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同じ全世界株式で投資信託と上場投信(ETF)の違い
同じ全世界株式(オール・カントリー)を対象とするものとして、 (1)eMAXIS Slim などの全世界株式(オール・カントリー)投資信託と、 (2)eMAXIS Slim などの全世界株式(オール・カントリー)上場投信(ETF)とがあるようです。 私は投資は素人ですが、新NISAで、同じ全世界株式(オール・カントリー)を対象とする場合、投資信託と上場投信(ETF)とで、どちらが有利(または不利)なのでしょうか。
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過去1年(2023/7/26日~2024/7/26)の基準価額の推移をもとに、分配金(税抜き)込みのトータルリターン(※)を比較すると、投資信託のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は+25.95%、ETFのMAXIS全世界株式(オールカントリー)(2559)は+25.53%で、投資信託のオールカントリーのほうがわずかに有利です。 ※分配金再投資ベースではなく、分配金を単純にプラスしたもので比較しています。ETFの公式サイトの騰落率は分配金再投資ベースの数字が表示されていますが、投資信託と違ってETFの分配金は再投資が難しいからです。 信託報酬が投資信託の0.05775%(税込)に対しETFは0.0858%(税込)で、投資信託のほうが低いことや、投資信託が分配金を出していないのに対し、ETFは年2回の分配を実施している分、ETFのほうが投資効率が悪くなっていることなどが要因だと思います。 ただし、ETFは株式と同じように上場されて取引されるので、取引価格は基準価額と一致せず、相場の状況次第で基準価額より有利な価格で取引できることもあります。SBI証券などのように時間外取引ができるところなら、取引の自由度はさらに高くなります。投資信託の場合、15時に当日の注文受付が締めきられ、取引価格がわかるのは2日後になります。取引の自由度、取引価格の納得感を重視する人にとってはETFのほうが良いと思います。 <参考> eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) https://emaxis.am.mufg.jp/fund/253425.html MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 https://www.am.mufg.jp/fund/182559.html
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