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世界6大陸分散投信
投資にはまるっきりうとい人間ですが、知人に郵便局で扱っている野村の世界6大陸分散投信なるものをすすめられました。 自分なりにネットで調べてみようと思ったのですが、なぜか検索に引っかかりません。 どなたかご存知のかた、これが果たして本当に素人むきの投資信託なのかどうかを教えてください。 また、これを購入する(?)のにいいタイミングなども教えていただければ幸いです。
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はじめまして。 ご検討されてます投信は、 「野村世界6資産分散投信」のことではないかと思われます。 安定コース、分配コース、成長コースの三つのコースが設定された分散型のファンドです。一番人気を集めているのは分配コースですが、それぞれ特徴がありますので自分に合ったコースを十分に検討する必要があると思います。 >本当に素人むきの投資信託? はい、確かに私自身が初めて購入した投信はこの郵便局の「野村世界6資産分散投信」の成長コースでした。但し、素人むきなのかどうかは判りませんが・・^^ >これを購入するのにいいタイミング? ある意味で投資初心者の方ならではのご質問で、じつはそこが一番知りたいところだと思われます^^う~ん、確かに私自身も基準価額はなるべく安く購入できるに越した事はないとは考えますが。但し購入後右肩上がりというのが大前提でもありますし・・。ひとつヒントとしましては、今年二月末の世界同時株安時や、今回のように株価が大幅続落した時は投資チャンスともいえるかもしれませんが、なかなか難しくてはっきりとはお答えしにくいですね。といいますのも基本的に投資信託は中長期で運用していくものだと思われますのでこのへんを理解されて購入されませんと痛い目にあうかも?です。 下記URLもご参照ください。 ご参考までに。
- 参考URL:
- http://643.jp/
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N04.です。 専門家でも伝える言葉を持たなければ何の意味もありませんね。 わかりにくいご説明で申し訳ありませんでした。 私にとってここは、伝える技術を学ぶ道場だと思っています。 さて、おさらいからです。 ベータとは、市場感応度を示す指標です。 ベンチマーク(TOPIXや日経平均)等の動きに、そのファンドはどのような感応度で反応しているのか?を示しています。 ベータ=1とは、まったく同じ値動きである事を示し、 ベータ<1の場合は、市場よりも緩やかに反応する事を示します。 →日経平均が1%上昇(下落)しても、ファンドは1%以下しか反応しない。 特に新興市場系ファンド等は、急激な市場全体の下落に引っ張られないようにするため、ベータを低くしている事が多いようです。 ベータ>1の場合は、市場よりも強く反応している事を示します。 →日経平均が1%上昇したら、ファンドはそれ以上の値動きをする。 継続的に右肩上がりの市場があった場合、ベータを高めておくとリターンの極大化が期待できます。ただ、ベンチマーク(日経平均等)の値動きは誰が動かしているわけでもなく、誰にも値動きはわかりません。そのわからない値動きに対して感応度を高めるというのは、どうでしょう? 私の意見としては、ベータを抑えアルファで稼いでいるのがいいファンド。だと考えています。 アルファとは超過収益を示す指標です。 ベンチマークの値動きをどれだけ上回ったか。を示します。 例えば、リターン年率10%のファンド。というと、いいファンドのように感じますが、このファンドのベンチマークの値動きが年率20%であったとすると、このファンドは市場の値動きに「負けた」事になりますね。 市場の動きを上回るのは、組み入れ銘柄のセレクションの巧拙など、ファンドマネージャのスキルによる。という事です。 アルファとベータは、リターンの源泉を分解したものです。 そのファンドのリターンの源泉は、 (1)マネージャのスキルによる部分がどれくらいなのか(アルファ) (2)市場全体の動きによる部分がどれくらいなのか(ベータ) という事がわかってまいります。 ファンドマネージャとはそのファンドの運用者で、組み入れ銘柄の選定等、重要な決断を行います。 ファンドマネージャも人間です。環境によって成績も変化します。 もちろん、市場環境も変化します。 ファンドマネージャのスキルの環境による変化を回避するため、最近では、MOM(マネージャ・オブ・マネージャ)といって、ファンドマネージャを束ねて上位のマネージャが運用スタイルのチェックを行う。という事も行われているようです。 また、市場環境の変化を回避するためには、国際分散投資が行われます。 購入後は、指標の定期的なチェックが大切です。 また、何かわからなければご質問ください。 P.S. 別のご質問者の方に回答するため、アルファが掲載されているサイトを探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。 お近くの証券会社にお尋ねいただくと良いかもしれません。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 ファンドマネージャというのは、まさに文字通りの意味だったんですね。懇切丁寧にご説明いただき、素人の私にもよく分かりました。 重ね重ねありがとうございました。
