- 締切済み
給水圧力の検証について
古い8階建て事務所ビルの改修で給水設備の担当をしています。そのビルは1階~4階までを直圧方式で供給し、5階~8階までを5階にある受水槽まで直圧で送り、そこから揚水ポンプで屋上高置水槽に送り、5~8階に供給していました。今回その5~8階の給水方式を直圧方式にできるか検討する必要があるのですが、検証方法がいまいちわかりません。4階にある便所のSK水栓に圧力メータをつけたホースを接続して開栓したところ0.35MPa程圧力がありました。 この様な条件の場合、どのように検証すればよいのでしょうか。 その他の条件は以下の通り。 (1)4階FLから8階FLのレベル差は3.6m×4=14.4m (2)1フロア当たり便所+湯沸の器具数は17で、給水単位計は94 (3)大便器はフラッシュバルブ使用 (フラッシュバルブは一般的に最低必要圧力0.07MPaが必要と 聞きますが、設備業者さん的には0.1MPaは欲しい) 何卒宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- isoworld
- ベストアンサー率32% (1384/4204)
1MPaは約10気圧に相当し(ですから0.1MPaは約1気圧です)、水圧は10mで約1気圧です。「5~8階の給水方式を直圧方式」という場合の直圧とは地上からの直圧でしょうか。それなら3.6m×8+α=約30mとなり、理屈の上では0.3MPa以上の元圧が地上から押し上げるのに必要ですね。4階の水圧の測定で0.35MP(約35mに相当する)あれば、8階までの4階分である高さ3.6m×4+α=約15mを上回っていますから、大きな水圧低下がなければ大丈夫なはずです。ただし、水量については考慮していません。今回の処置によって水の使用が増えて水圧が低下すれば、ダメの場合もありえます。 フラッシュバルブに最低必要な圧力である0.07MPaは、0.7mに相当しますから、これ以上の落差があれば理屈の上ではOKになります。 いずれもマージン(余裕)をとることが必要です。
お礼
回答ありがとうございます。 またお礼が大変遅くなり申し訳ございませんでした。 理屈の上ではOKということなんですが、やはり既設方式が高置水槽方式だったことが気になって・・・。とりあえず使用水量など検討に必要な資料を集めます。