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建築 構造 定着
RC構造の定着長さについてご質問させていただきます。 定着長さは仕口面からはかりますが、 ハンチがあった場合、仕口面はどこの部分を意味するのでしょうか? お分かりになる方がいらっしゃれば、ご教授ください。 参考資料などもあればご紹介ください。 よろしくお願い致します。
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http://www.jsca.or.jp/vol2/24archives/index.htmlの「技術関連資料」という項目の「2003年度版JASS5を準用した定着に関する運用マニュアル」のP.5からP.6に書かれている規準に従って対応すれば大丈夫です。 計算すると「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」より、総長さで定着が長くなります。 「2003年度版JASS5を準用した定着に関する運用マニュアル」に書いていない部分は、「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」に準じて配筋設計すれば大丈夫です。 アドバイスを参考にして安全な建物を設計してください。 追記 今日は、8月1日、今年の夏祭りの当番でこれから会所開きに行きます。 役付きの為、8月6日までの夏まつり期間が終わらないうち我が身が空きません。 この後の質問に答えるには、日数がかかりますのであしからず。 ご参考まで
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- river1
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再追補につきお答えします。 柱幅が梁幅より狭い場合は、柱を梁幅に合わせて増し打ちしましょう。 柱部分における梁主筋のかぶり厚がとれなくなります。 ハンチの下端筋、定着長さは、L2*+L2*+L2となります。 L2*=L2+5dです。 ハンチ起点よりL2*となります。 RC規準では鉄筋が90°折れ曲がった場合、投影定着長さには先の直線は含めないということになっているは、最上階の場合だけです。 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」にもちゃんと書いています。 ハンチの書いてある部分だけでなく、他の部分に書いている所をしっかりと読んで、見てください。 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」の方が「RC規準」よりやや厳しい規準となっています。 予算がない場合は、RC規準に従ってください。 建物の規模が小さい場合は、大差が無いですが。 ご参考まで
- river1
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補足します。 指摘のとおり下端筋に関しては、L2*を加えるということです。 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」日本建築学会のP.120とP.177及びP.187~190に詳しく書いています。 鉄筋コンクリート造配筋は、この指針にならって行いましょう。 建築工事標準仕様書より幾分厳しい条件となっています。 質問から貴方も設計に携わっているみたいですので、この指針に沿って設計しましょう。 A氏やM氏のようにならないようにしっかりと設計してください。 ご参考まで
補足
もう少し聞きたいのですが、 柱幅が狭い場合はハンチを設けることで定着長さをとることができると思うのですが、ハンチが下にある場合は、下端筋の定着長さは、L2*+L2*+L2としてよいということでしょうか?それについて明確に書いている部分がないように思います。 また、RC規準では鉄筋が90°折れ曲がった場合、投影定着長さには先の直線は含めないということになっていると思いますが、RC配筋指針では、L2は折れ曲がった先も含んでいます。 どちらに従うべきでしょうか?
- river1
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北国の設計屋さんです。 柱面及び梁下端からの定着長さになります。 ハンチ部分は、定着とはみなしません。 参考 「建築数量積算基準」建築積算研究会 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」日本建築学会 ご参考まで
補足
お答えいただきありがとうございます。 「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」の30ページにハンチのある場合の定着の取り方が図示されていますが、確かに上端筋は柱面から定着とみなしているようですね。 しかし、下端筋に関しては、L2*を加えてよいということでしょうか? 他にも参考になる資料がございましたら、お教えください。
補足
たびたびお答いただきありがとうございます。 1999年度にRC規準の付着・定着設計法が改訂され、90°折り曲げた先の長さは含まないというように変更になったようですが、このこととはどのように関連しているのでしょうか? このホームページの http://www.jsca.or.jp/vol2/24archives/index.html 「技術関連資料」という項目の「2003年度版JASS5を準用した定着に 関する運用マニュアル」に書かれています。