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交通事故(被害者) 示談までの道のり
赤信号で止まっているところを後ろから追突されました。 相手も非を認めていて、修理代や治療費は全て相手方の保険で対応していただけることになっています。保険会社は相手方と同じ保険会社で担当部まで同じです。 頚椎と腰椎の捻挫で、治療に通っていて費用は保険会社で対応してくれています。 事故当時のトラウマで、突然涙が出たり、仕事に集中できなかったり、夜も眠れない不安定な日が続いているので 保険会社の担当者に、精神的な治療は保険会社でみてもらえないのか伺ったところ、「何年も仕事をしていますが、そんな方はいません。整形外科の先生に診てもらって下さい」と言われました。そして、「慰謝料のことを言っているのなら、治療が終わって示談交渉になった時に、慰謝料の話がありますから」とも言われました。 (1)「治療が終わって」というのは、どの段階のことなのでしょうか? 私が「もう大丈夫」と言うまでなのでしょうか?「大丈夫」と言ってしまった後に痛くなっても保証されないのでしょうか? (2)治療が長引いた場合、ずっと示談交渉も宙に浮いたままなのでしょうか? (3)慰謝料とは、どのように支払われるものなのですか? (4)100:0の場合、加害者請求は保険会社から行えないのでご自身でと言われました。示談交渉は保険会社が行ってくれるのだと思っていましたが、どの保険会社もそうなのですか? (5)示談までの道のりは、どのように進められていくのでしょうか? 経験がないので、今後どのように展開されていくのか不安でたまりません。 経験された方や専門の方のご意見、アドバイスお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
1)は完治及び症状固定と医師が診断した時です。 完治は当然ですが、例えば事故により、右腕が切断され、接合手術が行えなかった場合、現在は腕の再生治療法が存在しないため、完治することはないので、永久に治療が継続することになってしまいます。。従って、これ以上治療を続けても回復が見込めない状態(症状固定)と医師が判断したばあい、それで治療が終了することになります。 症状固定後に別の症状が発生した場合は、それが事故と関係(因果関係)があるのであれば、“医師による症状固定”の判断が誤っていたので治療が再開されます(但し医師の判断が誤っていることの証明などは困難な場合があります)。 2)示談とはその事故で発生した全ての事項について、当事者同士が和解することなので、基本的には全ての損害が判明している必要があります。 よって、示談を行うのは全てが終わってからになります。 実際には、治療費など総額は不明だが、その時点で明らかに発生している損害については、その都度(或いは一定ごと)に要求乃至支払いが行われるので、示談まで一切支払いが行われないということは無いでしょう。 3)事故による賠償は(多くの場合)損害賠償と慰謝料の二つからなります。損害賠償は事故によって直接、間接に発生した実際の損害を賠償するもので、治療費、修理費、交通費、休業補償、逸失利益等です。慰謝料は実際に発生した損害ではなく、事故によって発生した、痛い、苦しい、悲しい、悔しいなどの感情を宥めるためで、本来金銭とは無関係ですが、法律上の手続きに乗せるために金銭に換算したものです。よって、無理やり金銭に換算したものなので、計算方法についてもある程度の基準があり、多くの場合は通院期間や実治療日数等から算出します。 4)で、“加害者請求”とありますが、これは“被害者請求”だと思われます。本件で質問者が加入している保険は“自動車賠償責任保険(自賠責)”であり任意保険でも基本は“損害賠償“保険です。従ってこれらは、加入者が法的に損害賠償責任を負った場合にのみ、機能します。つまり加入者の過失が0(法的な賠償責任がない)なら保険は機能しません。 これは、弁護士法という法律によって規定されており、無過失の場合交渉を行えるのは、弁護士に(弁護士以外が交渉を行えば、違法)限られているからです。 5)上記のように実際の交渉はできませんが、保険会社が加入者の相談に乗ることは何ら制限がなく、次回以降の保険契約のこともあるので、どしどし質問してはいかがでしょうか? 尚、神経症状があるようなので、これは現在の医者に相談すべきです、心的外傷後ストレス傷害という症状である可能性があります。診断や治療にはあるていどの専門性が必要なので、場合によれば医者の紹介を要請するのがよいでしょう。もし診断を受けること自体を保険担当者が渋るのであれば、担当者の上司や保険会社の他の窓口と相談すべきです。
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- tpedcip
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1.「治療が終わって」と言う意味は症状固定してからと言う意味です。 症状固定とは医師が『これで治療は終わりにしましょう』と言った時や、医療効果が期待できなくなった状態を言います。 また、2~3ヶ月前と比べて症状に変化が無いと思われる場合は貴方から症状固定を決める事も可能です。 2.追突ですから多分頚椎捻挫でしょう。 鞭打ちの場合、事故から早くて3か月、遅くとも6ヶ月で保険会社は治療打ち切りを宣告します。 勿論治療が長引く事も有りますが、示談交渉は症状固定後で無いと損害額が確定しません。 従って症状固定後に示談となります。 貴方の場合は精神的な症状も出ていますので神経科、心療内科等一度検診された方がいいでしょう。 3.慰謝料は自賠責の場合以下のようになります。 実通院日数×4200円×2又は総治療日数×4200円のどちらか少ない方。 任意保険では隔日通院の場合総治療日数に4200円を掛けます。 ただし、事故後3ヶ月は1日4200円ですがそれ以降は75%、45%と逓減されます。(隔日通院で無い場合は増減されます) 4.貴方の過失が0の場合、貴方側の保険会社は示談交渉に参加できません。 これば弁護士法違反となります。(非弁行為) 従って相談には応じてくれますが示談交渉は出来ません。 5.先ず、治療に専念する事。 症状固定した場合、後遺障害が残れば後遺障害診断書を書いてもらう。 それを保険会社に提出。 後遺障害が負ければ、症状固定した事を保険会社に連絡、保険会社は損害額を確定させた後、示談の連絡を入れてきます。 貴方の場合、任意一括(保険会社が自賠責を含めて対応をする事)ですから保険会社に任せていれば問題は無いと考えます。