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すでに他の皆様より最適な回答がなされていると思いますが、ここでは、野村世界6資産分散投信の各コースのリスク指標を眺めてみたいと思います。 リターン1年、リスク1年、アルファ1年、ベータ1年 成長コース 23.56 9.47 11.78 0.89 分配コース 15.66 5.99 安定コース 10.74 4.26 5.76 0.78 数値は年率換算ベースとなっております。 リスクとは標準偏差を示しており、70%程度の確率で発生する価格変動と考えてください。 成長コースと安定コースでは、リスクとして年率5%程度の価格変動の差が出てきている。という事です。 リスクを抑えるということで安定コース。ということです。 ベータとは、市場感応度を示します。ファンドは多くの場合ベンチマークという運用指標が設定されます。たとえば日本株ファンドであればTOPIXや日経平均がベンチマークとして設定される事が多くなります。 ベータとは、ベンチマークの1の動きに対して、ファンドがどれだけの値動きをするかを示します。ベータを低く抑えると(1以下)市場全体の値動きに対して緩やかに反応します。 ご質問に的確にお答えするのが難しいのは、このようなミックスアセット型のファンドです。ミックスアセットであるからこそ比較するのが困難になります。ベンチマークが違えば、そもそも異なるタイプのファンドを比較することになってしまうからです。敢えてアルファやベータを載せましたが、それぞれミックスアセットの成長型、ミックスアセットの安定型という異なるベンチマークを使っての数値となっています。 アルファ(超過収益)とは、ファンドマネージャのスキルを示します。ベンチマークの値動きに対してどれだけファンドリターンが上回ったかを示します。 高ければファンドマネージャのスキルが高いといえます。 こちらの数値もミックスアセットタイプの安定型、成長型それぞれのベンチマークを利用して計算しています。 若干専門的なお話しになって申し訳ありません。 もしわからないことがあればご質問ください。 このように投資信託は様々なリスク指標によって商品特性が把握で気安いようになっています。ご自分のスタイルから最適なファンドをセレクションして下さい。 指標も変動します。定期的なチェックが大切です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私には少々高度すぎるご説明でしたが、専門用語にもアレルギーを起こさずに、ちゃんと勉強すべきなのでしょうね。 お言葉に甘えてひとつ質問させていただくと、ファンドマネージャというのはどういう意味なのでしょうか。ベータのところまではなんとか頭が追いついたのですが、アルファのファンドマネージャのところで、脳がフリーズしてしまいました。 お手すきの折りにご教授いただけると嬉しいです。
- masuling21
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素人向き商品というのは、投資信託の仕組上ありません。 タイミングですが、他の質問にも書いておりますことです。個別の株ですと、単元というものがあります。そこで、例えばソフトバンクを買うとしたら、100株単位になります。安く買ったほうが投資額が安くなります。3000円で買うより2500円で買ったほうが安くて済みます。買った後いつか将来、値上がりするのが前提ですが、、、。 投資信託は、口数指定で買うことは少ないです。100万円分買う、50万円分買うという金額指定がほとんどです。手数料も%でかかりますので、投資額に対しては一定の割合です。これも個別株と違います。こういうことですので、いつ買っても基準価額が上ってくれるなら同じことです。そうは言っても、まとめ買いしないで、複数回に分けて買ったりします。どこが安いなどと、ベテランでも的確に判断できないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いつ買っても基準価格が上ってくれるなら同じこと、というのは目からウロコでした。 まとめ買いをしないで、複数回に分けて買う、というのもリスクを分散するための知恵なのでしょうね。
- Trane37
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野村世界6資産分散投信は、外国株・日本株・外国債券・日本債権・外国REIT・日本REITの六つの異なる資産クラスに分散して同時に投資する、バランス型投資信託です。 この野村世界6資産分散投信(成長コース)はなかなか良いバランス型投信だと思います。信託報酬が年0.79%と非常に低く抑えてあります。それぞれの資産ごとのマザーファンドの内容が、インデックスに連動するオーソドックスな構成になっており、透明性が高いです。また、投信内でリバランスを行うので、これ一本に投資すれば、何本も投資信託を組み合わせる必要はなく、手間がかかりません。欠点は、分配金を過剰に支払う傾向があることです。分配金には、税金がかかり、複利効果を弱めますから、資産形成にとってはデメリットのほうが大きいのです。 また、人気の(分配コース)はお勧めしません。外国債券の比率が異常に高く、過剰な為替リスクを投資家が背負うことになります。 成長コースの変動が大きすぎる(リスクが高すぎる)と思われる場合は、全額を成長コースに投資せず、個人向け国債と組み合わせる(同時に投資する)ことで資産全体の変動をコントロールすることもできます。例えば、100万円資金があったとすると、70万を成長コースに投資し、30万円を個人向け国債(10年変動)に投資するというように案分します。このほうが、分配コースや安定コースに投資するよりコスト的に有利になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 詳しくご説明いただき、この投資信託の特徴がだいぶ理解できました。 やはり私のような素人にも比較的むいていると言えそうですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、世界六資産分散投信のことだったようです。 まだ買う決断をくだせずにおりますが、教えていただいたURLで、しっかり勉強したいと思います。