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擬似サラウンド
車などで4スピーカを使ってる場合に、リアのスピーカ2つに無極性の電解コンデンサを入れるだけで擬似的にサラウンド効果が現れる(センターの音が抜けた残響音が聞こえるマトリックス接続)とあるホームページで見たのですが、どうしてそうなるのか原理を知っている人がいたら教えてください。ちなみにそのURLは http://www.cyborg.ne.jp/~hide-s/MYCAR/CUSTOM/CUSTM3.htm#C16
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基本的には左右の出力の同相(同じ音の部分)部分をカットする回路で、コンデンサーはハイパスフィルター(ある周波数より高音の部分だけを通す)に使っているわけです。これは低音の振幅の大きなところで左右が逆相になったときに過大な電流が流れないようにとの配慮でしょうがあまり感心しません。marimo_cxさんの言われるように自動車用のアンプでは、電源電圧が12Vと低いためにBTL(バランスドトランスレス(電源の利用率が高く低い電圧でも大きな出力が出せる))方式が多いのでお勧めはできません。
- marimo_cx
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見てきましたが、ようするにこれはCDからボーカルを消すカラオケ マシーンと同じ原理です。この結線にすると左右から同じ音が出て いると打ち消しあって、違う音は消えないという原理です。つまり、 センターに定位している音は消えて、残響だけ出るという仕組みで す。 ただし、これやるとアンプが壊れるので止めた方が良いです。 特に電源電圧の低いアンプで高出力を出すためにBTLアンプという 出力回路を使っているものがあり、BTLアンプでこのような結線を すると最悪燃えます。見て来たページでも切ったマイナスのコード は絶縁しろと書いてありますが、マイナスをシャーシにショートし てアンプが燃えるのはBTLアンプの特徴です。どうしてもやりたい のであればスピーカーの結線ではなくプリアンプ出力をパワーアン プに戻す所にネットワークを入れてやって下さい。但し、結構ラン クの高いオーディオでないとその端子はないし、そのクラスになる とDSPが付いているのでそもそもそんな小細工の必要はないですが。
お礼
二人とも回答ありがとうございました。 とりあえずこの方法は使わないようにします。