お礼
同乗者がいたのですが、持病があるため、保険での治療はほとんどみてもらえそうになくて愕然としていたのですが 慰謝料の計算も、教えていただいた内容だと通院日数や治療日数とあるので、慰謝料もほとんどもらえなそうで同乗者に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 >先ず、治療に専念する事。 早く快復してきれいサッパリ忘れたいです。 詳しい回答ありがとうございました。
- ken200707
- ベストアンサー率63% (329/522)
“でも、きちんと治したいし” 被害者がこう考えるのも当然ですし、ましてや質問文からは質問者の過失は皆無のようなので、もっともだと思います。 しかし、医学は魔法ではないので、必ず事故以前の状態まで回復できるとは限りません。よって、現実を受け入れ対応していく必要があるでしょう。 また、賠償を受ける権利(損害賠償請求権)は無期限に有効な訳ではなく、一定の時効(この場合事故発生から2年間2)があり、時効の完成を阻止するには相応の法的手段をとる必要があります。よって、不必要に示談(和解)を長引かせることにメリットはありません。 但し、この時効は事故による必要な治療が2年以上になった場合、2年以降の部分の補償がなくなるという意味ではありません。 自賠責は、自動車損害賠償保障法に基づき、引き受ける保険者(保険会社のこと)が決められており、実際の業務は各保険会社が行います(任意保険を受け付ける、名の通った保険会社は、大抵保険者になっています)。 よって、質問者は特に自賠責・任意の違いを認識する必要はありません。 全て任意保険会社が処理してくれます。 認識する必要が出てくるのは、例えば、質問者が任意保険に加入していなかった場合や、過失0事故において加害者側が任意保険に加入していなかった場合です。 また、可能性として過失0事故で加害者側が自賠責にすら加入していなかった場合は、自動車損害賠償保障事業により自賠責と同様の保証を受けることができます。 同一保険会社の場合いろいろ疑心暗鬼になるのもうなずけますが、実際にそうひどいことにはなりません。まず、彼らも単なる社員なので個々の事故に思い入れがあるわけではなく、単なる仕事として処理していくでしょう(本件で無理な要求をしても、別件で逆の立場になる可能性がありますから)。また、国が監視しているので無茶はできないし(下手すりゃ業務停止ですから)、また、不公平と感じたらそれなりの調査を行い、対応する機関もあります。 下手に最初から担当者の言動を疑ってみるよりは、まず素直に話を聞いてみてはいかがでしょうか?、社内向けはともかく、加害者に対しては、質問者の味方なのですから。
お礼
>全て任意保険会社が処理してくれます。 安心しました。ホッとして涙が出ちゃいました;; 何度も丁寧に説明いただいて助かります。 アドバイスいただいた通り、あまり神経質になり過ぎずに対応していこうと思います。 ありがとうございました。
1)通常は医師が完治と認めた場合です 後遺症については別途補償を受けられるような示談にすればいいですよ 2)あまり長引く場合は後遺症が認定されると思います 3)慰謝料については自賠責の計算方法で行くなら参考URL貼っておきます(説明長くなるのですみません) 4)非弁行為と言って法律で認められていないため、0側の保険会社は介入できないことになっています。 5)まず治療に専念されて、保険会社と連絡取りつつ、医師が治療を終了すると言えば診断書を保険会社に提出すればいいです。 ちなみに、精神的に具合がよくないということですが、整形外科の先生に相談してもいいです。日本は専門医制度ではないので、大学ではみんな同じ勉強をしています。だから、治療を求められて「専門外だ」とッ拒否することは医師法違反になります。 でも、専門的な知識が無いから紹介状書きましょうか?と言われると思いますので、書いてもらって保険会社にそう言ってみるといいですよ。要は事故との因果関係が認められれば問題ありません。
お礼
早々の回答ありがとうございます。 慰謝料についてのURL、分かりやすくて助かりました。 お恥ずかしい話ですが、「自賠責保険」とは「誰もが入らなければならない保険」というだけで、実際どのようなものなのか全く知りません。 「任意保険」とは別に「自賠責保険」のことも考えなくてはいけないのでしょうか?? 追加質問なのでココでマズイ場合は、再度質問致します。宜しくお願いします。
お礼
×加害者請求→○被害者請求です。ご指摘ありがとうございます。 たくさん、分かりやすくご説明いただき感謝いたします。 いつまでも治療を続けていては、解決も長引くということですね。。。でも、きちんと治したいし。はぁ~、長い道のりになりそうで気が重いなぁ。 保険会社の私側の担当者も「相談には乗れるので、遠慮なく」とは言ってくれていましたが、加害者側と同じ部署ということもあり、どこまで信用していいのか悩んでいます。 「自賠責保険」については全く頭になくて、「任意保険」の保険会社の方としか話をしていません。自賠責保険の方とも交渉をしなくてはいけないのでしょうか?