おめでたい人といわざるを得ません(まあ、企業に提供されているお金の一部を一時的にせよになっていることには違いないわけですが)。 たしかに、先物というのは、スキーム的にはギャンブルでありマネーゲームに過ぎません。証拠金は、損をしたときの決裁時に備え担保されているものに過ぎず、誰かの役に立っているわけではありません(担保である以上運用するわけには行きません)。 しかしながら、そのスキームによって経済の安定性がもたらされていることも他ならない事実であります。株式の信用取引にしても同じことです。必要な仕組みだから、あるのです。 もちろん、個人投資家の一人や二人いなくても大勢に影響がないことも間違いないでしょうけど、それを言ったら現物株でも同じことですし、電力や交通など、その他の社会基盤にしても同じことが言えると思います。
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- s_end
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日経225などの指標の売買はファンドや大口投資家などがリスクヘッジのために使います。 たとえば、日経平均採用銘柄を大量に現物保有するファンドが 「この先、急に景気が悪くなる。 保有株の評価損が出てくる。 早く対応しなければ!!!」 と自信を持って予測したとしましょう。 ここで保有する株を一気に市場放出すると、それだけで需給をぶち壊す可能性が出てきます。需給の悪い銘柄だったら自ファンドの売却行為だけでストップ安を招くかも知れません。 だからといってのろのろちびちび放出していたらどんどん評価損が増えてきます。(予測が当たったとしたらね) また保有している株の中には売るに売れない銘柄もありえます。 (経営参加や配当目当てや乗っ取りのつもりで保有している銘柄もあるからです) こうしたときに、現物株の評価損と同額の空売り利益を得られるように計算して、日経先物などを空売する手法でリスクヘッジする、というような使い道があります。
お礼
回答有り難うございます。 先物取引は本来リスクヘッジのために用いられるということでしょうか。 現物取引を支える役目?が大義ということになりますか。 現物と先物を組み合わせて運用すれば大義はありそうですが、 先物取引だけの場合はやっぱり博打になるのかなぁ・・・(^^ゞ
お礼
回答有り難うございます。 大義というのは言い訳のようなものです。 デイトレーダで、現物でも取引されている人は、 一時的にせよ株主になっていますので、その間貢献していると言えなくもありません。 先物取引だけというのは、陰で貢献していると思っておきます。 今日も負けてしまいました。難しいですねぇ・・・(^^ゞ