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企業と証券取引所と証券会社の関係について
企業が資金を集めるために株式を発行すること、 また、証券取引所では株式の売買がなされること、 はなんとなく分かるのですが、その間の関係がわかりません。 稚拙な質問になってしまいますが、 企業と証券取引所と証券会社の関係について どなたか簡単に説明していただけないですか? 企業は自社が発行した株式を証券会社に買ってもらい、 その証券会社は、企業の株式を証券取引所で、他の証券会社と売買するのですか? また一般人が株式を売買したいときは、 証券会社を通さないとできないんですよね?
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- jugger
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N02です。企業が株を発行して売り出す場合、証券会社が引き受けて一般投資家に売り出します。証券取引所は企業から株を購入した投資家が売買をするところになります。 どの証券会社で販売を引き受けてもらうかは、会社側の自由になります。証券会社は当然手数料が入りますので、引き受けたいという気持ちが強いです。ただし証券会社にもリスクがあります。 人気の無い会社や業績の悪い会社などは、株を発行しても投資家が買わない可能性もあります。もし売れ残ってしまうと証券会社が自分で買わなければいけなくなります。 そのような人気の無い株は証券会社も買いたくないので、売れ残る可能性がある会社の株の販売は引き受けてくれないかも知れません。 新規に発行した株を売る場合(公募)大株主が持っている株を売る場合(売り出し)も、会社側にとって有利な証券会社を選べばいいですよ。 引き受けてくれる証券会社が幹事証券会社となります。複数の証券会社で引き受けてもらった場合は、1番たくさんの株数を引き受けた証券会社を主幹事証券会社と呼びます。
- jugger
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企業が発行した株は証券会社が買うというよりも、証券会社に売ってもらうのです。 一般の個人に限定すると、売買の注文は口座を開設した証券会社を通じて行います。証券会社に出した注文は証券取引所に送られ、そこで条件が合えば注文が執行されて約定となります。 購入した株券は手元に来るのではなくて、証券保管振替機構(ほふり)に預けられます。売却した場合はほふりで預かっていた株券が売られることになります。 基本的に株の売買は証券会社でないと出来ません。それ以外で売っていれば詐欺の可能性が高いです。(特に未公開株など) 自分の手元に株券があれば自分で買い手を見つけて売ることは可能です。(相対取引と言います) オークションでもライブドアの株券が売られています。 もちろん本物で名義変更すれば自分が株主になれます。
一応、新株式を発行するとき、証券会社に引き受けてもらい、委託で大勢の顧客から、新株を買ってもらいます。(新株式の募集) このあと、この銘柄が、証券取引所の東証二部、あるいは一部などの証券市場に上場され、値がつき、取引所売買となるのです。 この場合、取引所は市場であり、決められた時間に売買取引の仲介となります。 この市場に参加するためには、取引所の会員にならなければなりません。会員になるためには、大蔵省から免許の受けられる証券会社にならなければなりません。 つまり顧客は、証券会社に口座を持って、そこから売買注文を出し、市場で株を売買するのです。 新株募集ですが、これは企業から幹事証券に内定しなければ、権利が無く、新株式の数に応じて、企業から引き受け手数料が支払われます。この引き受け手数料は、増資のたびに、幹事証券に支払われます。 そのほか、幹事証券に内定すると、得なことが証券にとって多いので、あの手この手で、企業に近づき仲良くなろうとするのです。 資本金三十億以上の総合証券だと、売買の委託(ブローカー業務)、株式や転換社債などの受託(アンダーライティング業務)、有価証券の売り出し(セリング業務)、自己売買(ディーリング業務)の四つの業務の免許を持っています。いろいろな仕事をしています。 資本金三十億以下の証券だと、ブローカー業務とセリング業務だけとか、免許を受けている業務が少ないです。
補足
企業から証券会社に株式が売られる経緯は 具体的にはどうなってるのでしょうか? 企業が○○証券会社に対して個人的に直接「うちの株買ってくれる?」 と売買するのではなくて、 証券取引所において、口座をもつ証券会社(多数)に対して 売られるのですよね?