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マスコミの千人規模の世論調査は世論を反映していますか?
マスコミの世論調査がさかんに行われていますが、 その方法は、おおむね1000人か2000人に電話して その半分くらいから有効回答を得たというものです。 国民の数は1億3千万人です。 1%は、130万人 0.1%は、13万人 0.01%は、1.3万人 たった1000人くらいの回答が世論を代表しているといえるのでしょうか? せめて数万人くらいでないと信用できないようにおもいます。 それとも統計学上正当とされているのでしょうか? よろしくお願いします。
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まず、他の回答者の方が書いているようにサンプリングの方法に妥当性があるかどうかがポイントになるでしょう。偏った母集団であれば結果も偏ったものになるのはだれでもわかると思います。このため、年齢、性別、職業、地域などで偏りが無いようにサンプリングをすれば一定の条件の下である程度世論を反映しているといっても良いかもしれません。 もうひとつ、私はこちらのほうが重要と思うのですが、世論調査で統計的処理云々をマスコミは言うのですが、統計学的に有意であると説明する場合その有意の内容を示さねばその統計の処理は統計学上の意味を持ちません。極端な話、支持率5%と50%の結果がその世論調査で出たからといって調査方法によっては有意な差と認められない場合があります。マスコミの世論調査はこのあたりの統計的処理の根拠や有意性があまり説明されていない場合があり、メディアによっては調査方法のみ示し、知っている人は統計的に意味の無い結果とわかるけど知らない人はそれが世間全体の動向と思わせるようなものがあります。 こういった部分でマスコミの世論調査の眉唾度も計れるかもしれませんね。
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- kb-nike
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何千人規模にもなる調査であれば、統計学的立場からの批判には耐えられるだけの手続きは講じていると思います。 もっと大きい問題は、設問の仕方にあると思います。 問題文のニュアンスによって回答を誘導することは容易です。 世論調査の結果を見るときは、設問の文章にも注意しなければならないと思います。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
一応名の通った新聞社や放送局が「世論調査」として行っている(ここが重要なポイントで、統計学的な配慮をしない単なる電話アンケートは「世論調査」とは言えません)調査の対象数は(誤差をどの程度まで許容できるかということもありますが)統計学的には最低限必要な数を満たしているはずです。今課題となっているのは、むしろサンプル抽出の方法の妥当性と、回収率の低下です。大なべの味噌汁の味見をするとき、よくかき混ぜれば一さじ飲んでも全体の味付けがわかりますが、十分混ぜなければおわんいっぱい飲んでも正しい判断ができないのと同じです。 最近は、コンピューターで無作為に作り出した番号に電話をかけるRDD法と呼ばれるやり方が多くなりました。この方法は電話帳に掲載されていない番号も対象になる点は優れていますが、固定電話だけを対象にした場合、携帯電話しか持っていない若者などが抜け落ちてしまうおそれがあります。(携帯電話を対象にするのは、携帯の番号には固定電話の市外局番のように地域を示すものがないことなどから困難です) 一方で昔ながらの面接調査はサンプリングも含めてコストがかかりますし、答えてくれる人の割合(回収率)が在宅率の低下など様々な理由で下がり続けています。このほかに郵送による方法やインターネットを利用した調査などもありますが、それぞれ長所・短所があり世論調査は転機を迎えているようです。
- worldd
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人数としては十分だと思いますが、 ・質問内容と回答の選択肢・分類方法 ・サンプルの抽出方法(質問場所、時間、方法等) によって結果は好きなように操作出来ます テレビの視聴率のように、10個以下の選択肢を時間という尺度だけで 調査するような場合には、300程度のサンプルで充分だと考えられています 但し、これも母集団の選び方が重要です
- pierre_1999
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それなりに有効とは思いますが、聞き方に問題があるとは思っています。 たとえば、選択肢に「むしろ○○」とあったら、それを選ぶ人が多く、 それも全て反対票として公表するやり方を露骨にしているある新聞社なんか どうかと思います。 久米さん、古館さん昔はどうとも思っていなかったですが、そこのニュース キャスターやるようになってから、きな臭くていやになりました。