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飛行機パイロット 不妊症
こんにちは。 知人より 「パイロットや空の上で仕事する人は、 空の上で、放射物質(?放射線(?)どちらか忘れました)を 沢山浴びてしまうの。 だから、これは内緒(暗黙)なんだけど、 特にパイロットは窓辺でしょ。 パイロットは「早く子供を作らないといけないといけない」って 焦っていて、早く結婚をするのよ。客室乗務員も同じね。」 と聞きました。 初めて聞きました。 友人は医者でも化学者でも乗務員でもありません。 どういう根拠かわかりません。 今まで、地上よりも体への負担が大きく、 心臓(?どこか臓器?)に影響が出て体が弱くなる話は聞いたことあるのですが・・・ そこでお聞きしたいのですが、 本当に、空の上で働く人は放射(物質?線?)を浴びてしまい、 不妊症になるのでしょうか? 空の上は放射(物質?線?)が強いのですか? 実際に、空の上の仕事での放射(物質?線?)による不妊症・・・ 聞いた事ありますか?
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- -renny-
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放射性物質ではなく、放射線ですね。 空の上で働く人の被曝量が一般の人よりも多いのは事実です。 というのも、放射線は宇宙空間にたくさん飛び交っていて、地球にも降り注いでいますが、地球の大気がそれらをある程度防いでくれています。 なので、地上よりも上空では大気の層が地上に比べて薄い分、放射線を多く浴びることになります。 ところで、放射線の量は、シーベルトという単位で表現されます。 私たちが自然界から受ける放射線の量は、1年間で約2.4ミリシーベルトです。 飛行機に乗った場合には、場合によりますが、例えばニューヨークと東京を往復するとだいたい0.2ミリシーベルト浴びるといわれています。 一時的な不妊になるのは、男性で150ミリシーベルト、女性で650ミリシーベルトを短期間で浴びたときです。 逆に、この量の放射線をあびなければ、(放射線のせいで)不妊になることはありません。 (「確定的影響」といって、ある一定の数値に達しなければ影響が現れないものです。) 宇宙飛行士の場合、少し長く滞在すると(宇宙では地球上のように大気がないので、すごい量の放射線が飛び交っていますので)放射線の浴びすぎで一時的に不妊になることはあるのですが、空の上の仕事で不妊になるには、単純に言って東京とニューヨークを男の人で750回、女の人で3250回、短期間で往復しなければなりません。空の上での体への負担の有無については専門外なのでわかりませんが、こういった放射線の影響には体の強い弱いはほとんど関係ありませんので、放射線のせいで不妊になることはないと思います。。。
- sodenosita
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宇宙からの放射線(宇宙線)のことを言っておられるようですね。 地球上でも宇宙線はあるのですが、高地、高緯度で多くなるようです。 北極南極は赤道付近の約3倍とか。 これを考えると高高度で北極圏航路を通ると被曝は多くなるようです。 手元のデータでは、同じ位の時間になる成田プラハが50μSv、シンガポールアテネが30μSvだそうです。成田プラハを年間50往復したら、規定線量に達する計算ですね。 ちなみに満員電車の被曝も結構な量ですよ。
- myeyesonly
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こんにちは。 放射線はそもそも宇宙から来る宇宙線という物が非常に大きな割合を占めるので、宇宙に近い空の方が地上よりは高くなります。 従って被爆量が地上にいるより増える、というのは事実です。 ただ、それによる生殖障害という話は聞いた事がないです。 地上の自然放射線と比べれば計算上は数百倍になりますけど、その位の差は地上でも岩石の種類によってはありますので、それほど意味のある差ではないと思います。 ちなみに、日本ではパイロットは病院のレントゲン技師より厳しく被爆量が少ないように設定されているので、日本の法律で見る限り、病院のレントゲン技師の方が被害を受けてるはずですが、やはりレントゲン技師が子供が出来ないという話は聞いた事がないです。 ※一年間で浴びる放射線の量:パイロット 5mSv、レントゲン技師 50mSv
お礼
ご回答、ありがとうございます。 そうなのですか・・・とてもよくわかりました。 宇宙に近い分、被曝量が増えるのですね。 ただ、それによる生殖障害は聞いた事はないのですね。 細かい被曝量までお教え頂きまして、ありがとうございます。