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なぜいつも東京本面ばかり電子力不足?
夏になると東京では電力需給について話題になりますが、なぜいつも東京方面ばかり問題となるのでしょうか? 関西方面(富士川の向こう)や、北海道四国九州では電力需給が逼迫することは無いのでしょうか?東日本だけ需要が伸びているのでしょうか?発電所建設がうまくいかないのでしょうか?
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> なぜいつも東京方面ばかり問題となるのでしょうか? 東京に人も企業も施設も集中しているからです。 夏場の電力消費の大半はクーラーです。 家でもクーラー、会社もクーラー、デパートやスーパーコンビニもクーラー。 こんなかんじで人や物の集中に伴って加速度的に電気消費量は跳ね上がっていきます。 かといって、夏場の最大電力に合わせて発電所を作ると、今度は消費の少ない春や秋には逆にこれらを停止する必要があり、こちらとのバランスを取る必要がありありますので、そうホイホイとは作れないでしょう。
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- ka234
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こんにちは。 回答とは全くずれますが、Denkigishiさんの提唱した「全国的な電力不足問題」は大局を見ておられると思います。 全国的な電力の融通は脆弱であるという問題提起とも受け止めました。 (そもそもそういう設計ではありませんが・・・) 首都圏が大停電する機会があるかは別として、日本の中枢への電力供給を一部の電気事業者が担っていることに ついて考えさせられました。 さて、私の意見ですが、 「首都圏の電力不足」はニュースとしてインパクトがあることに起因すると思います。「ニュースになりやすい。」 なお、電源立地問題が直接的な原因であることはいうまでもありません。 負荷については、落ち着いてはきましたがデータセンタの建設は首都圏が大部分を占めていますので、実際に電力需要は伸びています。 このあたりの負の相乗効果と思います。
お礼
電力需要は冷房や大規模工場がつい注目されますが、データセンターも大きいとは知りませんでした。 そして電力供給をほぼ東京電力に頼っているてん、複数調達がリスク回避に必要であるのも当然ですが、それ以上に一社供給体制に胡坐をかいて、管理がずさんで会社がたるみきっている、色々問題の元凶ですね。ご回答ありがとうございました。
- ytrewq
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各電力会社は電力の融通を行っていますが、各社毎に電力をまかなう事を基本としています。 融通の電力単価はその時々の時価です。 今回のように東京電力が他社に依頼をして行う場合は、融通する側も発電コストが高くてあまり使いたくない石油火力を稼動させたりしますので、融通単価はかなり高価になることが予想されます。 このことは東京電力の収益を悪化させ、他電力や電源開発の売上を増やすことになります。 ということで、経済的な面でも東京電力が注目されることになります
お礼
ご回答ありがとうございました。
- yuta2
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ちょっと気になったので回答させていただきます。 50Hzと60Hzを変換する周波数変換所の設備は数百万kWもありません。 周波数変換所は日本に3箇所あるのですが、 1.新信濃変電所 60万kW 2.佐久間周波数変換所 30万kW 3.東清水変電所 10万kW 合計100万kW(wiki調べ) この100万kWが具体的にどのくらいの大きさか例えますと火力or原子力の発電機1台分程です。 もっと具体的に言えば、東京電力が発電できる発電量は最大で7000kW程だったと思います。(多少数値が違うかもしれません) そのうちの100万kWは微量とは言いませんが、多くありません。 そのため、60→50Hzへの電力融通はほとんどできないといってよいと思います。 ちょっと話はそれましたが、質問者さんが疑問に思う夏の電力需要について・・・ 他の方がおっしゃるように最大電力量が記録されるのは冷房需要の増える夏が一番となります。そのため、東京電力に限らず電力不足が懸念されます。 ただ、東京電力は昨年、原発の不具合隠しで多くの原発が使えませんでした。そのため、特に昨年は電力不足問題について報道がされていました。今年は、地震によって柏崎刈羽原子力発電所(800万kW)停止してしまったため、電力不足について報道が多々されています。 2年連続で大騒ぎされてしまったので、東京方面ばかり電力需要について話題になっていると感じているのではないでしょうか。
お礼
ごかいとうありがとうございます。確かに去年今年は原発の稼動停止が響いてると思います。ただここ五年や十年でもても、電力需給に関する話題は東京方面中心に感じます。ただの印象でしょうか?
- outerlimit
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>北海道や九州との間に送電線があるかどうかはしりません。ただ西日本と東日本の間には周波数という壁があり、周波数を変換して相互供給する能力は極めて限られていると思います あなたは試験官ですか 質問していながら、常識知らずで、回答者に非常に失礼な言動です 北海道から九州まで送電は連携しています、周波数変換も数百万KWレベルの設備が稼動しています 北海道・本州の連携は直流送電で連携しています このようなコメントをつけるからには裏づけデータを確認されているはずです、コメントの背景の定量データを提示してください
補足
Wikipedia 佐久間周波数変換所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B9%85%E9%96%93%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E5%A4%89%E6%8F%9B%E6%89%80 ここにざっくり書いてありますしNO5さんも説明してくれました。そう怒らずざっくり読んでくださいな。
- Denkigishi
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>東京本面ばかり電力不足 というのは必ずしも正確ではありません。現在の我国の電力供給体制は、沖縄電力以外の全ての電力会社が互いに電力を融通することを前提にして計画がたてられ、それに基づいて運用されています。 その結果、高効率発電所のフル運転とか、予備力の総量低減が可能となっています。 東電の原子力発電所が地震のトラブルでしばらく休止しますが、これは東電は勿論必死に対処しなければなりませんが、他の電力会社も供給責務を負うことになります。従って同時に全国(除沖縄)の電力不足問題でもある訳です。 なお沖縄電力だけは連携していないので、全て自社だけで対処しなければならず、発電容量は一番少ないが、運用技術的には一番難しい電力会社です。
補足
北海道や九州との間に送電線があるかどうかはしりません。ただ西日本と東日本の間には周波数という壁があり、周波数を変換して相互供給する能力は極めて限られていると思います。こいった現状の中で、全国の電力不足問題と表現するのは、適切ではないのではないでしょうか?
- myeyesonly
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こんにちは。 前の方の通りなのですが、人間や施設が集中してるだけならこういう事にはなりません。 問題なのはクーラーも集中してる事が大きな要因になってます。 というのは、クーラーとは、ある空間の熱を外に出す事でその空間内の温度を下げる仕掛けだからです。 これが集中すると、局地的に、外気温がどんどん上昇する為、熱を外に運び出すエネルギーが余分に必要になり能率が非常に低下します。 エアコンの本体を日向に置いてはいけない、というのと同じ理屈です。 なお、外気温上昇に関しては自動車の影響も非常に大きいです。 更にクーラーを使ってるのは人間だけじゃありません。 コンピューターもです。 大きいコンピュータは大量の発熱をするので大規模な冷却装置が必要です。 こういう訳でクーラーの密集地帯である東京は他の地域とはけた違いの電力消費となっています。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
夏場の冷房需要増大がヒートアイランドによって加速されるというお答えですね。ご回答ありがとうございました。